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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『キュウリ』がテーマの第3回は、クリームソースのパスタです。
★キュウリとジャガイモの明太マヨクリームパスタ
材料(2人分)
コンキリエ(ショートパスタ) 80g
キュウリ(7〜8㎜角に切る) 1本
ジャガイモ(小)( 〃 ) 1個
鶏ささみ 2本
(日本酒小さじ1、塩少々)
塩、コショウ 各適量
イタリアンパセリ(みじん切り)1〜2枝
☆ソース用調味料
・辛子明太子(ほぐす) 大さじ1(約20g)
・マヨネーズ 大さじ1
・生クリーム 大さじ4
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、コショウ 各適量
下準備
①キュウリ:洗って塩少々を振って板ずりし、縦半分に切ってから2頭分にして7〜8㎜角に切り、水気を切っておく。
②ジャガイモ:7〜8㎜角に切って水にさらしてアクを取ってから水気を切り、耐熱皿に入れて薄い塩水を少々かけて電子レンジで3分加熱する。
③鶏ささみ:筋の両脇に切れ目を入れて裏返し、筋と身の間に包丁を沿わせて筋を取り除く。
厚さが均等になるように身の暑い部分を切り開き、耐熱皿に入れて日本酒を振りかけてラップをし、電子レンジで30秒加熱する。
裏返してさらに20秒ほど加熱し、塩少々振って再びラップをかけて余熱で火を通す。粗熱が取れたら8㎜角に切っておく。
作り方
- ボウルに☆ソース用調味料の辛子明太子、マヨネーズ、生クリーム、塩、コショウを入れて混ぜ合わせ、全体が馴染んだらオリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせる。
- 1.のボウルに具材のキュウリ、ジャガイモ、鶏ささみを入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて冷やしておく。
- ショートパスタのコンキリエは袋の表示時間より2分ほど長めに茹でる。茹で上がったら氷水に取って冷やしてから、ペーパータオルなどでよく水気を切り、少量のオリーブオイルで和えておく。
- 冷やしておいたソースにコンキリエを入れてよく混ぜ合わせ、塩、コショウで味を整える。お皿に盛り分け、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
生クリームにマヨネーズと辛子明太子を加え、コックリ&サッパリのサラダ風のパスタです。写真では分かりにくいのですが、辛子明太子が全体をほんのりピンク色に綺麗に染めてくれています。できればもう少し濃い目の色合いにしたかったところですが、使った残りものの辛子明太子がこの分量しかなかったもので…残念です。でも辛みの強い明太子だったので、味はしっかりついています。
具材はもう少し小さめに切った方が、パスタのコンキリエの空間にもっと入り込んでくれただろうになあ、と反省。それでもソースが十分絡んでくれたので、美味しくいただきました。
主役はキュウリながら、それだけではちょっと淋しいので、明太子にも合いそうなジャガイモと鶏ささみを加えました。爽やかな香りのシャッキリしたキュウリとホックリしたジャガイモの食感の違いも楽しいです。淡白ながら鶏ささみを加えてボリュームも増して食べ応え有り。お腹満足の一皿です。
冷製クリームパスタを美味しく作るコツ
冷製でクリームソースのパスタを作ることに以前は随分失敗しましたが、昨年の冷製パスタ特集で試行錯誤を重ねてからは、あまり苦労せずに仕上げることができるようになりました。
数々の失敗を繰り返した結果、私個人の好みとしてですが、冷製クリームパスタを美味しく作るポイントを挙げてみます。
①ほどほどの酸味:
マヨネーズやチーズなど酸味のあるものを加えるとコクと共にサッパリ感も出て、サラダ感覚で飽きずに(?)美味しく最後まで食べられます。
②ほどほどの濃度:
トマト系やオイル系の時には感じないのですが、クリーム系の場合は味が良くてもソースがシャバシャバしていると実際以上に水っぽく感じ、美味しさが半減する気がします(個人的見解)。解決法として、ソースにチーズを溶け込ませたり、今回のようにマヨネーズをちょっと加えると、ソースに濃度がついて水っぽさが抑えられ、また、パスタとの絡み具合も良くなるので美味しく頂くことができます。と思います。
③ほどほどの量:
これはクリームソースのパスタに限らず冷製パスタ全般に言えることですが、冷製パスタは量が多いと何故か食べ飽きてしまいがちなので、『量は控えめ』を基本に、普通のパスタを作る場合の半量から多くても7割程度で十分だと思います。
具体的には
*細麺カッペリーニの場合の1人分:30g
*ショートパスタの場合の1人分:40g
ソースや具材及び人それぞれの普段の食の量にもよると思いますが、私は基本的には上記程度の量を目安としています。
冷製パスタは量が多いと何故飽きるのか?は分かりません。理由を述べられずスミマセン。
『コツ』といったほどのものではなく、あくまでも個人的な好みによるものですが、冷製のクリームパスタを作る上でのご参考になれば幸いです。
ウトウト&ダラダラ書いている間に真夜中です。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回は和風のパスタです。