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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『ひじき』がテーマの第3回は、クリームソースのパスタです。
★ひじきとアスパラのクリームペンネ
材料(2人分)
ペンネ 100g
芽ひじき(乾燥) 大さじ1+1/2
(*水で戻して約60g)
ニンニク(小 / 潰す) 1/2片
タマネギ(薄切り) 1/4個(約50g)
ニンジン(太めの千切り) 4㎝(約30g)
薄切りロースハム 2枚
アスパラ 2本
●調味料など
オリーブオイル 少々
無塩バター 5g
日本酒 大さじ2
ブイヨン(薄め) 1/2カップ
生クリーム 1/4カップ+α(70mlくらい)
粉チーズ 大さじ2
塩、黒コショウ 各適量
下準備
①芽ひじき:サッと洗い、たくさん水を張ったボウルに20分くらい浸けて戻し、2〜3回水を変えて洗い、ザルにあげて水気を切っておく。
②ロースハム:半分に切ってから幅1㎝に切る。
③アスパラ:根元の硬い部分を切り落とし、ハカマを取り除き、5㎜幅の斜め切りにする。
作り方
- フライパンにオリーブオイル少量とバター、ニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りがしてきたらタマネギを入れて炒める。
タマネギがしんなりしてきたら芽ひじきを加え軽く塩を振り、ニンジンも入れて中火で炒める。別鍋でペンネを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分を11分くらいで茹でています。)
- ひじきの良い香りがしてきて全体に油が馴染んだら、ロースハムを加えてサッと炒め、
日本酒を加えて煮立て、
ブイヨンを加えて弱火で煮る。
- ペンネが茹で上がる1分前に、ペンネを茹でている鍋にアスパラを入れて一緒に茹で上げる。
- 硬めに茹で上げたペンネとアスパラをフライパンのソースに移し、
ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせながら煮る。
生クリームを加えて手早く良く混ぜ合わせ、
塩と多めの黒コショウで味を整え、粉チーズを加えて火を止めて混ぜ合わせ、
お皿に盛り分けて出来上がり。
*お好みでさらに粉チーズや黒コショウを振って、お召し上がりください。
ひじきにクリーム…?と躊躇しつつ、まずはチャレンジしてみよう!と作ってみたパスタです。試してみたら、なかなか美味しくできたのでご紹介。
ひじきとニンジンと粉チーズ入りの卵焼きを作って美味しかったことを思い出し、それをヒントにパスタに応用してみました。(卵は入れませんでしたが。)薄めのブイヨンを加えて洋風テイストに、粉チーズはたっぷり。ひじきの風味にチーズの旨味が加わり、コクのある味わいです。粉チーズがひじきと生クリームの繋ぎ役になって、違和感なく(?)まとまってくれました。
生クリームは1/4カップ分を加えた後、なんだか足りない気がして少し足しました。ちゃんと計らなかったのですが、合わせて70mlくらいだと思います。
彩りに冷蔵庫に2本残っていたアスパラを加えてみたところ、アスパラの香りと食感がアクセントになり、予想以上の美味しい要素になってくれたので、急遽、準主役の扱いで『ひじきとアスパラのクリームペンネ』としました。
ついでに加えたロースハム。冷蔵庫を物色中に、朝食用にパックを開けてしまった残りものが目に入り…無くても良かったかな?とも思いますが、塩気と旨味が出汁にもなってくれたようなので、これはこれで良しとすることに。
タマネギやニンジンが甘いので、味を引き締める黒コショウは多めです。しっかり黒コショウを加えることで、ひじきの美味しさも引き立つような気がします。
ショートパスタのペンネは少し硬めに茹でてソースの中で軽く煮込む感じにしました。旨味を吸ったペンネの溝と穴にソースが入り込み、後で加えたクリームもよく馴染んで絡んで食べ応えがあります。美味しくいただきました。
ひじきについて
ひじきの主な栄養と期待される健康効果
①食物繊維:整腸作用→便秘解消
②カルシウム:骨や歯の生成を助ける→骨粗鬆症予防
③カリウム:体内の余分な塩分を排出→高血圧予防
④βカロチン:抗酸化作用・免疫力アップ→老化防止・ガン予防など
以上、いつもながら簡単ですが、主なものを挙げてみました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は和風パスタです。