メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

春のごちそう④ホタテと春キャベツのパスタ&春のアマトリチャーナ風パスタ

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今回は今シーズンの『春のごちそう』第1弾で、大皿パスタ2種類をご紹介します。GW期間の一日、急遽パスタディナー(?)を開催した時のものです。2皿を同時進行でバタバタと作っていたため、材料写真は無し、工程写真も端折っていて、更にはピンボケ写真も多々ありますが、どうぞご容赦ください。

 

★ホタテと春キャベツのトマトクリームパスタ

材料(大皿に入る分)

フジッリ(ショートパスタ )200g

ホタテ貝柱(冷凍していたもの)7個

*厚みがあるので斜め半分に切り、数を増やしました。軽く塩コショウしています。

ニンニク(潰す)       1片

タマネギ(薄切り)      50g

春キャベツ(ザク切り) 葉2〜3枚(80gくらい)

イタリアンパセリ       少々

●調味料など

オリーブオイル

日本酒        大さじ2

生クリーム      カップ3/4

トマトソース          大さじ2

無塩バター        5g

粉チーズ     大さじ2+α

塩、黒コショウ     適量

 

作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて強火にかける。ニンニクがシュワシュワしてきたら弱火に落とし、タマネギを加えて炒める。タマネギが透き通ってきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにホタテを入れて焼く。

    ホタテに焼き色がついたらタマネギと炒め合わせ、日本酒を加えて強火で煮立てる。

    アルコールが飛んだらお玉1/2杯ほどのお湯を加えて混ぜ合わせ、

    生クリームも加えて煮る。

     

  2. 生クリームが少しトロッとしてきたらトマトソースを加えてさらに煮る。

     

  3. パスタが茹で上がる2〜3分前にキャベツを加えてザッと混ぜ、蓋をして蒸す。

     

  4. 茹で上がったフジッリをフライパンに移し、ソースとよく混ぜ合わせる。味をみて足りなければ塩少々加えて調整し、黒コショウを加えて整える。

    バターを加えて混ぜ合わせ、

    火を止めて粉チーズを加えてザッと混ぜ、

    お皿に装い、イタリアンパセリを飾って出来上がり。

 

ホタテは産地や漁の方式によって旬が違うし、今回使ったホタテは以前に購入し冷凍していたものなので、どこが旬?と問われると答えに窮するところではありますが、春キャベツと合わせて“春のごちそう”と題しました。大目に見てください🙇‍♂️。

 

ホタテに甘みがあるので、ピリリとした唐辛子系の辛味が欲しかったけれど、辛いのが苦手な家族の好みを優先し使いませんでした。スパゲッティなどのロングパスタならニンニクの効いたオイルソースにしたかったところですが、大皿料理でロング系はちょっと厳しいかと思い、泣く泣く?諦めました。

 

選んだのは大皿に耐えられるショートパスタ、ソースがよく絡むフジッリ。クリームソースだと甘々になりそうなので、酸味が加わるトマトクリームソースにしてみました。加えたトマトソースはちょっぴりでしたが、辛味に代わるアクセントになり甘々から脱出。こっくりしつつサッパリとした後味と、ほんのりピンクの桜色で、春らしいひと皿に仕上がりました。

 

今シーズン初の春キャベツだったので気前良く入れたつもりが、やっぱり盛り付けが下手で下に隠れてしまいました。いつも以上にアタフタしていたので更に不出来な仕上がりです。隠れた春キャベツが甘くて美味しかっただけに、ガッカリ&大いに反省です。イタリアンパセリも本当はみじん切りにするつもりでしたが手が回らず、葉の部分だけ千切って乗せました。これはそれほど悪く無いかも?と、いつもながら自分に甘いワタクシです笑。

 

 

次、2皿目です。

★春のアマトリチャーナペンネ

材料(大皿に入る分)

ペンネ(ショートパスタ)    200g

ニンニク(潰す)        小1片

タマネギ(薄切り)       100g

厚切りベーコン(棒状に切る)  100g

グリーンアスパラ(3㎝長さに切る)3本

*塩を加えた熱湯で2分下茹でしました。

●調味料など

オリーブオイル    適量

白ワイン      大さじ2

トマトソース    カップ3/4(くらい)

塩、コショウ     適量

 

