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今回の食材テーマは『せり』です。春の七草、“せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ”の筆頭に登場する野菜。旬が冬なのか?春なのか?産地によっても違うみたいなのでよくわからないのですが、3月に入ったこともあり、カテゴリーでは春野菜に入れてみました。
ここ数年、冬から春先にかけての今時期は鍋物の中で『きりたんぽ鍋』が我が家のブーム。きりたんぽ鍋には欠かせない『せり』の美味しさにハマっています。スーパーでも比較的手に入りやすい時期なので、食材テーマに選んでみた次第です。
★セリとシーフードのトマトスパゲッティ
材料(少なめ2人分)
スパゲッティ 120g
せり 1/2ワ(約50g)
ニンニク(みじん切り) 1/2片
冷凍シーフードミックス 1/2袋(約120g)
(*エビ、イカ、イタヤ貝の3種入り)
ミニトマト 1パック(12個 / 約100g)
●調味料など
オリーブオイル 適量
白ワイン 大さじ2
塩、コショウ 各適量
下準備
①せり:根を切り落とし、茎と葉の部分に分け、4㎝くらいの長さに切る。
*根は鍋物用に取っておいています。美味しいです。
②シーフードミックス:
・エビは背わたを取る。(そのままでも使えますが、気になるので取り除きました。面倒…)
・イカは大きさがマチマチなので1㎝角くらいに切り揃えました。
・イタヤ貝は数が少なかったので厚さ半分に切り、数を増やし(?)ました。
③ミニトマト:縦半分に切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクが色づいてきたらシーフードミックスとミニトマトを入れ、塩少々振って中火で炒める。
ミニトマトが崩れてきたら、別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間5分〜8分を5分で茹でています。)
白ワインを加えて強火で煮立て、
アルコールが飛んだら火を弱めて煮る。 - スパゲッティが茹で上がる1〜2分前に、せりの茎を加える。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、
ソースとよく和える。
塩、コショウで味を整え、火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、
お皿に装い、せりの葉の部分を頂上に乗せて出来上がり。
我が家では、きりたんぽ鍋と七草がゆ以外の料理ではほとんど使ったことのない『せり』。前からパスタに使ってみたかったのですが、他の野菜に比べてちょっぴり値が張るのでためらっていました。先日、きりたんぽ抜きのきりたんぽ鍋風の鍋(ややこしい!)を作った際、これがチャンス!と、せりを半分除けておき、思い切って使ってみることにしました。
せりのほのかな苦味と、魚介類やミニトマトの甘みがよく合います。ソースに加えたせりはシャッキリした食感で、後乗せのフレッシュなせりは香りで、しっかり存在感を主張してくれました。
トマトソースと称するにはトマト感がやや乏しく、ミニトマトはちょっとケチったかなぁと思いましたが1パックしかなかったし、そのおかげで(?)せりがクローズアップされた感もあり。まあ、これはこれで良しとしよう!と、いつもながら甘い評価を下し、せりって美味しいなぁと思いながら、たいへん美味しくいただきました。
どうして今まで、鍋と七草がゆ以外で使わなかったんだろう?と反省しきり。上品な香りと心地よい食感、ほろ苦さと甘みを感じつつ、せりの美味しさを堪能。せりをもっと色々な料理に使ってみたくなりました。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回はオイルソースのパスタです。