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今回の食材テーマは『わかめ』です。一年中手に入る食材ですが、今回は3〜5月くらいが旬らしい『生わかめ』を使っています。第1回はトマトソースのパスタです。
『生わかめ』を扱うのは初めてでした。簡単な作業ですが初めてで楽しかったので(?)、記録を兼ねて先に『生わかめ』の下処理と保存の手順を記載させて下さい。次にパスタをご紹介していきます。
☆生わかめの下処理
①切り分ける。
1 ) 水洗いし、扱いやすい長さに切り(今回購入した生わかめは全長1メートルほどだったので約20㎝ずつ5等分に切っています。)、茎の固い部分と葉を切り分ける。*パックに入った状態。パンパンです。
*開けてみると長い💦
②下茹でする。
1 ) 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩少々加え、茎の部分を入れて20秒ほど茹でる。
*すぐに綺麗な明るい緑色に変わります。
2 ) 残りの葉の部分のわかめを加える。わかめの色が緑色に変わったらすぐに取り出し、流水で洗う。
3 ) 氷水を張ったボウルにわかめを入れてよく冷やしてから、水気を切っておく。
③保存する
1 ) 茎は小口切りにし、葉は使いやすい大きさ(ここでは3〜4㎝長さ)に切る。
2 ) 小分けにしてラップに包み、冷凍保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存。*見づらいですが茎部分約60g。4等分にして保存。
*葉の部分約280g。30gずつ小分けにして冷凍。
生わかめは日持ちしないので、すぐに使わない場合は新鮮なうちに下処理をして冷凍保存するのが良いようです。生わかめならではの香りと食感が保てるとのこと。購入したのは4月中旬。まだ『うどのパスタ』の途中だったので、とりあえず下処理をして、冷凍庫で待機してもらっていました。
★わかめとしらすのトマトスパゲッティ
材料(少なめ1人分)
スパゲッティ 60g
生わかめ(冷凍したもの) 30g
ニンニク(みじん切り) 1/2片
ミニトマト 5個
釜揚げしらす 10gくらい
*写真は20gほどの量です。多いかな?と思い半量にしました。
●調味料など
オリーブオイル 適量
トマトソース 大さじ2
塩、コショウ 各少々
下準備
①生わかめ(冷凍):半解凍になってきたら小さく刻む。
②ミニトマト:縦四つ割りに切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて強火にかける。ニンニクがシュワシュワしてきたら火を弱め、じっくり加熱する。ニンニクが色づいてきたらミニトマトを加え、火を少々強めて炒め合わせる。別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間8分を7分で茹でています。)
- ミニトマトが崩れてきたら、わかめとしらすを加えてサッと炒め合わせる。
全体が馴染んだらスパゲッティの茹で汁お玉半分ほど加え、
トマトソースも加えて混ぜ合わせ、ひと煮立ちしたら火を止める。(スパゲッティが茹で上がる前にフライパンを火にかけソースを温める。)
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースとよく和える。 味をみて塩コショウ各適量で整え、火を止めてオリーブオイル少々加えてザッと混ぜ、 お皿に装って出来上がり。
『生わかめ』ならではの…と言いたいけれど、初めて使ったので実際はよくわかっていないのが正直なところです。下茹で後に味見(摘み食い)をした時の感想として、普段使っている塩蔵わかめに比べると肉厚なのですが、その割に柔らかいのがちょっと意外でした。風味も良くて噛むと潮の香りがふわっと広がります。初『生わかめ』、想像していたよりも繊細な味わいでした。
この意外と繊細な『生わかめ』の風味を損ねないように、ソースはフレッシュなミニトマトとトマトソースのダブル使いで “軽め” を目指したのですが、自慢の(?)自家製トマトソースはしっかり煮詰めたペーストに近い濃厚タイプ。分量はもう少し控えるか、或いはサラダ感覚でミニトマトだけでも良かったかもしれません💦でもトマトソース、好きなんですよね♡
『生わかめ』を味わうのならシンプルにまとめるのが一番!と思いながらも、腕に自信無し&腹ペコの常で、“つい” 何かを加えたくなってしまうのです。葛藤しつつ “海のもの仲間” ならいいかも?と、冷凍庫の在庫過多の一旦を担っている『釜揚げしらす』をプラス、潮の香りと旨味もプラス。当然ながら “軽め” からは更に後退し、上記のトマトソースと相まって、予定よりコックリ味になりました。
当初の予定とは違う仕上がりでしたが、自分にしては良い出来だったので👌としました♪ “ちょっぴりコックリ”のトマトソースと『生わかめ』の食感&仄かな磯の香りを楽しみながら、たいへん美味しくいただきました。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回はオイルソースのパスタです。