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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。番外編続きですが、今回は忙しい年末に便利な作り置きの『具材入りパスタソース』の特集です。第1回は『根菜の和風トマト煮』をご紹介します。
★根菜の和風トマト煮
材料(出来上がり600gくらい)
ゴボウ 150g
ニンジン 80g
レンコン 100g
長イモ 180g
ベーコン(厚切り) 90g
ニンニク(潰す) 1/2片
オリーブオイル 適量
出し汁 1/2カップ
日本酒 大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
無塩トマトジュース 2缶(1缶160g)
塩 少々
下準備
①ゴボウとニンジンは小さめの乱切り、レンコンと長イモは8㎜厚くらいのイチョウ切りにする。
*ゴボウ・レンコン・長イモはアク抜き及び変色を避けるため、薄い酢水にさらしてから水気を切っておく。
②ベーコンは1×1.5㎝くらいに切る。
作り方
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ってきたらゴボウを加えて炒める。
ゴボウに油が回ったらベーコンを加える。
ベーコンに焼き色がついてきたら
ニンジンとレンコンを加えて中火で炒め合わせる。
レンコンの表面が透き通ってきたら長イモを加えて炒める。 - 全体に油が回って馴染んだら出し汁、
日本酒、
みりん、
しょうゆを入れ、
トマトジュースを加え、
一煮立ちしたら火を弱め、クッキングペーパーなどで落し蓋をして10分くらい煮る。 - ソースが煮詰まって野菜が軟らかくなったら味をみて、足りなければ塩を少々加えて調整して出来上がり。
粗熱が取れたら保存容器に移し、完全に冷めてから蓋をして冷蔵庫で保存する。*保存の目安は冷蔵庫で3〜4日くらい。
今回のレシピは北海道新聞PR誌『道新ポケットブック』2016年1月発行の「愛され常備菜」に掲載されていた“根菜のトマト煮”をアレンジしたものです。真似をして作ってみたら美味しくてすっかり気に入り、ここ数年我が家の常備菜として定着しています。
オリジナルのレシピは洋風のもので根菜類はもっと大きい乱切りなのですが、しょうゆなどを加えて和風にしてみたところ、オリジナルとはまた違った美味しさ。具材を少し小さめにしてみるとパスタにも程良くマッチしたので、最近は自己流にアレンジした小さめ具材の和風にしたバージョンで作っています。
根菜の種類や分量とその割合は、その時々によって違うのですが、長イモは重さの割には嵩が少ない気がするので多めに入れ、ニンジンは色合い的に若干少なめに、といった感じです。今回は入れていませんが大根を入れるのもオススメです。
オリジナルのレシピではホールトマトを使用していて、私も普段はホールトマト又はカットトマトを使っていますが、それらを切らしている時にはトマトジュースで代用しています。これがまた秀逸で、煮詰めると濃厚で味わい深く、形が残らず根菜たちを引き立てます。トマトの美味しさも多種多様。今度生のトマトでも作ってみようと思います。
根菜の和風トマト煮を使って
①パスタに
*具材はしっかりめの味ですがパスタと和えると全体の味が薄まるので、具材は多めにし、塩、コショウを加えて調整するのが良いと思います。
②パンのお供に
③副菜に
この他に、ドリア風:耐熱皿に薄くバターを塗ってご飯を入れ、その上に小さく切ったバターを散らし、根菜トマト煮をのせ、最後にピザ用チーズをのせてグリルで焼く:にアレンジしたら大変美味しかったです。(写真の出来があまりに酷かったので掲載出来ませんでした。残念。)
具材をもっと大きく切って作れば趣向を変えたお節料理の煮物にも使えるかも?と思ったり。その際はニンニクは抜いたほうが良さそうですね。
根菜の種類が多いので下ごしらえに多少時間を取られますが、後は炒めて煮るだけなので簡単です。一度作ってしまえば色々使えて便利です。良かったらお試しください。
クリスマスも終わってしまいましたね。昨日こちら北海道は雪模様のホワイトクリスマス。なんて言うとロマンチックに聞こえますが、景色はホワイトながらも実際はそんな雰囲気は皆無でした。昼間は時々猛吹雪〜晴れた隙を狙ってはスキーウェアに身を包んで雪掻き〜、夕方からは多少穏やかになったものの、夜も更ける頃には強風で家中ガタガタと鳴り響き、深々と冷えてくるのでブランケットを腰に巻きつけて過ごしました。ロマンチックどころではありません。まあロマンチックなんてものとは縁遠いので、だからどうした、って感じなんですけどね。
ちなみにクリスマスのホームパーティーは、そこそこ豪華(?)に美味しく楽しく過ごしました。もちろん私はパスタ係。トマトクリームのパスタを作り、評判は良好でした。いずれまた『パーティーパスタ』がテーマの時にご紹介したいと思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回も具材入りパスタソースをご紹介したいと思います。