作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて強火にかける。ニンニクがシュワシュワしてきたら弱火に落とし、ベーコンとタマネギを入れてじっくり加熱する。ベーコンがカリッとしてタマネギが色づいて柔らかくなったら白ワインを加えて強火で煮立て、

    お玉1杯ほどのお湯を加えて混ぜ合わせ、

    トマトソースを加えて煮る。

     

  2. 茹で上がったペンネと下茹でしたアスパラをフライパンに移し、ソースとよく和える。味をみて、足りなければ塩少々加えて調整し、お好みでコショウ加え、お皿に装って出来上がり。

    *ピンボケです💦

 

この2皿目『春のアマトリチャーナペンネ』。最初は正統派の『アマトリチャーナ』を作る気満々だったのです。それがいつもの思いつきで急遽グリーンアスパラを入れることにしたので、それなら『アスパラとベーコンのトマトソースパスタ』と題するところ、気分は『アマトリチャーナ』。頭から離れてくれません。それなら“春の”と“風”をタイトルに入れてしまえ!と半ば無理矢理こじつけです。

 

ちなみに“風”とした理由のもうひとつ。通常アマトリチャーナに加える赤唐辛子を抜き、加えないパターンも多い(と思われる?)ニンニクを加えてみたから、ということも有りました。ニンニク有り?無し?どちらが正統派なのかわかりません。

 

今回のアスパラは北海道産です。購入後いっぺんに食べてしまうのが勿体無くて、ちょっと残していた分を使いました。大事に残しておいたのをうっかり忘れていたのに気づき、急遽今回のパスタに流用。危ない危ない!若干元気を損ね始めた状態ではありましたが、十分みずみずしく、味も濃く、ホッと胸を撫で下ろしました。さすが北海道産?

 

アスパラをメインにしたつもりはなかったにも関わらず、「このアスパラ、すごく美味しいね♡」と皆から好反応。え?そっちですか?…ちょっと複雑ではありましたが、ま、美味しく食べていただけたのなら、こちらも満足至極でございます。「そだねー」と答えながら、たいへん美味しくいただきました。

 

 

さて、他にも説明&言い訳?多々あります。

 

今回は2皿のパスタを作るにあたり、どちらもパスタを加える前段階まで、ほぼ同時進行で具材を加えたソースを作りました。我が家のガスコンロが旧式で二口しかないのでバッタバタです。

 

1皿目の『ホタテと〜』は、ホタテが固くなるのを避けたかったので、トマトソースを加えたあたりで一旦火を止めて待機。

 

2皿目の『アマトリチャーナ風』では、別鍋で茹でていたパスタを茹で時間の途中で取り出し、ソースに加えて煮込みながら仕上げに向かいます。*こちらの『アマトリチャーナ風』を先に仕上げます。

 

空いた鍋で『ホタテ〜』分のパスタを茹でて、『アマトリチャーナ風』が仕上がったらすぐに『ホタテ〜』のソースを火にかけて…ああ、慌ただしい💦

 

手際の悪い私にとっては同時仕上げは無理でも、少しでも時間差を縮められるよう奮闘した結果、そこそこ良い状態で2皿仕上がってくれたので、お皿に盛り付け終わった時にはホッと胸を撫でおろしました笑。ちなみに『アマトリチャーナ風』は仕上げに粉チーズを加える予定が失念😞。食べる時になって思い出し、それぞれのお好みにお任せしました。

 

 

なぜこんな慌ただしいことになったのかというと、数年振りに会うことができたGWに帰省していた姪が『帰る前に(私が作る)パスタが食べたい♡』なんてことを言ってくれたのが発端。そんなことを言われたからには『はいはい、喜んで♡作りますとも♪』と、つい張り切ってしまったのでした。

 

張り切った割にはパスタと飲み物だけ〜ランチみたい?で、ディナーとしてはさみしい感もありましたが、パスタが2種類あったことで、なんとか体裁を成したかな?

*それぞれが取り皿に好きなだけ取って〜私はこの一皿でお腹いっぱい胸いっぱい?でしたが、たいへん美味しくいただきました。疲れた〜!

 

「どっちも美味しいね♡」の声に気を良くしつつ、パクパク食べる美味しい顔をツマミにワインがすすみます笑。大変ながらも楽しく美味しく、ささやかな幸せを感じるひとときでした。感謝。

 

 

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

次回はまだ考え中ですが『春のごちそう』を続けたいと思っています。できるかな💦