メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

タラのパスタ②オイルソース

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ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『タラ(鱈)』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。

 

 

★タラとブロッコリーのスパゲッティ

材料(2人分)

スパゲッティ        120g

生ダラ(切り身)      1切れ(約100g)

(下準備で塩、小麦粉を各少々)

ブロッコリー(小房に分ける) 50g

ニンニク(大 / 薄切り)     1/2片

白ワイン         大さじ2

イタリアンパセリ(乾燥) 小さじ1

無塩バター          5g

オリーブオイル        適量

塩、コショウ        各適量

*お好みで香草パン粉     適量

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下準備

①タラ:皮を取り除き、一口大に切って塩少々振って数分おく。出てきた水分を拭き取り、調理の前に薄く小麦粉をまぶしておく。

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ブロッコリー:小さめの小房に分け、パスタを茹でる鍋で事前に2分程度下ゆでしておく。

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*お好みで③香草パン粉:パン粉、ニンニク、アンチョビー、好みの香草とナッツ類を炒って合わせたものです。詳しい作り方については前々回のテーマ『オイルサーディンのパスタ②オイルソース』の記載をご参照下さい。

 

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作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが出てきたらタラを入れて焼く。ニンニクが色づき、タラは表面に軽く焼き色がついたら裏返し、ニンニクと炒め合わせる。(*タラとニンニクがザッと混ざった段階でパスタを茹で始めています。〈表示の茹で時間9分を7分で茹でています。〉)

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  2. 白ワインを加えて強火で煮立たせ、

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    パスタの茹で汁お玉2杯を加え、

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    イタリアンパセリを加えて煮る。

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  3. スパゲッティが茹で上がる1〜2分前に下茹でしたブロッコリーを加え、軽く潰しながら混ぜ合わせる。

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  4. 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してソースとよく混ぜ合わせ、

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    味をみて塩とコショウで調整し、バターを加えてザッと混ぜ、

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    お皿に盛り分けて出来上がり。お好みで香草パン粉を適量かけてお召し上がり下さい。

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オイルベースのパスタは毎度ながらシンプルパスタ。素材の味を引き出す腕もないくせにいい度胸じゃない?と思いながらも、素材頼りの“一か八か”の勝負に出ます。素材の良さが幸いしてか、不思議と美味しく仕上がってくれるというプチ奇跡が起こります。(いつもではありませんが。)

 

タラは塩で余分な水分を出して臭みも取るように下処理していますが、新鮮なことからも臭みはまったく無く、香りが良くて旨味たっぷり。ブロッコリーもタラの旨味を吸って美味しいです。タラのふんわりホロっとした食感に心が和みます。バターのコクとニンニクの風味も淡白なタラの美味しさを引き立ててくれるようでした。

 

香草パン粉は前々回の『オイルサーディンのパスタ』の時に使ってみて、自分としてはなかなか満足の仕上がりになったのに味を占め、あれこれと他の料理にも使ってすぐに無くなってしまいました。魚のソテーなどにかけるとフライっぽくなり、揚げない分なんとなくヘルシー感もある上、手間もかからないことからも、香草パン粉は最近のお気に入り。で、飽きもせず、また作ってあったという訳です。

 

今回も香草パン粉を試しにかけてみたらちょっとしたアクセントになり、このパスタにもよく合って美味しかったです。もちろん(?)香草パン粉無しでも、あるいは粉チーズをかけても美味しくいただけると思います。お好みで。

 

 

タラについて②

切り身かブロックか?

スーパーの魚売り場では旬を迎えたタラのスペースが拡張されてきました。切り身の他に半身のブロックや鍋物用のアラ、皮なしのスキンレスなども登場し、まさに“タラ祭り”状態です。ブロックは切り身に比べて割安ですが、中高年の二人暮らしには多すぎるし、冷凍するにしても切るのは面倒。結局手軽さから買うのはいつも切り身です。

 

今回食材テーマをタラに決め、さて、切り身とブロックどちらを買うか、“タラ祭り”を前にしばし思案。どちらもお買い得の日だったので、えい!っと清水の舞台から飛び降りて(大げさ)両方買いました。ちなみに切り身は3切れ入り税込331円(100gあたり税別98円)、半身のブロックは1パックなんと税込267円です。

 

『切り身は他の料理用に冷凍にして、半身ブロックは今夜の鍋用と残りはパスタ用にして…』などと考えていたのですが、家に帰って半身のタラをパックから出してみたところ、思いのほか小さくてあれれ?重さを量って見ると400gちょっと。久しぶりに頑張って研いだ包丁で鍋に使う分を切り分けると、残りはほぼ半分。半身って見た目ほどの量じゃないことがわかりました。台所は学びの場です。

 

半身のブロックのタラ

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切り身のタラ

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*どちらも身はピンクがかった色。新鮮です。
 

前回のトマトソースのパスタではブロックを切り分けたタラを使い、今回のパスタには切り身のタラを使ってみました。一回のパスタ作りにつき約100g〜切り身だと1切れ分を使う感じです。全4回で切り身なら4切れ、ブロックなら半身一枚。よく考えずにブロック半分を先に鍋に使ってしまいましたが、計算上では半身ブロック1枚267円でパスタ4回(1回で約67円!)の材料で足りるので、大変コスパの良い食材になると思います。

 

いつもながらの言い訳&こじつけでした。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

次回はクリームソースのパスタです。