メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

卵のパスタ①トマトソース

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ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。イースター(復活祭)が近いので、それにこじつけ(?)今回の食材テーマは『卵』を選んでみました。“使い切り”ではありませんが、どうぞご了承ください。第1回はトマトソースのパスタです。

 

 

★卵入りトマトソースのフジッリ

材料(2人分)

フジッリ(ショートパスタ)   100g

卵(新鮮なもの)           1個

バジルの葉                   1枝

トマトソース         大さじ4

ペコリーノチーズ(すりおろす)大さじ3

(なければパルミジャーノまたは粉チーズ)

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下準備

①卵:室温に戻し、溶いておく。

②バジルの葉:小さい葉を飾り用に除け、残りは粗みじん切りにする。

③ペコリーノチーズ:すりおろしておく。

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作り方

  1. パスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分を12分で茹でます。)フライパンにトマトソースを入れて温める。

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    煮立ってきたら粗みじん切りにしたバジルを加え弱火で煮る。

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  2. パスタが茹で上がる2〜3分前に溶き卵を加え、

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    ごく弱火で混ぜ合わせ、

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    トマトソースに馴染ませる。

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  3. 茹で上がったパスタのフジッリをフライパンに移し、ソースとよく混ぜ合わせる。

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    パスタの茹で汁少々加えて濃度を調整し、

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    火を止めてすりおろしたペコリーノチーズを加えてよく混ぜ合わせる。

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    お皿に盛り分け、除けておいたバジルの葉を飾り、

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    残りのペコリーノチーズを振りかけて出来上がり。

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昔、イタリアに滞在した時、ステイ先の家主に教えてもらった家庭料理のパスタです。トマトソースに卵を加えただけの超シンプルな、でも、味わい深いパスタです。

 

味の決め手は新鮮な卵とペコリーノチーズ(羊のチーズのひとつで、使用したチーズの正式名称はペコリーノ・ロマーノ。長いので省略しました。)。卵は弱火でじっくりトマトソースと混ぜ合わせることで、生クリームを加えたようなクリーミーさに。ペコリーノチーズの強めの塩気と風味が加わって、何となく本格イタリアンの味わいになり、美味しさがグレードアップします。ペコリーノチーズは輸入食材のお店で手に入りますが、なければパルミジャーノや普通の粉チーズでも十分美味しくいただけます。

 

具材といえるものが無いので、物足りない場合はベーコンなどの他の具材を加えてアレンジできます。

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*バジルをイタリアンパセリに替え、厚切りベーコンとシイタケを加えたバージョンです。分かりにくいですが…。

 


作り置きのトマトソースが濃いめの味だったのと、ペコリーノチーズの塩気が強いので、塩は加えず作っています。ベーコンなどを加える際は塩味にちょっと注意が必要かもしれません。(失敗経験有り!)

 

少ない材料で簡単に作れる、時間のない時のお助けパスタ。良かったら是非お試しください。美味しいですよ。

 

 

卵について

卵の旬

アレルギーの方を除き、日々の食生活に欠かせない王道の常備食材の卵。年中手に入る卵にも有精卵に限っては旬があるようで、冬の終わりから春にかけての今時期が最も美味しくなるとのこと。

 

卵が主役に踊り出るイースター(復活祭)。今年は4月4日なんですって。仏教徒の私にはピンとこない祭日ですが、昔々の学生時代、イースターになるとクリスチャンの友人が、綺麗にデコレーションを施した茹で卵をみんなに配っていたっけ。イースターについて熱く語ってくれましたが内容は忘れてしまった…ごめんなさい。

 

ここ数年はイースターの時期にはスーパーの広告などでも『卵推し』の様相。古くはクリスマスに始まってバレンタインデーやハロウィンなどなど、日本って何でも取り入れて行事にしちゃうお国柄。その中でイースターは馴染みが今ひとつですが、そのうちお祭り模様にシフトしていくような気がしています。それはそれで楽しそう?まあ楽しみが増えるのは良いことですね。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

次回はオイルソースのパスタです。