こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回のテーマは『絹さや』です。第1回はトマトソースのパスタです。
★絹さやとフレッシュトマトのスパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
絹さや 15枚(約30g)
厚切りベーコン 50g
タマネギ(薄切り) 1/4個(50g)
ジャガイモ 1/2個(50g)
完熟トマト(中) 1個
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
*粉チーズ(お好みで) 適量
(写真のイタリアンパセリとバジルは使いませんでした。)
下準備
①絹さや:ヘタと筋を取り、塩少々加えた熱湯で1分間下ゆでし、縦に細切りにする。
②ジャガイモ:細切りにして10分ほど水にさらし、水気を切っておく。
③ベーコン:4〜5㎜角の棒状に切る。
④トマト:湯むきをしてから種を取り除き、1㎝角に切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとベーコンを入れて弱火にかける。ベーコンから脂が出てきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにタマネギとジャガイモを入れ、塩とコショウを各少々振って弱めの中火で炒める。
- タマネギとジャガイモが透き通ってきたらベーコンと炒め合わせる。全体が馴染んだらトマトを加えて炒める。
- トマトの角が取れてきたら白ワインを加えて煮立たせ、パスタの茹で汁お玉2杯を加えて火を弱めて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移してソースと和え、下ゆでした絹さやを加えて混ぜ合わせる。味をみて塩コショウで味を整え、火を止めてオリーブオイル少量加えてザッと混ぜ、お皿に盛り分けて出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
絹さやの繊細な風味を消さないよう、フレッシュトマトをベースにしたソースであっさりとまとめてみました。さっとゆがいた絹さやの青々とした爽やかな甘みを引き立てます。鮮やかな緑色がトマトの赤に映えて、彩りよく仕上がりました。
カサ増しにジャガイモと玉ねぎを加えボリュームアップ。ジャガイモのシャッキリ&ほっくりした食感もご馳走要素。絹さやのシャキシャキの歯応えがより一層強調されるようでした。
野菜だけでまとめようかと思いましたが、小心者なので旨味にベーコンを少し加えました。香草のイタリアンパセリとバジルは調理の途中で気が変わり、加えるのを止めました。結果、絹さやの風味をより強く感じることができたので、入れずに正解でした。
絹さやについて
絹さやはサヤエンドウの代表格で、えんどう豆の実が成熟する前に収穫してサヤごと食べられる豆。同じ仲間にはスナップエンドウがあります。ちなみに中の豆が成長したものがグリンピースとなり、完熟するとえんどう豆となります。
絹さやの選び方として、色鮮やかでハリがあり、先のヒゲが白くピンとしているものが新鮮で、サヤは薄くて豆の膨らみを感じないものが上質のようです。
絹さやの旬
通年スーパーの棚に並んでいますが、北海道産の絹さやは6月〜9月が旬。6月に入ってから北海道産の絹さやが手に入るようになりましたが、もう少し暑くなる夏場の方が価格もお手ごろになり、1パックの中の量も増える気がします。絹さやを春野菜と夏野菜のどちらにするか悩みましたが、今回は春野菜のカテゴリーに入れました。
絹さやの栄養
絹さやはマメ科でありながらも実が完熟される前に食用とするので『野菜』に分類されます。なので豆全般において豊富なタンパク質や糖質は少ないものの、緑黄色野菜としてのビタミンC、食物繊維、βカロテンが豊富な、栄養価の高い優等生。持ち味の鮮やかな緑色とシャキシャキ食感と栄養を活かすには、加熱しすぎないのが一番のコツ、のようです。
普段は脇役に回りがちな『絹さや』。たくさん使えばインパクトも大きくなり十分主役になるのでしょうが、絹さやは意外と割高な食材(だと思うのですが…)。普段から食材をケチケチ使っている身としては大量消費には罪悪感を伴いますが、主役に選んだからにはと、今回の絹さやテーマではいつもより多めに使ったものご紹介していきます。それでも計算上は2人分のパスタを4種類作って、せいぜい2パックを消費する程度。贅沢できない性分です。
今回の絹さやに限らず、少量でも、食材を生かすための扱い方〜切り方、加熱する時間やタイミング、合わせる食材の選択などなど〜を習得して、選んだ食材を美味しく味わえる料理を作れるようになりたいものです。いくつになっても挑戦が続きます。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。
ブログ更新にちょっと間が空いてしまいました。
ちょっとしたハプニングの連続で思うように時間が取れずにいたのですが、日常生活における時間の作り方の下手さ加減には我ながら情けなくなります。『継続は力なり』を忘れずに、誰かに何かに、少しでも役立つ情報を提供できるようになることを目標に、続けていきたいと思っています。
6月最後の日曜日、皆様良い日曜の夕べをお過ごしください。