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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回は番外編、クリスマス、年末のホームパーティにオススメの『パーティーパスタ』特集です。第1回は『オイルサーディンのペンネ』です。
★オイルサーディンのペンネ トマトソース
材料(大皿分)
ペンネ(ショートパスタ) 200g
オイルサーディン 1缶(約70g)
ニンニク(大 / 潰す) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 1/4個(約50g)
アンチョビー(大きめのフィレ) 1枚
白ワイン 大さじ3
トマトソース カップ1
黒オリーブ(輪切り) 8個
ケッパー(粗みじん切り) 大さじ1
イタリアンパセリ(乾燥) 小さじ1
イタリアンパセリ(生 / 粗みじん)4〜5枝
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
*今回使ったオイルサーディンは今まで使ったことのない缶詰で、缶を開けてみると予想もしなかった大きなイワシが2本ゴロッと入っていてちょっとびっくり。調理しやすいように切り分けましたが、切り方が悪くて見た目が悪くなってしまいました。見苦しくてスミマセン。
作り方
- 鍋または大きめのフライパンにオリーブオイル、ニンニク、タマネギを入れて弱火にかける。
ニンニクの香りが出てきてタマネギも透き通ってきたらアンチョビーを加えて炒める。
アンチョビーが溶けて馴染んだらオイルサーディンを加えてザッと炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら白ワインを加えて煮立たせる。*このあたりでパスタを茹で始めています。(表示茹で時間7〜9分を8分で茹でています。)
トマトソースを加えて混ぜ合わせ、
黒オリーブ、ケッパー、乾燥のイタリアンパセリを加え、
パスタの茹で汁お玉2杯を加えて煮る。
- 茹で上がったペンネを鍋に移し、 ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。 味を見て足りないようなら塩、コショウで味を整え、火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、 お皿に盛って刻んだイタリアンパセリを散らして出来上がり。
パーティー料理ではおそらく肉・魚料理がメインとなるので、パスタは脇役かもしれませんが、個人的には無いと寂しい、あると嬉しい料理のひとつ。冷蔵庫の余りものでパスタ作りを日々楽しんでいる“家庭パスタ愛好家”としては、要するに作りたいし食べたいのです。
写真は大皿に盛ったものですが、新型コロナ感染症予防対策での『新しい生活様式』としては、残念ながら大皿料理はNGなので、個々のお皿に盛り分けてから食卓に出すのが良いでしょう。
もしくは一旦大皿で『お披露目』(?)した後、人数分の小皿にすべて取り分けてしまってから個々に提供するのが良いと思います。
大皿に盛ってテーブルに置くとメイン料理にも引けを取らない豪華な一品になり、華やかな食卓の演出にもなるんですけれどね。残念ですが仕方ありません。家族が集まるだけのパーティーならいいかな?とも思いますが、用心用心。食卓の演出より大事ですね。
今回のパスタは、以前のテーマでご紹介した『オイルサーディンのパスタ①トマトソース』のアレンジ版で、パスタの種類を変え、オリーブやケッパーを加えて作ってみたものです。
ご参考まで。
オリーブを入れると風味も加わり、輪切りにした可愛らしい形は(写真では隠れていますが)見た目のアクセントにもなります。ケッパーは酢漬けのものを使っているのでサッパリとした後味となり、酸味が全体をキリッと引き締めてくれるようです。
タイトルに入れたように主役はオイルサーディン!オリーブもケッパーも、オイルサーディンをより美味しく味わうための脇役として、旨味、コク、風味を加えるといった活躍を見せてくれています。また、『オイルサーディンのパスタ①トマトソース』同様、隠し味のアンチョビーも大活躍。磯の香りが一段と増し、豊かなコクで味のグレードアップに貢献してくれています。
前回使ったパスタのブカティーニは好きなパスタの一つなので、今回も使ってみたかったところですが、雰囲気を変えたかったのと、食べやすく且つ伸びにくいという点からショートパスタのペンネを選びました。量を多く作る時はショートパスタがオススメです。
今年のクリスマスや年末年始は、好むと好まざるとにかかわらず、ご自宅で過ごされる方が多いと思います。『ステイホーム』を少しでも楽しい時間にするための、ささやかながらも美味しいヒントの一つになれたら幸いです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回もパーティーパスタをご紹介いたします。