メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

オイルサーディンのパスタ②オイルソース

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ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『オイルサーディン』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。

 

★オイルサーディンとジャガイモのペンネ

材料(2人分)

ペンネ(ショートパスタ)   100g

オイルサーディン         4匹

ジャガイモ            1個(120g)

ニンニク(みじん切り)      1片

アンチョビー(  〃  )      1枚

イタリアンパセリ(粗みじん切り) 4枝

白ワイン           大さじ2

レモン汁           小さじ2

オリーブオイル          適量

塩、コショウ          各適量

香草パン粉            適量(写真無し)

*香草パン粉は下準備のところで材料と作り方を記載しています。

 

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下準備

①ジャガイモ:皮をむき8㎜角棒状に切り、10分ほど水に晒してアクを取り水気を切っておく。

香草パン粉を作る:

香草パン粉の材料(材料写真なし / 作りやすい量 )

・パン粉            大さじ4

・ニンニク(みじん切り)      1片

・アンチョビー( 〃 )       1枚

・ミックスナッツ(無塩)     20g

イタリアンパセリ(みじん切り)1〜2枝

ローズマリー(乾燥)     小さじ1

オレガノ(乾燥)       小さじ1

・オリーブオイル          適量

香草パン粉の作り方

1 )  ミックスナッツ(くるみ、アーモンド、カシューナッツ)は粗く刻む。

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2 ) フライパンにパン粉と刻んだミックスナッツを入れて乾煎りし、パン粉がキツネ色に色づいたら取り出す。

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3 ) フライパンをサッと拭いてオリーブオイル、ニンニク、アンチョビーを入れて弱火にかける。

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4 ) ニンニクが色づいてきたら刻んだ香草類を加えて軽く炒め、2 ) の乾煎りしたパン粉とミックスナッツを戻し入れてざっと混ぜて火を止める。

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作り方

  1. フライパンにオリーブオイルを入れて温め、ジャガイモを入れて中火で焼く。時々返しながら焼いてジャガイモが透き通ってきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにニンニクとアンチョビー、オリーブオイルを足し、火を少し弱めて加熱する。

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  2. ニンニクが色づいてきたらジャガイモと炒め合わせ、オイルサーディンを加え、粗くほぐして全体を炒め合わせる。別鍋でパスタを茹で始める。(今回のペンネは茹で時間7〜9分のものでした。)

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  3. フライパンのジャガイモとオイルサーディンが馴染んだら白ワインを加えて煮立たせ、イタリアンパセリの半量を加えて炒め合わせる。

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  4. 茹で上がったペンネをフライパンに移し、パスタの茹で汁お玉1杯加えてよく混ぜ合わせる。味をみて塩とコショウで調整し、火を止めてオリーブオイルとレモン汁を加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分ける。香草パン粉と残りのイタリアンパセリを散らして出来上がり。

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調理の途中でふと気付いたこと。そういえば『サバ缶』テーマの時もジャガイモと合わせてオイルソースのパスタを作ったような…?パスタを茹でている間に自分のブログを慌ててチェック。やってしまいました。材料はほとんど同じです。

 

 

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このパスタはボツ?作り直す?美味しくできそうなのになあ、と肩を落としかけた時、思い出したのが『香草入りパン粉』。別の料理用に数日前に作ったものが冷蔵庫に有り。救世主発見です。

 

南イタリアの料理ではパスタにチーズの代わりにパン粉を振りかけることがあるようです。以前に香草入りパン粉作ってみたらあまり美味しく出来ず、パスタにかけても今ひとつでした。その後しばらく挑戦していなかったのですが、肉料理などに使ってみようかと思い立ち数日前に再挑戦。

 

今回の香草入りパン粉にはナッツも加えてみました。イタリア料理では『松の実』がよく使われますがちょっとお高いので、松の実に代えて、ビールのお供に買っておいた『ミックスナッツ』を使ってみました。『ナッツ入り香草振りかけパン粉』(そのまんまの名称)の出来上がりです。案外上手く出来上がっていたので、今回のパスタに使ってみることにしました。

 

材料や味付けが同じようなパスタでも、この『ナッツ入り香草振りかけパン粉』をひと振りするだけで印象がガラリと変わりました。香ばしさが加わり、さらにナッツの食感も良く、ひと味違った美味しさでした。

 

『ナッツ入り香草振りかけパン粉』(長い!)ちょっと一手間〜ちょっと面倒かもしれませんが、一度作れば何かと便利なお助けアイテムになりそうです。パスタに限らず肉や魚料理などにも幅広く使えそうです。興味がありましたら是非お試しください。

 

サバ缶同様、オイルサーディンもジャガイモとはなかなかの好相性。素朴なジャガイモに魚のコクと風味がしみて、より美味しさが増す上、イタリアンパセリなどの香草の爽やかな香りは青魚のクセを和らげます。ツナ缶よりもコクがあり、サバ缶ほどは主張しない(と思う)オイルサーディン。青魚が苦手な方にも美味しく食べていただけると思います。

 

今回使ったオイルサーディンは個体が大きかったので崩して使ったため、見た目はなんだか分からなくなってしまいましたが、小さいものであれば仕上げに1〜2匹そのままの形で上に乗せると、もっと見た目も良くなると思います。

 

 

 

オイルサーディンについて①

今回使ったオイルサーディンは1缶の内容総量90g / 固形量65gで、プリッとしたカタクチイワシが6〜8匹入ったものです。たまに行く激安スーパーの99円(税別)均一コーナーで購入しているものです。安いです。

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頻繁には行かないスーパーなので、行った時には数缶まとめて買っておきます。メジャーなブランドではありませんが、オイルサーディン自体の個体が大きいのが気に入って購入している、我が家のほぼ常備品です。

 

今回のテーマでは約3缶使用する計算です。計算上ちょっと余りますが、パスタの他にはスライスしたタマネギなどと一緒にパンにのせてブルスケッタにしたり、サラダに使ったりと、そのままでも食べられて使い勝手が良いのですぐに消費できます。もう一品欲しい時のお助け食材として重宝しています。

 

栄養満点な青魚系缶詰のオイルサーディン。栄養と健康効果については改めて触れたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

次回はクリームソースのパスタです。