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今回のテーマ『真ガレイ』の第4回、最終回は和風パスタです。
『真ガレイ』は6月中に終了するつもりだったのに、やはり(?)大幅に遅れてしまいました💧
★真ガレイの卵とナスの和風スパゲッティ
材料(少なめ1人分)
スパゲッティ 60g
真ガレイの卵の煮付け 50gくらい
ナス 中1本
小ネギ(小口切り) 1本分
炒りごま 小さじ1/2くらい
●調味料など
オリーブオイル 適量
ごま油 少々
おろしショウガ(チューブ入り)少々
日本酒 小さじ2
めんつゆ(4倍濃縮) 小さじ1/2
下準備
①真ガレイの卵の煮付け:7〜8㎜角くらいに切る。飾り用に少々除けておく。
*『真ガレイの香草焼き』で残った真ガレイの卵を佃煮風に煮付けたものを使いました。作り方はパスタの後で簡単に説明します。
*『真ガレイの香草焼き』については、よろしかったら第1回のトマトソース編をご参照ください🙏
②ナス:ピーラーで皮を剥き7〜8㎜角くらいに切る。水に晒してから水気を切っておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイルと少々のごま油を入れ、ナスを加えて炒める。
ナスに火が通ったら、飾り用に除けた以外の『真ガレイの卵の煮付け』を加える。別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間9分を8分で茹でています。)
- ナスと『真ガレイの卵の煮付け』をサッと炒め合わせ、日本酒を加えて強火で煮立て、
スパゲッティの茹で汁お玉1杯くらい、
おろしショウガ、
めんつゆを加えて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースとよく和える。
味をみて足りなければめんつゆ、又はしょうゆ少々加えて調整する。(少し甘めだったので、しょうゆをちょっぴり加えました。)
火を止めて、オリーブオイル又はお好みでごま油少々加えてザッと混ぜる。
お皿に装い、飾り用の『真ガレイの卵の煮付け』を乗せ、炒りごまを指で捻り潰しながら全体にかけ、小ネギを散らして出来上がり。


幼少の頃、甘辛く煮たカレイの煮付けが大好きでした。そのカレイが子持ちだった時には大喜びで、魚の身よりも卵を優先的に食べていた気がします😁。
今回のパスタ、真ガレイは卵だけながら煮魚の風味を感じます。ちょっと崩れた甘辛味の真ガレイの卵が全体に絡み、コックリした味わいです。あまり夏向きじゃなかったかな?それでもショウガとしょうゆが効いているので意外とサッパリ。ごま油の風味も食欲をそそります。
飾り用の『真ガレイの卵の煮付け』は柔らかく、口に入れるとホロホロと溶けていくようです。魚(卵?)の旨みが溶け込んだソースを吸ったナスも柔らかで良い味わいです♡
『真ガレイ』の身もあればもっと食べ応えがあるのにな、親子スパゲッティにしたかったけど食べちゃったからな、などとも思いながら、卵の美味しさを味わうひと皿に満足、たいへん美味しくいただきました。
真ガレイの卵の煮付け
材料
真ガレイの卵 約100g
*『真ガレイの香草焼き』の残りもの。加熱したものですが中は半生。骨から外す際に1本崩れました。汚く見えますが齧ったものではありません💦
●調味料
出汁 カップ1
酒 大さじ3
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
作り方
- 真ガレイの卵は1㎝幅くらいに切る。

- 小鍋に調味料を全部入れ、ひと煮立ちしたら真ガレイの卵を入れて煮る。
弱めの中火で煮詰め、煮汁がほとんどなくなったら出来上がり。


しっかり煮たので「煮付け」というよりほぼ「佃煮」です。以前「たらこの佃煮」をいただいたことがあって、それがとても美味しかったことを思い出し、カレイの卵でも美味しくなるに違いない!と作ってみました。案の定(?)美味しくできました♪
カレイの卵は火が通りにくく、十分火を通さないと食中毒の危険があるので、今回のような佃煮風にすると安心して食べられると思います。ご飯のお供にぴったりでオススメです。実際残った分はやはりご飯のお供に消えました。
今回パスタに使った『真ガレイ』は約1枚分。ちょっと大きめな600gくらいのものだと頭や内臓を除いて焼いた身は400gくらいになり、ちょうど使い切れそうです(子持ちだったり、つまみ食いすると足りないけれど💧)。特売日のスーパーで購入した『真ガレイ』は100gあたり税抜48円の“超”お買い得♪計算上では(?)およそ300円で“ご馳走”を楽しめます👍
安くて美味しい『真ガレイ』。煮魚や塩焼きも美味しいけれど、他の料理にも使ってみたくなる魚でした。今回つまみ食いが仇となって作れなかった『真ガレイの親子パスタ』にも挑戦したいなぁ♡
今年も全国的に暑い夏になりそうですね。北海道でも今年は6月から真夏のような暑さが始まったので、この先7月8月がどんなことになるのやら…。体力だけはある方だけど暑さには滅法弱いので、ここ数年の夏の暑さは恐怖でしかありません💦
異常な暑さでまた野菜不足になるかも?お米はどうなる?というのも大きな心配事。農家の方々の心配はより深刻なものに違いないのに、我々の食を支える第一次産業に対する政府の無為無策には腹立たしさを通り越して呆れるばかり。小手先の備蓄米の放出だけで、さも大きな手柄を立てたように得意顔になっている政治家の厚かましさったら。
米問題を始め、なんでもかんでも値上がりで延々と続く物価高。毒も吐きたくなりますよ。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
『真ガレイ』はようやく終了となります。次回は食材テーマが変わります。