メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

春キャベツのパスタ⑤大皿ごちそうパスタ


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こんばんは。ご訪問ありがとうございます。

週末の予定が週明けの更新になってしまいました。

春キャベツがテーマの最後は大皿パスタです。2種類ありますが、どちらも工程の写真がないので、作り方は文章のみの説明になります。

我が家の台所は照明環境が悪く、外が暗くなると撮影できません。どちらも夕刻に作ったものなので、写真は出来上がりのものと材料のみです。工程はできるだけ詳しく説明しますので、どうぞご了承ください。

 

★春野菜のカザレッチェ・トマトソース

●材料(大皿分)

カザレッチェ(パスタ)   200g

春キャベツ       150g

アスパラ         2本

そら豆         10粒

厚切りベーコン   1枚(80g )

トマト(1~2㎝角切り)   1個

ニンニク(みじん切り)    1片

タマネギ(みじん切り)     1/2個

アンチョビー( 〃 )     1本

白ワイン        大さじ2

トマトソース      大さじ5~6

オリーブオイル       適量

無塩バター          10g 

イタリアンパセリ(みじん切り) 2本


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●作り方

*下準備:

①キャベツは4㎝角くらいの大きさに手でちぎる。調理するまで冷水に浸けてパリッとさせておく。

②アスパラは根元の堅い部分を切り落とし、4㎝長さに切る。

③そら豆はさやから外して塩を加えた熱湯で1分間下茹でし、薄皮を剥いておく。

 

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、香りが立ったらタマネギを入れて炒め、タマネギが透き通ってきたらベーコンを入れる。
  2. ベーコンから脂が出てきたら全体を炒め合わせ、トマトも加えて炒め、トマトの角が取れてきたら、白ワインを加えて火を強め、アルコールを飛ばすように煮詰める。
  3. トマトソースも加えて混ぜ合わせ、煮立ったら弱火にして煮詰める。
  4. パスタの茹で上がり3~4分前に、フライパンにアスパラ、春キャベツ、そら豆を入れてソースと混ぜ合わせ、蓋をして2分くらい蒸してから、アンチョビーを加えて混ぜ合わせておく。
  5. 茹で上がったカザレッチェとバターをソースに加えて混ぜ合わせ、お皿に盛り付け、イタリアンパセリを振りかけて出来上がり。
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春キャベツはどこへ?隠れて見えません。火を通し過ぎて、クッタリしてパスタに埋もれてしまいました。

パスタとソースを和えてみて、あら?ちょっと足りなかった?と思ってトマトソースを足し、さあ盛り付けましょうというところで、いやだ、バター忘れてた!と、あたふたとバターを冷蔵庫から出し、などなど。うっかりとぼんやりで余計な時間がかかり、キャベツをくたびれさせてしまったようです。甘く美味しくなってはくれたんですけれどね。キャベツはもう少し後で入れると良かったです。ちょっと失敗。まあよくあることです。

そら豆は茹でて冷凍しておいたものを使っています。そら豆は新鮮さが大事だと聞いてから、購入後すぐにさやから外し、下準備③の作業の後、冷凍保存するようになりました。薄皮は剥かずに冷凍した方が良いのかもしれませんが、すぐに使えて楽なので、つい剥いてしまいます。

主役のキャベツには申し訳ないことをしましたが、そら豆はホクホクだし、アスパラは一足早い初夏の香りを運んでくれるし、トマトソースは美味しく出来たし、などと全体的には悪くなかったと思います。美味しくいただきました。またいつもの自己満足。

 

使ったパスタはカザレッチェ。レンコンの大皿パスタの時にも使いましたが、マカロニの変形みたいな形の、モッチリとした歯応えのあるショートパスタで、深い溝にソースがよく絡みます。好きなショートパスタのひとつです。輸入食材を扱うお店で手に入ると思います。ちなみに私はKALDI で購入しました。

 

 

★春野菜と鶏ひき肉のトレッチェ・クリームソース

●材料(大皿分)

レッチェ(パスタ)   250g

春キャベツ      120g

アスパラ          2本

ブロッコリー     1/4株

鶏ひき肉       150g

ニンニク(みじん切り)   1/2片

アンチョビー( 〃 )     1枚

日本酒          大さじ2

生クリーム     3/4カップ

無塩バター       10g 

塩・コショウ        各適量

オリーブオイル        適量

粉チーズ           適量

イタリアンパセリ(みじん切り) 1~2枝


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●作り方

*下準備:

①キャベツは4㎝角くらいのざく切りにし、調理するまで冷水に浸けてパリッとさせる。

②アスパラは根元の堅い部分を切り落とし、5等分くらいに斜め切りにする。

ブロッコリーは小房に分ける。

 

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったら鶏ひき肉を入れて片面を焼きつけ、焼き色がついたら裏返し、粗くほぐしながらアンチョビーも加えて炒め合わせる。
  2. 日本酒を加えて強火で煮立て、アルコールが飛んだらパスタの茹で汁をお玉2杯加え、煮立ったら火を弱めて煮詰める。
  3. パスタを茹でている鍋に、パスタの茹で上がり3分前にアスパラとブロッコリーを入れ、少し後にキャベツを入れて一緒に茹で上げる。
  4. フライパンの方に生クリームを加えて軽く煮詰める。
  5. 茹で上がったトレッチェと野菜を水気を切ってフライパンに移し、バターも加えて混ぜ合わせる。塩、コショウを加えて味を整え、火を止めて粉チーズを加えてざっと混ぜて大皿に盛り付け、イタリアンパセリを振りかけて出来上がり。
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パスタの量、欲張ったみたいです。てんこ盛り状態になってしまいました。ソースに加えた時点で、あらまあ、多すぎるんじゃない?と自問しながらも、滅多に使わないパスタだったので、まあいいか、と、そのまま仕上げました。

 

この時使ったパスタはトレッチェという大きめのショートパスタで、以前百貨店で催された物産展『イタリアンフェア』で購入したものです。
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レッチェはイタリア語で“三つ編み”という意味で、縦ロールみたいな大きい螺旋状に捻れた形のショートパスタです。端が丸まっていてソースがたっぷり絡むので、濃厚なソースによく合いそうです。

輸入元は『地中海フーズ株式会社』というところで、パンフレットによるとイタリアの食材メーカー『イナウディ社』の日本総代理店とのこと。パスタやオリーブオイル、バルサミコ、ペースト各種をはじめ、トリュフやポルチーニ、からすみなどの高級食材も扱っていらっしゃるようです。

今年も『イタリアンフェア』を楽しみにしていたのですが、知らないうちに終わっていました。がっかりです。

 

パスタに話を戻します。作ったのは昨年で、季節は初夏。時期的にコッテリ感は避けようと思い、クリームソースと言いつつもパスタの量に対して生クリームは若干少なめにし、軽めのソースを目指しました。軽めながらも隠し味のアンチョビーがコクを持たせてくれたと思います。モチモチ食感のトレッチェはソースもよく絡んで食べごたえがありました。

 

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

春キャベツのパスタは今回で終了です。次回は食材テーマが変わります。

 

天皇即位で「令和」の幕開けです。新しい時代も平和が続き、明るい、より良い時代であることを心から願います。