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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。番外編『パーティーパスタ』特集の第2回は『タラ(鱈)のパスタ』です。
★タラと白菜のカレークリームパスタ
材料(大皿分)
フジッリ(ショートパスタ)200g
生ダラ(大きい切り身) 1切れ(約130g)
ニンニク(潰す) 1/2片
タマネギ(大きめ / 薄切り) 1/4個(80g)
白菜 1〜2枚(150g)
マイタケ 1/2株(80g)
小ねぎ(小口切り) 2本
カレー粉 小さじ1+1/2
白ワイン 大さじ3
ブイヨン カップ3/4
生クリーム カップ3/4強
無塩バター 10g
オリーブオイル 適量
塩・黒コショウ 各適量
粉チーズ(お好みで) 適量
下準備
①タラ:
1 )包丁の背で皮を刮げてウロコやぬめりを取り除き、骨もあれば取り除いて一口大に切る。
2 )両面に軽く塩を振って数分おいて、出てきた水分をペーパータオルで取り、両面にコショウ振っておく。
3 ) 焼く直前に小麦粉を薄くまぶしつける。
②白菜:葉は4㎝角くらいのザク切りにし、軸の部分は繊維に沿って1×4㎝くらいの棒状に切る。
③ブイヨン:固形ブイヨン1/2個くらいをカップ3/4のお湯に溶いておく。
*メーカーによって味や濃さが違うので、お好みの濃さで構わないと思います。
作り方
- タラを焼く:フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、タラを皮目を下にして中火で焼く。
焼き色がついたら裏返し、
片面も軽く焼いてから取り出しておく。
- 鍋または大きめのフライパンに、オリーブオイルとバターの半量、ニンニクとタマネギを入れて弱火にかけ、じっくり炒める。
タマネギがしんなりしてきたら鍋の端に寄せ、空いたところにマイタケと白菜の軸を入れて塩少々振り、中火で炒める。
白菜が透き通ってきたらカレー粉を加えて炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら焼いたタラを身を崩さないように上に載せる。
白ワインをタラにふりかけるように加えて煮立たせる。*この辺りでパスタを茹で始めています。(表示の茹で時間12分を11分で茹でています。)
ブイヨンを加え、
煮立ってきたら蓋をして弱火で蒸し煮にする。
- パスタが茹で上がる4分くらい前に白菜の葉を加えて蓋をして2分ほど蒸す。
葉がしんなりしたら、形のきれいなタラを仕上げの飾り用に3切れほど取り出し、
鍋に生クリームを加え、
タラを粗くほぐしながら混ぜ合わせて煮る。
- 茹で上がったフジッリを鍋に移し、ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせながら少し煮て、
味をみて塩、黒コショウ、残りのバターを加えて混ぜ合わせる。
お皿に盛って飾り用のタラを載せ、小ねぎを散らして出来上がり。
*小皿に取り分け、お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
★(前回も書きましたが)新型コロナ感染症予防対策での『新しい生活様式』としては大皿料理はNGなので、個々のお皿に盛り分けてから食卓に出すのが良いでしょう。
もしくは一旦大皿で『お披露目』(?)した後、人数分の小皿にすべて取り分けてしまってから個々に提供するのが良いと思います。
前回テーマ『タラのパスタ』の時は毎回タラの皮を取り除いて使いましたが、ここでは飾り用にも使いたかったので、タラの身が崩れないよう皮付きのままにしています。飾り以外のタラも皮付きのまま大きめに崩して入っているので、皮が苦手な方は調理前に取り除いた方が良いと思います。
タラ、白菜、マイタケといった、ほぼ『鍋』の材料をクリームソース仕立てにしたパスタです。どれもクリームと相性が良い食材なので上手くまとまってくれたと思います。ほんのりスパイシーなカレー風味のコクのあるクリームソースが、焼いて蒸したふんわり甘いタラと、炒めて蒸したこちらも甘い白菜によく合います。マイタケの香りもご馳走です。
大人にも子供にも好まれそうなカレー風味のパスタ。彩りも良く、テーブルを明るく演出してくれるので、パーティー料理の一品としてオススメしたい一皿です。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回もパーティー料理のパスタをご紹介します。