あけましておめでとうございます。今年もご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回はおせち料理の残りや余ったお正月食材を使って作るパスタの特集です。第1回は『うま煮』を使います。
★うま煮とペンネの和風グラタン
材料(2人分)
ペンネ 70g
うま煮 180gくらい
うま煮の煮こごり 100gくらい
三つ葉 10本
生クリーム 1/2カップ
無塩バター 適量
ピザ用チーズ 60g
塩、黒コショウ 適量
下準備
①三つ葉:飾り用に2本分の葉の部分を残し、あとは粗みじん切りにする。
②うま煮(鶏肉・しいたけ・ゴボウ・ニンジン・レンコン・タケノコ):全て1㎝角くらいの大きさに切る。
作り方
- ペンネを茹で始める。(袋の表示時間12分を11分で茹でます。)
- フライパンにうま煮とうま煮の煮こごりを入れて火にかけてゆっくり温める。
温まる間にグラタン皿に薄くバターを塗っておく。
うま煮の煮こごりが溶けて煮立ってきたら
生クリームを加え、
混ぜ合わせて少し火を強めて煮詰める。
- 茹で上がったペンネをフライパンに移し、
ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせ、塩少々と黒コショウを振って味を整える。
*うま煮の味付けにもよりますが、甘めの場合はコショウはしっかり多めに加えるのがお薦めです。
- バターを塗った耐熱皿に具材を入れ、ピザ用チーズをのせる。
グリルやオーブントースターで表面に焼き色がつくまで焼く。焼きあがったら飾り用の三つ葉の葉をのせ、残りを散らして出来上がり。
ありきたりのリメイクですみません。
一応ポイントとしてはうま煮の煮こごり〜鍋の底に残った煮汁に崩れた具材が混ざっているもの〜を利用していることです。今回おせち料理で作ったうま煮では、里芋が煮崩れして半分近く煮汁に溶けてしまいました(悲)。鍋底には例年以上にドロドロになってしまった煮汁が残り、中には細切れの具材もたくさん入っていたので捨てるのは勿体無く、何かに使おうと思い取っておきました。見た目はあまりよろしくありませんが、野菜や鶏肉の旨味いっぱいです。
溶けた里芋の濃度があるので生クリームを加えるだけで、ホワイトソースの代わりになるから手間いらず。少し緩めですが。十分味が付いているので基本『混ぜるだけ』です。細切れになった具材もたくさん入っているので、この煮こごりだけで作ろうかとも思いましたが、それではあまりに貧弱で悲しいので、形の残っている具材も入れました。野菜それぞれの食感と旨味で食べ応えも出て、ちゃんとグラタンができました。
焼き色をつけたいのでグリルで加熱しましたが、電子レンジでチンしても作れます。基本的には『混ぜるだけ』なので、全部の工程を電子レンジで作ることもできると思います。
簡単に美味しく仕上がるので、よかったらお試しください。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回も残りもので作るパスタの予定です。
新しい年、2021年になりました。昨年は世界中がコロナに翻弄された一年でした。早く落ち着いて欲しいものです。お正月も休むことなく働いてくださっている医療従事者の方々をはじめ、多くの職種の方々には本当に頭が下がります。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。今年はみんながもう少し平等に、安心して穏やかに過ごすことができる一年でありますように、と願うばかりです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
厄除開運午。