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食材使い切りの節約術で作る家庭パスタ。番外編の大皿パスタ特集の第2回は、アスパラのパスタです。
これまで作った大皿パスタでアスパラを使ったものは幾つもあったのですが、写真を探してみてみると、写真映りが悪かったり、盛り付けが雑でちっとも美味しそうではないものばかりでした。それでもひと皿だけ、なんとか見るに耐える写真が見つかりましたので、ご紹介させていただきます。
10年ほど前に作ったパスタです。これまでご紹介してきたの大皿パスタの例に漏れず、材料について正確な記録がなく、下記の分量は自分の記憶頼りで大雑把なものです。作る工程の写真もないので文章説明のみになりますが、どうかご了承ください。
見た目はそこそこですが、私の記憶が正しければ美味しくできたものでした。
★アスパラとリコッタチーズのパスタ
◆材料(大皿分)
フジッリ(みたいなショートパスタ) 250g
アスパラ(2㎝長さに切る) 4〜5本
厚切りベーコン(1㎝幅の棒状に切る)80gくらい
タマネギ(みじん切り) 1/4個
ミニトマト(半分に切る) 1パック(12個くらい)
白ワイン 大さじ2
トマトソース 1/2カップ
リコッタチーズ 100gくらい
オリーブオイル 適量
イタリアンパセリ(みじん切り) 適量
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルを熱しベーコンを入れて弱めの中火で炒め、ベーコンから脂が出てきたらタマネギを加えて炒める。
- タマネギがしんなりとしたらミニトマトを加えて炒め合わせ、トマトの表面が崩れてきたら白ワインを加えて強火で煮立て、アルコールが飛んだらトマトソースを加えて煮る。
- パスタの茹で上がる2〜3分前にアスパラを加えて火を通し、リコッタチーズ加えてひと煮立ちさせ、パスタの茹で汁適量加えてなめらかにする。
- 茹で上がったパスタをソースに加えて混ぜ合わせ、味を見て、足りなければ塩、コショウを加えて味を整える。大皿に盛り、イタリアンパセリを振りかけて出来上がり。
使ったショートパスタは、以前ご紹介したブロッコリーの大皿パスタに使ったのと同じもので、フジッリの変型のような形のパスタです。溝がたくさんありソースがたっぷり絡むので、濃厚なソースによく合います。以前イタリアに行った時にスーパーで購入したもので、正式名称はわかりません。日本では見かけないマイナーなメーカーだったので、またイタリアへ行くことがあったら是非買いたいと思っています。
パスタのソースはトマトソースだけでも良かったのですが、たくさんミニトマトがあったので加えてみたのだと思います。ミニトマトは湯むきをしないで加えたので、煮ている間に剥がれてきた皮が妙に気になり出して、ソースを煮ながらお箸で必死に皮を取り除いていた気がします。時々そんな羽目になります。
リコッタチーズとトマトソース合わせで、さっぱりとしたトマトクリームソースのように仕上がっています。リコッタチーズが手に入らなければ、マスカルポーネチーズやクリームチーズでも美味しく仕上がると思います。
リコッタチーズはイタリアではポピュラーで値段も安いので、イタリアに滞在した時はよく買っていて、そのままオリーブオイルをかけてパンと一緒に食べたり、今回のパスタのようにトマトソースと合わせるのもお気に入りの使い方でした。日本のスーパーではあまり見かけず、あってもそれほど安価ではないので、今はごちそうパスタの時しか使いません。残念。
主役はアスパラ。たくさん使ったはずなのですが、またもや下に潜り込んでいるようで、写真にあまり映り込んでいません。でも、ちゃんと入っています。最後の方でサッと加熱しているので、シャキシャキとした歯ごたえを楽しめます。自然な甘みと華やかな彩りで、ごちそう感もグレードアップ。目にも美味しい一皿です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回も大皿ごちそうパスタをご紹介します。