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ちょっぴり時期外れ気味ではありますが、我が家ではまだ美味しくいただいている『ふき』をテーマにお送りしています。第3回はクリームソースのパスタです。
★ふきとシーフードのクリームパスタ
材料(少なめ1人分)
ペンネ(ショートパスタ ) 50g
ふき(下処理済み) 50g
タマネギ(みじん切り) 40g
冷凍シーフードミックス 60g
イタリアンパセリ(乾燥) 適量
●調味料など
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 少々
日本酒 小さじ2
生クリーム 1/4カップ
柚子コショウ 小さじ1/4
粉チーズ 大さじ1+α
下準備
①ふき(下処理済み・冷蔵保存・4〜5㎝長さに切ったもの):
両端を斜めに切り落とし、パスタのペンネと同じ形にする。
*切り落とした部分も使います。
*ふきの下処理については、第1回のトマトソース編に詳しく載せています。お手数ですが、良かったらご参照ください。
②冷凍シーフードミックス:半解凍状態で刻む。
*そのままで調理可能ですが、やはり気になるのでエビの背ワタは取り除きました。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとタマネギを入れ、弱めの中火で焦がさないように炒める。タマネギがしんなりしてきたら、別鍋でパスタのペンネを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間12分を11分で茹でています。)
- 刻んだシーフードミックスを入れ、火をちょっぴり強めて炒める。
シーフードミックスの水気が飛んだら、ふきとふきの切れ端を加えて炒める。 - 全体に油が回ったら日本酒を加えて強火で煮詰め、
パスタの茹で汁お玉半分ほど加えて混ぜ合わせ、
ひと煮立ちしたら生クリームを加えて混ぜ合わせて煮る。
パスタが茹で上がる少し前に、ソースに柚子コショウを加えて溶かしながら混ぜ合わせる。 - 茹で上がったペンネをフライパンに移し、ソースとよく和える。味をみて足りなければ塩少々加えて調整する。
粉チーズを加え、火を止めてザッと混ぜ合わせ、
お皿に装い、イタリアンパセリを散らして出来上がり。*お好みで追いチーズ。
材料の準備中にふと思いつき、『ふき』をペンネと同じ形にしてみました。「だからどうした?」ですが、なんだか楽しい気分になり、食べながら「あらぁ、ペンネだと思ったら『ふき』だったの?」なんて言いながら、ひとりで盛り上がっていました。阿呆らし、でも楽し。
さて、合わせたシーフードミックス。使いかけの残りがあるので、そろそろ使ってしまいましょう♪と冷凍庫をゴソゴソしていたら、え?何これ?更に時間が経過していた別の使いかけを発見!冷凍庫内の在庫はほぼ完璧に(?)把握しているつもりだったので、なんとも情けない気分に陥りました…。
使えないことはなさそうだけれど、一部冷凍焼け気味で見た目“悪”。それでも勿体無いので気になる部分を取り除き、使ってみることに。結果、使えました。食べられました。不味くもありませんでした。でもねぇ…何に対してかわからないけれど、なんだか申し訳ないような、恥ずかしいような、腹立たしいような気持ちになって、「いやぁ、これは作り直さなきゃダメでしょ!」と再挑戦を決意。
そんな訳で今回のパスタ、冷凍保存は永久保存じゃないんだよ!と怠惰な自分を戒め、反省も込めての2回目の挑戦でした。材料の種類、分量などはほぼ同じ、仕上がりの見た目もほとんど変わらないながら、なんだかとっても美味しく仕上がったみたいに思えて気分は上々。満足のいくひと皿となりました(いつもの自己満足です)。
肝心の出来上がったパスタについて。刻んだシーフードは具材というよりソースの一部のような感じですが、口に入れるとほんのり潮の香りが広がります。シーフードとクリームの甘みで『ふき』のほろ苦さが引き立つようで『ふき』の存在感が増しました。柚子コショウがピリリと効いた、普段とひと味違うクリームソースはコックリしながらも後味スッキリ。爽やかな香り高い『ふき』との相性も良く、味わいのあるひと皿となりました。
『ふき』みたいなペンネと、ペンネみたいな『ふき』を交互に口に運ぶ度、シャキシャキとモチモチの食感と共に、ウキウキ楽しい気分も味わいながら〜反省はどこ?〜、たいへん美味しくいただきました。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は和風パスタです。