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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回の食材テーマは『セロリ』。第１回はトマトソースのパスタです。
★セロリとサバ缶のトマトソーススパゲッティ
材料（１人分）
＊今回のテーマ『セロリ』では、全４回を通して１人分で作っています。
スパゲッティ １２０g
セロリ １/３本（５０g）
セロリの葉 １/３本分
ニンニク（スライス） １/２片
赤唐辛子（種を取り除く） １本
サバ水煮缶 １/４缶（約３０g）
●調味料など
オリーブオイル 適量
サバ水煮缶の缶汁 大さじ１
白ワイン 大さじ１
トマトソース 大さじ３くらい
塩 少々
下準備
①セロリ：きれいに洗い、葉と茎を分ける。茎は丁寧に筋を取り、５㎜幅の斜め切りにする。
②サバ水煮缶：身と缶汁を分けておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかける。
ニンニクの香りが立って色づいてきたらサバを入れて炒め、
油が回ったらセロリも加えて炒め合わせる。
- セロリに油がまわってしんなりしてきたあたりでスパゲッティを茹で始める。（袋の表示茹で時間8分を7分で茹でています。）フライパンに白ワインを加えて煮立たせ、
トマトソースとサバ水煮缶の缶汁を加えて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに加えてソースと混ぜ合わせる。
水分が足りなければパスタの茹で汁少々加える。
セロリの葉は飾り用に３枚ほど除いて、残りをパスタに加える。
味をみて足りなければ塩少々加えて調整し、火を止めてオリーブオイル少量を加えてザッと混ぜ、
お皿に盛り分け、飾り用のセロリの葉をのせて出来上がり。
独特の香りが特徴のセロリは苦手な方も数知れず(?)。私は大好きなのですが、家族の唯一苦手で食べられない野菜のため、今回の『セロリ』テーマでは家族の不在時にこっそり(?)１人分で作っていました。
私はセロリは生で食べることがほとんどなので、火通りのベスト状態が今ひとつわからず、調理の途中でつまみ喰いしながら、ほど良い食感とほど良い香りが残るくらいの状態にして、こんな感じかなぁと火を通してみました。
香りの強いセロリには、旨味の強いものを合わせてみようとサバ水煮缶をチョイスしました。クセの強いもの同士(?)の相乗効果か、お互いを引き立て合うコクのある味わいになったと思います。
セロリの葉の効果も大きく、香り豊かに仕上がりました。セロリ好きには納得の美味しさ？白状すると、私は今までセロリの葉はスープの出汁用でしか使ったことがありませんでした。今回、具材の１つとして使ってみて、セロリの葉ってこんなに美味しかったんだ！とその美味しさにプチ感動。どうして今まで食べなかったんだろう。出汁だけに使うなんてもったいない、と思える美味しさでした。
セロリについて
セロリの旬
セロリは一年を通して栽培されているようで、スーパーの青果コーナーでは必ずお目にかかれる野菜のひとつ。全国各地で生産されているので旬は地域によって異なるようです。あちこち調べてみても“秋冬野菜”のカテゴリーに入っていたり、“春野菜”だったりと、それぞれ違っていました。
野菜について調べるときによく参考にさせていただいているJAさんのホームページの、一年を通してのセロリの旬カレンダー（出荷最盛期の目安）のグラフでは、12月と3〜4月、7月がそれぞれピークになっていたので、ここでは“春野菜”のカテゴリーに入れておこうと思います。ちょうど3月だし…なんて、適当っぽくってスミマセン。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回はオイルソースのパスタです。
