メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

金時豆のパスタ⑤番外編:ごちそうパスタ

 

ご訪問ありがとうございます。

 

遅くなりました💧今回は、前回の予告通り『金時豆』がテーマの番外編として、“ごちそうパスタ”をお送りします。いつもながら大皿に装っただけです😁

 

 

金時豆のチリビーンズ風パスタ

☆チリビーンズ(風)を作る

材料(作りやすかった分量)

金時豆(茹でたもの)  200g

牛豚合びき肉      200g

ニンニク(みじん切り)   小1片

タマネギ(みじん切り) 150g(小1個)

ニンジン(すりおろす)  20g

赤唐辛子(種を取る)     1本

ローリエ           1枚

●調味料など

オリーブオイル        適量

赤ワイン       1/4カップ

トマトペースト   1袋(大さじ1)

トマト水煮缶(ホール)    1缶

金時豆の茹で汁    1/2カップ

顆粒コンソメ      小さじ1/2

トマトケチャップ    小さじ1

ウスターソース     小さじ1

塩、コショウ         各適量

 

下準備

トマト水煮缶:ボウルなどにあけて、手で潰しておく。

 

*『金時豆』の茹で方は第1回のトマトソース編でご紹介しています。自己流なのでご参考になるとは思いませんが、パスタは美味しく仕上がっていると思いますので、まだご覧いただいてなければ、良かったら覗いてみてください。

 

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作り方

  1. 深めのフライパン又は鍋にオリーブオイル、ニンニク、タマネギ、ニンジンを入れて弱めの中火で炒める。 野菜がしんなりしてきたらローリエの葉を入れてさらに炒める。 
  2. 野菜が色づいて半分くらいの量になったら赤唐辛子を加えてフライパンの端に寄せ、空いたところに牛豚合びき肉を入れて焼く。(野菜が焦げないよう火元からフライパンを少々ずらしています。) 牛豚合びき肉がチリチリしてきて周りが白っぽくなってきたら裏返し、粗くほぐしながら野菜と炒め合わせる。 
  3. 野菜と牛豚合びき肉が馴染んだら赤ワインを加えて強火で煮立てる。 煮詰まったらトマトペーストを加えて炒め合わせ、 トマト水煮を手で潰して加え、缶をすすいだ水カップ1、 金時豆金時豆の茹で汁、顆粒コンソメを加えて弱火で30分ほど煮る。    
  4. 煮汁が少なくなってきたらトマトケチャップとウスターソースを加えてさらに少々煮込み、塩コショウで味を整えて出来上がり。

 


☆パスタを仕上げる

材料(大皿分)

ピーぺ(ショートパスタ)    150g

チリビーンズ(風)    上記出来上がりの半量

オリーブオイル            少々

イタリアンパセリ(刻む)       少々

*お好みで粉チーズ        適量

 

作り方

  1. 深めのフライパン又は鍋にチリビーンズ(風)の半量を入れ、火にかけて温める。

     

  2. 茹で上がったショートパスタのピーぺをフライパンに加え、ソースとよく和える。味をみて足りなければ塩少々加えて調整する。 
  3. 火を止めてオリーブオイル少々加えてザッと混ぜ、お皿に装い、有ればイタリアンパセリを散らして出来上がり。

    *お好みで粉チーズ

 

前回までの金時豆のパスタではシーフードを合わせてきたので、最後もシーフードで締めくくろう♪と思ったのだけれど、もう目ぼしいシーフードの在庫がゼロ…断念しました。やはりワタクシ、“詰めが甘い”です💧。悩んだ結果、冷凍保存のタイムリミットが近い“合びき肉”でチリビーンズ風にしてみることにしました。

 

ずいぶん前に『大豆』をテーマにした際にも同様のチリビーンズ風を作ったことがありました。一応記憶にあったのですが、改めて『大豆』バージョンの記事を見てみると、同じ“チリビーンズ風”でも今回の『金時豆』バージョンで予定していた材料と多少違うので、いつもの “まぁいいか”で挑戦してみました。『豆』の種類も違うしね😉

 

*ご参考まで『大豆』バージョン、良かったら覗いてみてください。

 

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『大豆』バージョンでもそうだったのですが、今回もチリビーンズ “風”としたのは「チリパウダー」を使っていないから、という理由です。身内で辛いものがそこそこ好きなのは私だけなので、そんな調味料は常備していないため『大豆』バージョンでは一味唐辛子を利用。今回の『金時豆』バージョンでは赤唐辛子を使ってみました。調理の途中で取り出したので辛さはほんのりといった程度なので、さらに “風”といった感じになりました。

 

金時豆』は半分は煮崩れた豆を有効活用。金時豆の茹で汁も加えたソースは濃厚で豆の風味をしっかり感じます。“風”のほのかな辛さも金時豆の甘さを引き立ててくれるので、さらに豆の美味しさを味わうことができた気がします。

 

今回使ったショートパスタ「ピーぺ(イタリア語で『パイプ』の意)」は「ルマコーニ(イタリア語で『カタツムリ』の意)」というその名の通りカタツムリの形のパスタのミニ版。コロンとした可愛らしい形のパスタです。

ショートパスタの在庫が無くなってきたので輸入食材のお店に買い物に行った時のこと。貝の形のパスタ「コンキリエ」が欲しかったのに、この時期は何故かどのお店でも品切れ中。我が家の定番「ペンネ」と「フジッリ」を買い物カゴに入れ、「コンキリエ」は諦めて帰ろうとしたところ、ふと目に入ったのがこのパスタ。

 

イタリアのスーパーではよく見かけるパスタで、昔お気に入りだったひとつ。「あら、お久しぶり♡」と嬉しくなって迷わず購入。何に使おうかと楽しみにしていたパスタ、ようやく出番がやってきました。

 

パスタの溝と穴にソースがしっかり入り込むので、トマト系やクリーム系のソースによく合います。今回のような濃度のあるソースにもピッタリでした。崩れかけの金時豆もパスタの穴から顔を出し、しめしめとニンマリ。大変美味しくいただきました。

 

 

残った半量の「チリビーンズ(風)」は小分けにして冷凍保存中。トーストサンドの具材にしたり、ご飯にのせてチリビーンズライス(?)にしたりと、チビチビ楽しんでいます。

 

 

3日前、我が家の小庭に残っていた雪がついに消えて無くなりました。季節外れの暖かさの中、庭木の冬囲いを外しながら、雪がみるみる消えていくのを目の当たりにし、北海道にも春がやってきたのを実感しました。ひと仕事を終えた後、今年初のクロッカスが庭ではなく、家の壁と地面の隙間にひっそりと咲いているのを発見。庭に戻してあげなくちゃと思ったけれど、こんな窮屈なところで健気に堂々と咲いている姿がなんだかいじらしくなって、もう少しそっとしておいてあげることにしました。

 

 

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

次回は食材テーマが変わります。