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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。残りもの食材で作る『スープパスタ』特集の第3回は、クリームソースのパスタです。今回使った残りもの食材は“ゴボウ”と“シイタケ”と“エノキ”です。
★ゴボウとキノコのチーズクリームのスープパスタ
材料(2人分)
ペンネ(ショートパスタ) 60g
ゴボウ(大きめササガキ) 50g
シイタケ 3枚
エノキ(長さ半分に切る) 50g
厚切りベーコン 50g
タマネギ(薄切り) 50g(約1/4個)
イタリアンパセリ(粗みじん切り)適量
●調味料など
オリーブオイル 適量
無塩バター 5g
白ワイン 大さじ2
固形ブイヨン 1/2個
ローリエ 1枚(写真なし)
水 カップ2+1/2
牛乳 カップ1
生クリーム カップ1/4
クリームチーズ 50g
塩、黒コショウ 適量
下準備
①ゴボウ:大きめのササガキにし、ごく薄い酢水に晒してアクを取り、水気を切っておく。
②シイタケ:カサと軸を切り離し、カサは5〜6㎜幅に、軸は千切りに切る。
③エノキ:長さ半分に切り、下半分はほぐしておく。
④厚切りベーコン:5〜6㎜角の棒状に切る。
⑤クリームチーズ:スープに加えるので、溶けやすいように1㎝角くらいに切っておく。
作り方
- 鍋にバターとオリーブオイル少量、タマネギ、ベーコンを入れて弱火で加熱する。
ベーコンから脂が出て軽く焼き色がつき、タマネギもしんなりしたらゴボウを加え、少し火を強めて炒める。
ゴボウに油がまわったら、シイタケとシイタケの軸を加えて塩少々振って軽く焼き付けるように炒め、
最後にエノキを加えて炒める。
- 全体が馴染んだら白ワインを加えて火を強めて煮立たせ、
水2+1/2カップを加え、
煮立ってアクが出てきたら取り除く。
ローリエと固形ブイヨンを入れて中火で2〜3分煮る。
- ペンネを鍋に加え、
煮立ってきたら火を弱め、蓋をして袋の表示茹で時間通りに茹で始める。(ここで使ったパスタの茹で時間は12分です。)
- ペンネを煮ている間に牛乳を温め、茹で上がり時間の3〜4分くらい前に鍋に加え、沸騰させないように煮る。
茹で上がりの1〜2分前に生クリームを加えて軽く煮詰める。
- ペンネの茹で上がり時間になったら火を弱め、お玉にクリームチーズを入れて鍋のソースに少しずつ溶かしながら加える。 よく混ぜ合わせて味をみて、足りなければ塩を加えて調整し、黒コショウを少々振ってひと混ぜして火を止める。 お皿に盛り分け、黒コショウを振って刻んだイタリアンパセリを散らして出来上がり。
クリームチーズを加えた濃厚クリームスープの具だくさんパスタ。カロリー高めかもしれませんが、“具だくさん”の半分は低カロリーのシイタケとエノキ。ゴボウは少々カロリー高めながら食物繊維は豊富な野菜。食後血糖値の上昇も罪悪感も(?)緩めてくれます。なんてね。
キノコもゴボウも香り良く、食感も良く、食べ応えがあります。濃厚スープに負けない存在感ながらクリームソースとの相性が良いので、美味しく調和してくれます。
スープは濃厚ながらクリームチーズの軽い酸味でサッパリ感もあり、スパイシーな黒コショウの風味で引き締め、飽きのこない味わいに仕上がっていると思います。カロリーを気にしなければ、さらに粉チーズをかけても美味しいです。
スープパスタの場合、パスタはアルデンテより軟らかい方が食べやすくて美味しいと思うので、このパスタでもペンネは少し軟らかめにしています。好みですね。そういえば知り合いのイタリア人は普通のパスタでもアルデンテより軟らかいパスタが好きだと言っていたっけ。ええ?イタリア人なのに?と思ったものでした。
暦の上では今日は大寒。寒い日にオススメ、具だくさんでお腹を満たしてくれて、体も心も温まるようなスープパスタです。良かったらお試しください。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は和風のスープパスタです。