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今回の食材テーマは『チンゲン菜』です。勝手に冬野菜だと思っていたのですが、どうやら秋野菜らしく、それなら前回の『海苔』の前にテーマにすれば良かったと思うも“後悔先に立たず”です。それでもチンゲン菜は12月まではギリギリ旬に入っているようだし、既に気分は『チンゲン菜』。季節は冬になりましたが、ヤル気満々になっていたので、今回テーマにすることにしました。
いつもながら第1回はトマトソースのパスタです。
★チンゲン菜の担々麺風トマトスパゲッティ
材料(少なめ1人分)
スパゲッティ(1.8mm) 60g
チンゲン菜 小さめ1/2株
ショウガ(みじん切り) 小さじ1
豚ひき肉 40g
ミニトマト 4個
●調味料など
オリーブオイル 適量
ごま油 少々
日本酒 大さじ1
◯ごまトマトソース材料
・トマトジュース(無塩) 1缶(160g)
・練りごま 小さじ2強
鶏がらスープ(顆粒) 小さじ1/4くらい
塩、コショウ 各適量
下準備
①チンゲン菜:きれいに洗い、軸と葉に分ける。軸は縦1/4に切り、葉は4センチくらいに切る。芯に近い小さい部分は飾り用。
②ミニトマト:4つ割りに切っておく。
③ごまトマトソース:材料の練りごまとトマトジュースをよく混ぜ合わせておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイルと少量のゴマ油、ショウガを入れて弱火にかける。ショウガの香りが立ったら豚ひき肉を入れる。
片面に軽く焼き色がついたら裏返し、塩、コショウ少々振って、ほぐしながらショウガと炒め合わせる。ショウガとひき肉が馴染んだら日本酒を加えて強火で煮立てる。
アルコールが飛んだら、ごまトマトソースを加える。別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間9分を8分で茹でています。)
鶏がらスープの素も加え、ひと煮立ちしたら火を弱めて煮る。
- スパゲッティが茹で上がる3分くらい前にミニトマトも加えてサッと煮る。
スパゲッティを茹でている鍋に茹で上がり2分前にチンゲン菜の軸を入れ、
1分前に葉の部分を入れてスパゲッティと一緒に茹で上げる。
- 茹で上がったスパゲッティとチンゲン菜をフライパンに移し、ソースとよく和える。*飾り用のチンゲン菜は除けておく。 味をみて塩とコショウで調整し、お皿に装い、飾り用のチンゲン菜を乗せて出来上がり。
洋風の担々麺(?)をイメージして、トマトソースに練りごまを加えてみました。濃厚です。濃厚ですがトマトの酸味があるので、意外とサッパリとした感じでした。練りごまとトマトソースを合わせるのはどうかなぁと思いましたが、予想していたよりも違和感なくまとまってくれました。ひと味違った美味しさです。
担々麺には『チンゲン菜』。今回は主役(のつもり)なので、添えるだけじゃなく具材としてもたくさん入れてみました。淡白な味なので、コックリしたソースにも合いますね。シャキシャキした食感とみずみずしさで、しっかり主役を務めてくれました。濃厚なソースにどことなく爽やかさが加わり、飽きずにいただけると思います。
ごま風味トマトソースの新鮮な味わいと、ほのかに甘いシャキシャキ『チンゲン菜』に舌鼓。たいへん美味しくいただきました。
中国野菜の中でおそらく最もポピュラーな『チンゲン菜』。淡白でクセのない味わいなので、中華以外の料理でも活躍する使い勝手が良い野菜です。以前は我が家でも炒め物やスープの具材など、和洋中問わず使っていたのですが、ここしばらく〜もう10年以上は食卓に上ることがありません。
ずいぶん以前、家族が担々麺に入っていた長いままのチンゲン菜を喉に詰まらせるというアクシデントが発生。幸い大事には至りませんでしたが、苦しさと共に恥ずかしい思いをした本人曰く「チンゲン菜は恐ろしい!」と、それ以来チンゲン菜は徹底拒否。どう料理しても食べてくれない野菜になってしまいました。
今回テーマに選んだ『チンゲン菜』、家族には内緒でこっそり作っています。
12月になりました。こちら北海道は12月に入った途端、一気に冬に早変わり。前日は枯葉一面だった風景が、朝起きて窓の外を見ると一面の雪景色…。忘れていただけで、北海道では当たり前のことで、遅かれ早かれ冬はやってくるのだけれど、こんなに急に季節が変わることに心身がついていきません。やれやれ。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回はオイルソースのパスタです。