こんばんは。ご訪問ありがとうございます。食材使いきりの節約術で作る家庭パスタ、今回は春菊が食材テーマです。
先週の白菜同様、鍋料理で大活躍の春菊。旬は11~2月なので、まさにこの時期、たくさん食べておきたい野菜です。
★春菊とベーコンのトマトソーススパゲッティ
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
春菊 3本
ベーコン 1枚(1㎝幅に切る)
エリンギ 1本
トマト(ざく切り) 1/2個
ニンニク(みじん切り)1/2片
トマトジュース(無塩)1本(160g)
白ワイン 大さじ1杯
オリーブオイル 適量
粉チーズ 適量
●作り方
- 春菊は茎と葉を分けて茎は3㎝長さに切る。エリンギは長さ半分に切り、それぞれを4~5つに手で裂く。
- フライパンにオリーブオイルとニンニク、ベーコンを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ちベーコンから脂が出てきたらエリンギを加え、エリンギに塩ひとつまみを振って、少し火を強めてエリンギを軽く焼き付けて炒める。
- トマトを加えて炒め合わせ、白ワインを加えて火を強めて煮立たせる。
- トマトジュースとパスタの茹で汁をお玉1杯加えて混ぜ合わせ、春菊の茎も加えて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティと春菊の葉を加えたら火を止めて混ぜ合わせ、お皿に盛り分けて出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がり下さい。
作り方の行程4.で、パスタの茹で汁を加える時と、春菊の茎を入れる時の写真を写し損ねました。
作りおきのトマトソースがなかったのですが、この日はどうしてもトマト味が食べたくなって、生のトマトとトマトジュースを使いました。時々こんな作り方もしています。いつものトマトソースより軽めですが、ジュースも煮詰めるとコクが出て美味しく出来上がります。
春菊は生でも食べられるので、葉は最後に加えて余熱で温める程度にしました。
春菊の独特の香りや苦味が苦手な人も多いようで、私の周りにも何人かいます。すき焼きに春菊なんていらないと言うんです。春菊を入れる意味がわからない、と言って、牛肉から遠く離れた場所に春菊を追いやります。春菊には気の毒ですが嫌いなものは仕方ありませんね。
春菊は生の方が苦味は少なく感じるようなので、苦手な方にも美味しく食べていただけたらなぁと、あまり火を通さないように作ってみました。
青菜は全般的に栄養価の高い野菜ですが、春菊もカルシウムやビタミンが豊富な優等生。苦手な方からは嫌われがちな香りには、リラックス効果や、咳やのどの痛みを抑える効果もあるとか。さしずめ和風ハーブといったところでしょうか。
風邪気味で咳とのどの痛みに悩まされていた時、この春菊の効能をふと思い出し、試してみることにしました。
夜に咳止めの薬を飲んで、のど飴をなめ、春菊の葉一本分をツマミにして、ハチミツとちょっぴりウィスキーを入れたカモミールティーを飲みました。
翌日、いくぶん咳が収まって少し良くなった気がしましたが、あれだけごちゃ混ぜで口にしては、いったい何が効果をもたらしたのか、わかるわけのない不毛な実験でした。
今度は春菊だけで試してみようと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。