メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

秋のごちそう②栗のパスタ:後編〜トマトソース

 

ご訪問ありがとうございます。

 

11月に入り“秋の味覚”『栗』の季節も過ぎてしまいましたが、“秋のごちそう”として『栗のパスタ』特集の続きです。後編はトマトソースのパスタです。

 

 

★栗と豚肉&キノコの香草風味トマトパスタ

材料(少なめ2人分〜大皿に装う分)

ペンネ(ショートパスタ) 100g

茹で栗              6個

ニンニク(みじん切り)    1/2片

タマネギ(みじん切り)   50g

豚切り落とし肉      100g

マイタケ          50g

ブナシメジ         50g

好みの香草            適量

ローズマリーオレガノイタリアンパセリ(すべて乾燥)を各小さじ1/2くらい使用

●調味料など

オリーブオイル      適量

白ワイン       大さじ2

トマト水煮(あらごし)カップ

顆粒コンソメ       少々

塩、黒コショウ     各適量

 

下準備

①茹で栗:皮を剥く。

1 ) 栗の下のザラザラした部分を薄く切り落とす。

2 ) 切り口に包丁の刃元を引っ掛けるようにして、外側の鬼皮を剥がす。

*両手がふさがって包丁で剥がすところが撮影できません😥

 3 ) 鬼皮を剥がしたら、最後に渋皮を剥く。(実を崩さないように気をつけましたが少し崩れました。)大きいものは半分に切っておく。

*こちらも撮影できずじまい😥

*前回の写真の使い回しです。

 

②豚切り落とし肉:ひと口大に切り、軽く塩コショウをまぶしておく。

③マイタケ、ブナシメジ:石づきを取り、ほぐしておく。ブナシメジは長いものは半分くらいに手で千切る。

 

作り方

  1. 深めのフライパンにオリーブオイルとニンニク、タマネギを入れて熱し、中火〜弱火で炒める。

    タマネギが透き通ってきたらフライパンの端に寄せ、空いたところに豚肉を入れて焼く。

    豚肉の表面が白くなってきたらタマネギと炒め合わせて

    フライパンの端に寄せ、空いたところにキノコのマイタケとブナシメジを入れ、塩少々振って焼く。

    *豚肉に火が通り過ぎて硬くならないように、フライパンを火から少しずらしています。 

    キノコに焼き色がついてきたら豚肉と炒め合わせる。パスタのペンネを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間12分を表示通り茹でています。) 

  2. 全体が馴染んだら白ワインを加えて強火で煮詰める。

    アルコールが飛んで煮詰まったらトマト水煮、

    パスタの茹で汁お玉2杯弱くらい、

    顆粒コンソメ少々、

    好みの香草を加えて煮る。

    パスタが茹で上がる2〜3分前に、フライパンのソースに栗を加えて煮る。

     

  3. 茹で上がったペンネをフライパンに移し、

    ソースとよく和える。味をみて足りなければ塩少々加えて調整する。黒コショウを加えて味を整える。

    火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、

    お皿に装い、あればイタリアンパセリ(分量外)を散らして出来上がり。

    *粉チーズかけようかなぁと思いながらパクパク、パクパク…食べ終わってしまいました。

 

後になって気づいたこと:主役の栗が目立ちません。マイタケが見当たりません(マイタケは下にたくさん隠れていました)。出来上がりの見た目など反省点は多いものでしたが、この栗のパスタ、トマトソースバージョンも美味しかったです♡

 

『栗』が甘いので今回も黒コショウを多めに加えて甘みに対抗。トマトソースの旨味と酸味、秋感を盛り上げようと加えたキノコ〜マイタケとブナシメジの香りもあり、結果『栗』の甘さが突出することなく、時々口に入る(数も少ないせい?)ほんのり甘い『栗』のほどほどの存在感が心地よく、バランスが良かったみたいです。

 

栄養プラス〜タンパク質に、今回は豚肉を選びました。“なんとなく”です。最初はベーコンか鶏肉、あるいは何かのひき肉にしようかと考えていましたが、どれもこの日の気分じゃなく、ちょうど豚肉の切り落としを購入していたので、“なんとなく”いいかも?と選んだ次第。多分成功?栗は豚肉とも相性が良かったようで、この組み合わせも“有り”だと思いました♪

 

色々な香草の香りで、“なんとなく”ごちそう感もさらにグレードアップ。栗&キノコで秋の風味満載のごちそうのひと皿、たいへん美味しくいただきました。

 

 

さて、パスタで使った以外の栗は、生栗から栗ご飯に調理したものも有り。栗ご飯を作るときは大抵は茹でた栗を加えているのですが、今シーズンの栗ご飯第1弾は、生栗で作ってみました。食べ応えが欲しくて鶏肉を合わせての“鶏栗ご飯”にしました。

鶏もも肉は表面をこんがり焼いた後、出汁にみりん&しょうゆを加えたちょっぴり甘辛味で煮て、炊飯の途中で加えています。栗はお米と一緒に最初から炊いたのだけれど、ちょっと固かった。全体の味は良かったので、それだけに残念。冷凍した茹で栗が残っているので、第2弾は成功させたいと思っています。

 

 

今回久しぶりに生栗を扱ってみて、水に浸ける下ごしらえから口に入るまでの時間や手間を考えると、『栗』っていうのはなんとも手間のかかる食材だと改めて思いました。でも手間がかかった分だけ、ようやく口に入った時には美味しさもひとしおです。料理に取りかかり渋皮を剥きながら「あ〜、崩れちゃった」と絶好の機会(?)があると摘み食い。ちょっとした“ご褒美”に思わずニヤニヤしてしまうのでした。

 

 

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

“秋のごちそう”パスタ、もう1回くらい続けたかったのですが、グズグズしている間に季節は冬に入ってしまったようです。こちら北海道は本日から急激に気温が下がり、本日の最高気温は10℃ほど。天気予報では週末には平地でもそろそろ初雪が降るようなことを言っています。実際はまだ雪が降るほどの寒さではないので、予報はハズレると思いますが、気分はすっかり冬。そんなこともあり”秋”レシピは今回で終了することに致しました。

 

 

次回は食材テーマが変わります。