こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『サバ缶』がテーマの第4回は、和風パスタです。
★サバ缶の柚子こしょう風味のスパゲッティ
◆材料(2人分)
スパゲッティ 120g
さばの水煮缶(缶汁含む) 1/2缶
ショウガ(千切り) 薄切り2枚分
長ネギ(斜め切り) 15㎝くらい
黄パプリカ(縦に細切り) 1/4個
ピーマン( 〃 ) 1/2個
日本酒 大さじ1
ポン酢しょうゆ 小さじ2+1
柚子こしょう 小さじ1/2
小ネギ(小口切り) 2本
◆下準備
さばの水煮缶:サバの身と缶汁を分けて、身は大きめにほぐしておく。
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとショウガ、黄パプリカを入れて弱火で炒め、黄パプリカに油が回ったら長ネギを加えて一緒に炒める。全体が馴染んだらサバの身を入れて少し火を強めて水気を飛ばすように炒める。
- サバの水分が飛んだら全体を炒めあわせ、日本酒を加えて強火で煮立てる。アルコールが飛んだら、さばの水煮缶の缶汁、ポン酢しょうゆ小さじ2杯、パスタの茹で汁お玉1杯強を入れ、火を弱めて煮る。
- スパゲッティが茹で上がる2分前にフライパンのソースにピーマンを加えて火を通す。スパゲッティが茹で上がる直前に、柚子こしょうをソースに加えてザッと混ぜ合わせる。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンのソースに加えてよく混ぜ合わせる。ポン酢しょうゆ小さじ1杯を鍋肌から回し入れ、強火にして香りを立ててザッと混ぜてからお皿に盛り分け、小ねぎを散らして出来上がり。
柚子コショウを入れるタイミングでいつも悩みます。風味が消えないよう火を止めてから最後に入れたほうが良いのかなとも思うのですが、そうするとうまく全体に行き渡らない気がします。悩んだ末、今回はソースの仕上げの最後に入れ、できるだけ加熱時間を短くしました。香りとピリッとした辛みもあり、何とか上手くいったように思います。
サバの濃厚な旨みに、さっぱりとしたポン酢しょうゆと爽やかな香りの柚子コショウがよく合います。香味野菜の長ネギとショウガを入れることでサバの風味も良くなるようです。たぶん。
サバ缶は種類によって缶の大きさ、分量が違います。第1回の時にも書きましたがサバ缶の価格も上がってきているので、最近は小ぶりの缶で、より安価なものを購入することが増えました。今回の分量としての1/2缶は、やや小さめの缶詰〜1缶の総量150g(缶汁含む)の半量なので、サバの身だけなら60gくらいだと思います。ちなみに価格は税込116円。なかなかのお買い得品です。
今回の『サバ缶』をテーマにしたパスタ全回を通し、サバの旨みとたっぷりの栄養を逃さないよう缶汁を加えているので、どれも栄養価の高いパスタに仕上がっているはずです。青魚が苦手でなければ美味しく召し上がっていただけると思いますので、興味がありましたらお試し下さい。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
サバ缶の大皿パスタがありませんので、『サバ缶』テーマは今回で終了します。次回は食材テーマが変わります。
全国規模の非常事態宣言も解除となりましたが、新型コロナが完全に終息したわけではなく、まだまだ予断は許さない状況です。皆様どうぞくれぐれも気をつけて毎日をお過ごし下さい。良い週末でありますように。