メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

タラのパスタ①トマトソース

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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回の食材テーマは冬の魚『タラ(鱈)』。第1回はトマトソースのパスタです。

 

 

★タラのトマトソースのペンネ

材料(2人分)

ペンネ(ショートパスタ) 100g

生ダラ          100g(切り身で1切れ分くらい)

(下味など:塩、コショウ、小麦粉 各適量)

長イモ(1×4㎝の棒状に切る)80g

白菜            70g(葉1枚くらい)

ニンニク(みじん切り)   1/2片

イタリアンパセリ(乾燥) 小さじ1

   〃 (生 / 粗みじん切り) 2枝

白ワイン         大さじ2

トマトソース     大さじ5〜6

オリーブオイル        適量

塩、コショウ        各適量

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下準備

生ダラ:皮を取り除き一口大に切る。塩ほんの少々振って数分置くと表面から水分が出てくるので、水気を拭き取りコショウを振って、調理する直前に小麦粉を薄くまぶす。

*塩を振って余分な水分と一緒にタラの臭みを取り除きます。塩が多すぎたり、あまり長く放置するとタラが塩辛くなるので注意。心配な場合はサッと水洗いしてから水気を取り、コショウ→小麦粉と下準備すると良いと思います。

②長イモ:棒状に切って水に晒して軽く滑りを取り、水気を切っておく。

③白菜:葉と芯を切り分け、葉はざく切り、芯は4㎝くらいに切ってから繊維にそって1㎝幅に切る。(長イモと同じくらいの大きさ)

 

作り方

  1. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、長イモを入れ塩少々振って中火で焼く。

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    長イモの表面に薄く焼き色がついたらフライパンの端に寄せ、空いたところにタラを入れて焼く。

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    タラの片面がカリッとしてきたら裏返し、白菜の芯の部分とニンニクを入れて炒め合わせる。

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  2. 全体が馴染んだら白ワインを加えて煮立たせる。(*この辺りでパスタを茹で始める。〈表示茹で時間7〜9分だったので8分で茹でてみました。〉)

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    イアリアンパセリ(乾燥)とパスタの茹で汁お玉2杯を加え、

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    トマトソースを加えて混ぜ合わせ、

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    ひと煮立ちしたら蓋をして弱火で2〜3分蒸し煮にする。

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  3. パスタの茹で上がる1分くらい前に白菜の葉を加えてサッと火を通す。

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  4. 茹で上がったペンネをフライパンのソースに加えてよく混ぜ合わせる。水分が足りなければ茹で汁を適宜加え、味をみて塩、コショウで調整する。

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    火を止めてオリーブオイル少量加えてざっと混ぜ、

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    お皿に盛り分けイタリアンパセリ(生の粗みじん切り)を散らして出来上がり。

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冬になるとシチューを作る機会が増え、シーズン中にはタラを入れた魚介のトマトシチューを何度か作ります。残ったシチューは翌日にはパスタを入れてスープパスタ風にすることがあって、それが大変美味しくて気に入っています。今回はそのお気に入りメニューをイメージしてタラを主役に作ってみました。

 

タラは身が柔らかくて崩れやすいので、薄く小麦粉でコーティング。炒めて煮て混ぜて、と、最後はどうせ崩してしまうのですが、コーティングしておくと仕上がった時はパサつきがなく、タラ自体の旨味を感じる気がします。

 

蒸し煮にしたタラの旨味がトマトソースと溶け合って、コクのある味わいです。ホロリと崩れた柔らかなタラの口当たりも良く、淡白ながらも素朴なタラの美味しさを満喫。最初、タラだけでは物足りない気がして、アンチョビーを入れるかどうか考えましたが入れなくて正解。十分美味しくなってくれました。

 

家庭料理のパスタにはボリュームが必須(?)。ボリュームアップに合わせた野菜は白菜と長イモ。当初の予定ではシンプルに白菜だけを考えていたのですが、冷蔵庫を開けて白菜を取り出した時、目が合ってしまいました。長イモと。それで『はいはい、使わせていただきますよ。』となりました。

 

長イモはもともと好きな野菜の一つではありましたが、先月食材テーマにして以来何かと使いたくなり、本格的な旬を迎えた今日この頃、購入する頻度が増えて今はほぼ常備野菜状態。そんなことから冷蔵庫で出番を待っていた長イモを、タラと相性の良いと言われるジャガイモに代えて使ってみることにした次第です。

 

さて主役はタラ。ほっくりした長イモも、鍋で最強タッグを組む白菜も、タラとの相性は抜群のようで満足の美味しさです。加熱するとグッと嵩が減ってしまうので白菜はもっと入れても良かったかなぁ。それでもお腹十分のボリュームです。

 

素朴なタラの旨味いっぱいの、野菜も豊富なヘルシー&ボリューミーなパスタとなりました。良かったらお試しください。

 

 

タラについて①

タラの旬

冬が旬の魚のタラ。漢字で書くと『鱈』。魚と雪なんて、昔の人は随分しゃれた感覚を持っていたものだなあと感心してしまいます。字が示す通り雪の季節に旬を迎えると言われ、近辺のスーパーでは今月に入った辺りから、パックに“今が旬”シールが貼られたタラが並び始めた気がします。実際はもっと寒さが厳しくなる12月から2月辺りが本格的な旬のようですが、ちょっと早めに旬を先取りして、『タラ』を食材テーマにしてみました。

 

 

今回購入したタラについてなど、書きたいことがたくさんありますが、またまた遅い時間になってしまいそうなので次回以降に少しずつ書いていきたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

次回はオイルソースのパスタです。