こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使いきりの節約術で作る家庭パスタ。今回のテーマ食材はレンコンです。
★レンコン~縁起の良いラッキーフード
穴が空いているので“見通しがきく”として、人生の見通しが良いことにたとえて、お節料理などの縁起ものとして使われるレンコン。遮るものがない明るい未来に導いてくれるような、正にラッキーフードだと思います。
“おめでたい縁起もの”にとどまらず、レンコンの栄養価としては、熱量源となるデンプンと、美肌効果や免疫力強化に有効なビタミンCが豊富。
一年中出回っていますが、旬が冬~11月から3月~のレンコンは、寒く乾燥した今の季節、体を内側から温め、肌荒れや風邪の予防に最大限の力を発揮してくれるはず。
心も体も元気に幸せにしてくれるに違いないレンコン。『食べなきゃ損』と思い、パスタの具材に使ってみました。
★レンコンとエリンギのトマトソーススパゲッティ
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
レンコン 70gくらい
エリンギ(小) 1本
厚切りベーコン 50g (7~8㎜幅の棒状に切る)
ニンニク(みじん切り)1/2片
白ワイン 大さじ1杯
トマトソース 大さじ5~6杯
オリーブオイル 適量
イタリアンパセリ(乾燥) 適量
粉チーズ(お好みで) 適量
●作り方
- レンコンは1×4㎝くらいの棒状に切り、ごく薄い酢水にさらしてから水気を切っておく。エリンギは長さ半分に切り、各5~6等分に手で裂く。ベーコンは7~8㎜幅の棒状に切る。
- フライパンにオリーブオイル、ニンニクとベーコンを入れて弱火にかける。
- ニンニクの香りが立ち、ベーコンから脂が出てきたらレンコンを入れる。
- レンコンに軽く焼き色がついたらエリンギを入れて塩ひとつまみを振って、少し火を強めて炒める。
- 全体を炒め合わせて白ワインを加えて煮詰め、パスタの茹で汁をお玉1杯加えてひと煮立ちしたらトマトソースを加えて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティを入れて混ぜ合わせ、ソースとよく絡めて火を止め、オリーブオイルを加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分けイタリアンパセリを振って出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がり下さい。
材料の写真にバジルがあります。最後に飾るつもりでしたが、あまりにも萎れて悲しい状態だったので、やめてイタリアンパセリを振りかけました。
レンコンを棒状に切ったため、写真ではエリンギの下部分との区別がつかず、見た目が寂しくなってしまいましたが、レンコンとエリンギの異なる食感が楽しく美味しい一皿です。
★追記:レンコン豆知識
●選び方
表面がみずみずしくツヤがあって、傷がないもの。ずんぐりと丸く太って真っ直ぐなものが良いようです。
また、以前、NHKの『ためしてガッテン』で放映されたレンコン特集で、レンコンは節ごとに性質が違うので、それぞれの特性に合った料理で使い分けることを紹介していました。レンコンのシャキシャキ感を生かした料理には丸くて小さいレンコンを、ホクホク感を生かした料理には細長いレンコンを選ぶと良いとのことでした。
ずんぐり丸く太った節はこの中間に当たるので、どの料理にも応用できそうです。
●使い方
アクがあり、空気に触れると酸化して色が変わるので、切ったら水に晒します。アク抜きには酢水を使う方法もありますが、酢の量が多いと酸味が残ることがあるので、量に気をつける必要があります。
●保存法
空気に触れないようラップに包んで冷蔵庫で保存します。皮を剥いてしまった場合は水に浸けた状態で保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早くに使いきるのが良いようです。
以上のレンコンに関する基本情報は、主に
①テレビテキスト『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』2012年2月号
②北海道新聞PR誌『道新ポケットブック“根菜生活”』2005年12月号
③キューピーホームページ
を参考に、多少自分の経験で間違いないと思ったことを加え、まとめたものです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。