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今回は、夏にも美味しい季節を迎える『しじみ』がテーマです。第1回はトマトソースのパスタです。
材料(少なめ1人分)
スパゲッティ 60g
しじみ 120g
(*砂出しに塩少々、下煮(?)に日本酒大さじ1強を使用)
ショウガ(みじん切り)小さじ1
ミニトマト(4つ割) 120g(12個)
イタリアンパセリ(刻む) 少々
●調味料など
オリーブオイル 適量
塩 適量
しじみの下準備
①砂出し:しじみはサッと水洗いする。ザルにしじみを重ならないように並べる。
濃いめの塩水を入れたボウルなどにしじみを入れたザルを乗せ、振動を与えない涼しい所で3〜4時間ほどおいておく。*しじみを入れたザルは容器から浮かせておくと、吐き出した砂をしじみが再び吸い込むのを防ぎます。
*4時間ほどおいたもの。砂が落ちています。
②煮る:しじみを水を張ったボウルの中に入れ、流水の下で殻同士を擦り合わせて洗い、水気を切る。小鍋にしじみを入れ、水カップ1/4強と日本酒大さじ1強を入れて
蓋をして強火にかける。
カタカタ音がしてきたら蓋を取り、口を開けた順にしじみを取り出す。
飾り用に大きめの貝5〜6個を除けて、残りは殻から身を外す。
小鍋に残った煮汁はキッチンペーパーなどで漉して取る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとショウガを入れて弱火にかける。ショウガが香ってきたらミニトマトを加え、塩少々振って炒め合わせる。
ミニトマトが煮崩れてきたら別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間9分を8分で茹でています。)
- ミニトマトがクタクタになってきたら、しじみの煮汁を加え、
ひと煮立ちしたらしじみの身を加えてサッと煮て火を止める。
スパゲッティが茹で上がる少し前にフライパンを火にかけ、ソースを温める
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、 ソースとよく和える。味をみて必要なら塩少々加えて調整する。(実際は加えませんでしたがお好みで) 火を止めてオリーブオイル少々加えてザッと混ぜ、 お皿に装い、除けておいた殻つきのしじみを飾り、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
『しじみ』=『お味噌汁』の公式?が刷り込まれていたワタクシなので、『しじみ』をパスタに使ったのは今回“初”でした。お味噌汁では濃厚な旨味で常に出汁いらずの優れモノの『しじみ』だから、パスタも美味しくなるに違いないとは思っていましたが、まさかこれほどまでとは!と嬉しいオドロキでした♪
『しじみ』をどんな風に使おうか?小さいので殻付きのままだとパスタと一緒に食べるのが面倒そうだし、小さいので殻から外して身だけにしてしまうと目立たなくなりそうだし…。結果、美味しさ、食べやすさ、見映えの良さを考えて、1 )美味しさ:煮汁を取ってソースに使い、2 )食べやすさ:殻から身を外して食べやすくし、3 )見映えの良さ:一部殻付きの『しじみ』を飾る、という方法を取ってみることにしました。
サッと煮た『しじみ』の殻から勝手に外れてしまった身をひとつ、パクリと摘み食い。ああ、なんと美味しいこと♡こんな小さい粒の中に美味しさがギッシリ詰まっています。もちろん煮汁も味見します…脱帽。飲み干したくなる誘惑を抑えました笑。
北海道産のミニトマトが美味しい季節になってきたので、トマトソースのベースはフレッシュなミニトマトを使用。トマトソースの作り置きが無く、これから作るのも面倒だっただけなんですけれど😅、軽やかに?トマトの甘みと酸味と香りを味わえるフレッシュトマトソースは夏にピッタリだと思います♪
香りの要素にはニンニクではなくショウガをチョイス。これまでもトマトソースとショウガを合わせたことがあるので特に目新しくはないですが、軽やかフレッシュトマトソース+スッキリしたショウガの風味+しじみの濃厚旨味の三位一体(?)、爽やかな余韻が残る新鮮な味わいです。
『しじみ』は砂抜きから始まって、煮汁を取ったり、殻から身を外したり、と、ちょっとばかり面倒な作業もありますが、美味しい仕上がりに大満足(自己満足😁)。お味噌汁だけじゃなく、パスタでもその美味しさを遺憾無く発揮してくれる『しじみ』に感服、たいへん美味しくいただきました。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。