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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回は番外編、雛祭り料理で残った食材で作ったパスタをご紹介します。
★ハマグリの軽い煮込みクリームパスタ
材料(2人分)
ファルファッレ(ショートパスタ)80g
ハマグリ 6個
タマネギ(みじん切り) 50g(約1/4個)
水煮タケノコ(ブロック) 60g(少量パック1/2)
菜の花 5本
●調味料など
無塩バター 10g
白ワイン 大さじ2
生クリーム 3/4カップ
黒コショウ 適量
*お好みで粉チーズ 適量
下準備
ハマグリ:濃いめの食塩水につけて砂出しし、きれいに洗っておく。
水煮タケノコ:熱湯でサッと茹でてから水気を切っておく。
菜の花:根元の硬い部分を切り落とし、水を張ったボウルに10分ほどつけておく。パリッとしたら水気を切り、茎の部分は2㎝長さに、葉はざく切りにする。
*しんなりしていた菜の花を水にしばらくつけておくと
こんなに ムクムクと元気になります。
作り方
- フライパンにバターを溶かし、タマネギを弱火でじっくり炒める。
タマネギが薄く色づいてきたらタケノコを加えて炒める。このあたりでパスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分を11分で茹でています。)
- 全体が馴染んだらハマグリを入れ、白ワインを加えて煮立たせる。
パスタの茹で汁お玉1杯加え、
蓋をして蒸し煮にする。
ハマグリの口が開いたら一旦取り出す。
- 生クリームを加えて弱めの中火で煮詰めていく。
- 硬めに茹で上がったファルファッレをフライパンに移し、ソースと一緒に軽く煮込む。
ハマグリをフライパンに戻し入れ、
同時にパスタを茹でていた鍋で菜の花を1分ほど茹でる。
菜の花の水気を切ってフライパンのソースに加えてサッと混ぜ、黒コショウを振って味を引き締め、
お皿に盛り分けて出来上がり。
*毎度のことながら、お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
『雛祭りのパーティパスタ』を作りたかったのですが、時期外れの大雪対応のせいで作れなかった…残念。でも雛祭り用の食材が残っていて、せっかくなので残りもの食材の片付けパスタを作ってみることにしました。
ちなみに我が家の雛祭り当日の料理はこんな感じ。
ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、菜の花のお浸し、という超オーソドックスなメニュー。お吸い物に入れた三つ葉はきれいに結んでいたのに、写真を撮る頃には解けてしまいました。
今回のパスタで使った残りもの食材は、ハマグリ6個、菜の花1/2パック弱、使うつもりで使わなかった(?)水煮タケノコ、の3種類。
ハマグリは国産もの。ちょっと『お高い』ので毎年4個程度の少量パックを購入するのですが、今年は少量パックに遭遇せず、10個入りのものを買う羽目になりました。残った6個〜1人分で3個とはショボいなぁと思いましたが、作ってみるとハマグリの底力?旨味たっぷりでパスタを充分美味しくしてくれました。ちなみにハマグリの塩気があるので塩は一切加えていません。
タケノコは、ちらし寿司に入れるつもりでしたが、なんだか気が変わり使わず仕舞い。たまに酢豚でも作るのに入れてみようかとも思いましたが、いいやパスタに使っちゃえ、と投入。水煮なのでちょっと柔らかめではありましたが、ほどほど食感良く、これもまた国産ものだったので贅沢気分とともに罪悪感を感じつつも美味しくいただきました。
ほんのり甘いクリームソースが菜の花のほろ苦さを引き立てて、加えたタケノコとともに、一足早い春の雰囲気が感じられるパスタです。残りもの食材と言いつつも、貧乏性な自分としてはちょっと贅沢な感がありましたが、無駄なく美味しく使うことができたので、満足至極でありました。(*タケノコの残りの1/2パックは夕食にお吸い物に入れて使い切りました。)
使ったパスタはファルファッレ。蝶々の形をした可愛らしいパスタは、女の子の節句雛祭りにぴったり。…もう終わっちゃいましたけれどね。
雛祭りも過ぎて3日。もうハマグリなんて残っていないですよね。以前ハマグリではなく鶏ひき肉で同様のパスタを作ったことがありましたが、それもまた美味しかったです。コストも低くお手軽です。ハマグリがなければ鶏ひき肉やベーコンなどの、他の食材でも美味しくできると思います。良かったらお試しください。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は食材テーマを変えて(定めて?)ご紹介いたします。
週初めの大雪はどこへやら?昨日と一昨日の季節外れの暖かさで一気に雪解け。そして今日はまた寒気が戻り寒い一日!天気に振り回されっぱなしの一週間でした。春が近づくこの季節は多かれ少なかれ、全国どこでもそんな感じなのかもしれませんね。皆様どうぞ体調崩されませんように。