メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

グリーンピースのパスタ②オイルソース

f:id:libertablu:20210514190245j:plain

 

ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『グリーンピース』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。

 

 

グリーンピースと春レタスのペンネ

材料(2人分)

ペンネ(ショートパスタ)    100g

グリーンピース(生)       50g

ニンニク(潰す)          1/2片

タマネギ(みじん切り)       1/4個(50g)

厚切りベーコン          50g

アンチョビー(フィレ / みじん切り)1枚

春レタス(1㎝幅に切る)    葉2枚

●調味料など

オリーブオイル          適量

白ワイン           大さじ2

ブイヨン(薄め)       カップ

無塩バター            5g

黒コショウ            適量

f:id:libertablu:20210514191012j:plain

 

下準備

グリーンピース:サッと洗い水気を切っておく。

②ベーコン:1㎝角の棒状に切る。

③春レタス:葉を4等分に切り分けてから幅1㎝に切る。

 

作り方

  1. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが色づいてきたらタマネギを入れて炒める。

    f:id:libertablu:20210514235826j:plain

    タマネギがしんなりしてきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにベーコンを入れて焼く。

    f:id:libertablu:20210514235844j:plain

    ベーコンがこんがりしてきたらグリーンピースを加えて炒め合わせる。

    f:id:libertablu:20210514235919j:plain 

  2. 全体が馴染んだら白ワインを加えて煮立たせ、

    f:id:libertablu:20210515000142j:plain

    ブイヨンを加えて煮る。この辺りでパスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分を12分弱で茹でています。)

    f:id:libertablu:20210515000210j:plain

    f:id:libertablu:20210515000416j:plain

    *少しブイヨンが濃かったので途中でお湯を加えて薄めました。

    f:id:libertablu:20210515000324j:plain 

  3. パスタが茹で上がる1分くらい前、フライパンのソースにアンチョビー(見づらいですが中央あたり)を加え、

    f:id:libertablu:20210515000445j:plain

    春レタスも加えて混ぜ合わせ、サッと火を通す。

    f:id:libertablu:20210515000558j:plain

    f:id:libertablu:20210515000620j:plain 

  4. 茹で上がったペンネをフライパンに移し、

    f:id:libertablu:20210515000644j:plain

    ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。

    f:id:libertablu:20210515000703j:plain

    仕上げにバターを加えてザッと混ぜ、

    f:id:libertablu:20210515000720j:plain

    お皿に盛り分け、黒コショウを振って出来上がり。

    f:id:libertablu:20210515001107j:plain

    f:id:libertablu:20210515001144j:plain

    *もちろん(?)お好みで粉チーズ。

前回と同じくプラス食材に春レタス。買って間もないレタスの外葉の消費に尽力中なのと、前回準主役に取り上げながらもちょっと寂しかったので、再登場の運びとなりました。今回は少し量を増やして加熱時間も短縮。前回よりシャキシャキ感強めでグリーンピースのホックリした食感を引き立ててくれました。

 

主役はグリーンピース。前回同様の扱いですが、少し煮込み時間は短くしてみましたが、見た目〜色は、さほど違いはなく、やはりちょっと色褪せ気味となってしまいました。でも茹で加減はちょうど良くてホックリ、味はしっかり“豆々”として甘みも感じ、グリーンピースの美味しさを味わいました。

 

スープ煮をイメージして作ってみようとブイヨンを加えました。ブイヨンは薄めにしたつもりがちょっと濃かったので、途中でお湯を加えて薄めましたが、ベーコンの焦げ色?も溶け出して、イメージしていたよりも濃いめの味と色合いになりました。ちょっと濃い味ですが色々な旨味が溶け込んだ中、グリーンピースがしっかり美味しい(と思う)味わいのあるひと皿です。

 

 

グリーンピースについて②

グリーンピースマメ科の野菜

マメ科の中でも、実が完熟する前に食用にするものは「野菜」に分類され、グリーンピースはそんな「野菜豆」の仲間のひとつです。うっかりしていました。前回カテゴリーで『豆』に入れてしまっていたので『春野菜』に訂正します。

 

グリーンピースは「野菜豆」の中の「エンドウ属」に分類され、同じ仲間に『サヤエンドウ』や『スナップエンドウ』があります。が、実はサヤエンドウとグリーンピースは同じもの。

エンドウ豆が未熟な状態を早どりしサヤごと食べる状態のものが『サヤエンドウ』。(その中で小ぶりなものが『絹さや』)

この『サヤエンドウ』よりも生長しつつも、熟す前のまだ柔らかい実の部分を食べる状態のものが『グリーンピース』。

ちなみに『スナップエンドウ』は『グリーンピース』をサヤごと食べられるように品種改良されたもので、1970年代にアメリカから導入されました。

 

同じものなのに、生長段階によって名前も栄養も味わいも変わるのだから、不思議なものですね。

 

余談ですが、以前我が家のミニ家庭菜園で『絹さや(サヤエンドウ)』を作り、収穫後しばらくたって採り忘れたものを発見。サヤはパンパンに膨れ、実はカチカチになっていました。もう少し早く気がつけばグリーンピースを収穫できていたかもしれません。残念。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

次回はクリームソースのパスタです。