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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。番外編『パーティー料理のパスタ』特集の第3回は、マッシュルームを使ったパスタです。
★マッシュルームとハムのトマトペンネ
材料(大皿分)
ペンネ(ショートパスタ) 200g
マッシュルーム(白) 1パック(約100g)
タマネギ(薄切り) 1/4個(約50g)
ロースハム(切り落とし) 約100g
赤ワイン 大さじ3
ブイヨン カップ1/2
トマトソース カップ3/4
無塩バター 10g
オリーブオイル 適量
塩・コショウ 各適量
モッツァレラチーズ(ひとくち) 1袋
バジルの葉 2〜3枚
粉チーズ(お好みで) 適量
下準備
①マッシュルーム:4つ割りに切る。
②ロースハム:1 〜1.5㎝角に切る。
③ブイヨン:固形ブイヨンを1/2カップのお湯に溶いておく。
作り方
- 鍋または大きめのフライパンにオリーブオイル、バターの半量とタマネギを入れて弱火にかけ、じっくり炒める。
タマネギがしんなりしてきたら鍋の端に寄せ、空いたところにマッシュルームを入れて塩少々振って、火を少し強めて焼く。
マッシュルームに軽く焼き色がついたらタマネギと炒め合わせ、ロースハムも加えて炒め合わせる。
*この辺りでパスタを茹で始める。( 表示の茹で時間12分のパスタを11分で茹でています。)
- 全体が馴染んだら赤ワインを加えて煮立たせ、
ブイヨンを加え、
トマトソースを加えて混ぜ合わせて煮る。
- 茹で上がったペンネを鍋に移し、
ソースを吸わせるように良く混ぜ合わせる。
味をみて塩、コショウで調整し、バターを加えて混ぜ合わせ、
モッツァレラチーズの半量(10個くらい)を加え、
火を止めてザッとひと混ぜしてお皿に盛る。残りのモッツァレラチーズと、バジルの葉を手でちぎって載せて出来上がり。
*(写真はありませんが)お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
★(前回も書きましたが)新型コロナ感染症予防対策での『新しい生活様式』としては大皿料理はNGなので、個々のお皿に盛り分けてから食卓に出すのが良いでしょう。
もしくは一旦大皿で『お披露目』(?)した後、人数分の小皿にすべて取り分けてしまってから個々に提供するのが良いと思います。
数年前イタリアに行った時1,99€で購入したミニミニ料理冊子に載っていた『ポルチーニとハムのスパゲッティ』というパスタが美味しそうだったので、そのレシピを参考にして作った一皿です。生のポルチーニ茸は手に入らないので手近なところでマッシュルームを代用、スパゲッティはペンネに変え、レシピには入っていなかったモッツァレラを加えるなど、かなりアレンジ。元のパスタとはほぼ別物になってしまいましたが、美味しく仕上がったのでご紹介します。
実際作ったのはホームパーティー時ではなく、友人が遊びに来てくれた時にランチとして単品で作ったものですが、大きめのお皿に盛り付けただけでちょっぴりパーティー気分も味わいました。
ロースハムは普段はスーパーの特売日に、丸型薄切り4枚1パックで50円(税別)のものを買うのが常なのですが、以前デパ地下に行った時、厚切りの切り落としがタイムセールで売られているところに遭遇し、嬉々として購入しました。お歳暮の詰め合わせギフトになるだけのことはあって、塊のロースハムは結構なお値段。自分で買うことは滅多にないので、切り落としとはいえ多少厚みのあるロースハムをお得に購入できたのはなんともラッキーでした。
マッシュルームは以前テーマにした時と同じ、お手頃価格のブランドきのこ『とかちマッシュ』を使っています。香りの強いブラウン系がなかったのでホワイトマッシュを使いましたが、新鮮だったおかげか、なかなかの香りでした。ロースハムはベーコンほど味も香りも強くないので、マッシュルームを邪魔することはなく、良いバランスでどちらも美味しく味わうことができました。
赤ワインの風味がご馳走感を演出。トマトソースにもコクが加わり、味に深みが出たように感じます。マッシュルームの香りともよく合って、美味しさがさらにグレードアップしました。
モッツァレラチーズもご馳走要素。今ではスーパーでも当たり前に売っている定番商品となったモッツァレラチーズですが、昔々私が若かりし頃は、小洒落たイタリアンレストランでしか口にすることができなかったような気がします。そんなこともあって昭和世代の身としては、モッツァレラチーズは〜高かろうが安かろうが〜今だに『ご馳走』のイメージなのです。
ちょっと話が逸れました。
さて、モッツァレラチーズの調理の途中で加えた分は奥でトロリと溶けてパスタに絡み、仕上げの分は余熱でとろけかかった状態になるのがまた格別です。今回はひとくちサイズのモッツァレラを使いました。見た目も可愛らしくて見栄えがするので、パーティーでの楽しさも演出してくれそうです。
材料が少なく、工程もシンプルで簡単に作れるパスタです。良かったらお試しください。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
クリスマスにはまだ間があるので、もうひとつくらいパーティーパスタをご紹介できればと思っています。