こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回のテーマは『長イモ』です。第1回はトマトソースのパスタです。
★長イモとレンコンのスパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
長イモ(中 / 10㎝くらい) 120g
レンコン 60g
薄切りベーコン 60g
ニンニク(小 / みじん切り) 1片
白ワイン 大さじ2
トマトソース 大さじ5
オリーブオイル 適量
黒コショウ 適量
青じそ(大 / 千切り) 2枚
粉チーズ お好みで適量
下準備
①長イモ
1 )ヒゲ根を取ってきれいに洗い、皮を剥かずに太い部分は半月切りに、細い部分は輪切りに8㎜幅に切る。
*皮が気になるようでしたら剥いて下さい。
2)薄い酢水に10分ほど晒してアクを取り、水気を切っておく。
②レンコン:ピーラーなどで皮を剥き、8㎜幅のイチョウ切りにし、長イモと同様に薄い酢水に晒してから水気を切っておく。
③ベーコン:2㎝角に切っておく。
④青じそ:包丁またはハサミで細切りにし、サッと水にくぐらせてから水気を切っておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイルを入れて温め、長イモとレンコンを入れて中火で焼く。焼き色が付いたら裏返してフライパンの脇に寄せ、スペースを作ってベーコンとニンニクを入れ、オリーブオイルを少々加えて火を弱めて加熱する。
- ベーコンから脂が出てきてニンニクの香りが立ってきたら全体を炒め合わせ、白ワインを加えて煮立たせ、蓋をして火を弱めて蒸し焼きにする。(*蓋をしたタイミングでスパゲッティを茹で始めると良いと思います。)
- 3分ほど蒸し焼きにしたら蓋を取り、パスタの茹で汁お玉1杯、トマトソースを加えて混ぜ合わせ、軽く煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してソースとよく混ぜ合わせ、水分が足りなければ茹で汁を加えて調整し、黒コショウを加えて味を整える。火を止めてオリーブオイル少量加えてざっと混ぜ、お皿に盛り分け青じそを乗せて出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がり下さい。
蒸し焼きにしたホクホクの長イモと、シャキシャキのレンコンの食感が楽しめる一皿。ベーコンの旨味を加えたトマトソースで安心定番の美味しさです。
長イモは皮付きのまま調理しました。皮の部分は栄養の宝庫。なんて言いながら、実は普段は皮を剥く派なのですが、今回は思い切って皮付きのまま使ってみました。食べてみても特に皮の存在は気にならず、香ばしい感じもして美味しかったです。
イタリアンな香草〜バジルやイタリアンパセリ〜が無かったので、青じそを加えました。例年にない不作の我が家のミニ家庭菜園で、何故か青じそは元気一杯なので日々の料理に加えています。『和の香り』ですが、洋風の料理にも良く合いますね。
レンコンを加えたことで根菜いっぱい〜ちょっと入れ過ぎ?〜のパスタです。なかなかのボリュームで食べ応えがありました。
長芋について①
長イモの旬
秋が旬のイメージがあるのですが、夏頃にスーパーで『新物!』とシールが貼られた長イモを見かけたような気がして、実際の旬はいつなんだろう?と思い、ちょっとリサーチ。
以下は北海道産の長イモについての情報です。
北海道内でも産地は広範囲に渡るので栽培地によって多少違いはあるようですが、一般的には秋の11月〜12月が旬と言われています。(テーマにするにはちょっと早かったかもしれません。)
長イモは秋に収穫する『秋掘り』と、3〜4月に収穫する『春掘り』があり、『秋掘り』は皮が薄く、みずみずしくアクも少なく、シャキシャキした食感が特長。皮が薄いのできれいに洗って皮のまま調理するのもおすすめのようです。『春掘り』は越冬した分旨味と甘味が強く濃厚な味わいで、粘りも強いのが特長。
夏に『新物!』を見たと思ったのは気のせいだったのか…定かではありませんが、どうやら旬ではなかったようです。
収穫時期は春と秋ながら、低温貯蔵のおかげで通年お目にかかれる長イモ。農業技術の向上、すなわち農家さんのたゆまぬ努力に頭が下がる思いです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。