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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『グリーンピース』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
材料(2人分)
ペンネ(ショートパスタ) 100g
グリーンピース(生) 50g
ニンニク(潰す) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 1/4個(50g)
厚切りベーコン 50g
アンチョビー(フィレ / みじん切り)1枚
春レタス(1㎝幅に切る) 葉2枚
●調味料など
オリーブオイル 適量
白ワイン 大さじ2
ブイヨン(薄め) カップ1
無塩バター 5g
黒コショウ 適量
下準備
①グリーンピース:サッと洗い水気を切っておく。
②ベーコン:1㎝角の棒状に切る。
③春レタス:葉を4等分に切り分けてから幅1㎝に切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが色づいてきたらタマネギを入れて炒める。
タマネギがしんなりしてきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにベーコンを入れて焼く。
ベーコンがこんがりしてきたらグリーンピースを加えて炒め合わせる。 - 全体が馴染んだら白ワインを加えて煮立たせ、
ブイヨンを加えて煮る。この辺りでパスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分を12分弱で茹でています。)
*少しブイヨンが濃かったので途中でお湯を加えて薄めました。 - パスタが茹で上がる1分くらい前、フライパンのソースにアンチョビー(見づらいですが中央あたり)を加え、
春レタスも加えて混ぜ合わせ、サッと火を通す。 - 茹で上がったペンネをフライパンに移し、
ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。
仕上げにバターを加えてザッと混ぜ、
お皿に盛り分け、黒コショウを振って出来上がり。
*もちろん(?)お好みで粉チーズ。
前回と同じくプラス食材に春レタス。買って間もないレタスの外葉の消費に尽力中なのと、前回準主役に取り上げながらもちょっと寂しかったので、再登場の運びとなりました。今回は少し量を増やして加熱時間も短縮。前回よりシャキシャキ感強めでグリーンピースのホックリした食感を引き立ててくれました。
主役はグリーンピース。前回同様の扱いですが、少し煮込み時間は短くしてみましたが、見た目〜色は、さほど違いはなく、やはりちょっと色褪せ気味となってしまいました。でも茹で加減はちょうど良くてホックリ、味はしっかり“豆々”として甘みも感じ、グリーンピースの美味しさを味わいました。
スープ煮をイメージして作ってみようとブイヨンを加えました。ブイヨンは薄めにしたつもりがちょっと濃かったので、途中でお湯を加えて薄めましたが、ベーコンの焦げ色?も溶け出して、イメージしていたよりも濃いめの味と色合いになりました。ちょっと濃い味ですが色々な旨味が溶け込んだ中、グリーンピースがしっかり美味しい(と思う)味わいのあるひと皿です。
グリーンピースについて②
グリーンピースはマメ科の野菜
マメ科の中でも、実が完熟する前に食用にするものは「野菜」に分類され、グリーンピースはそんな「野菜豆」の仲間のひとつです。うっかりしていました。前回カテゴリーで『豆』に入れてしまっていたので『春野菜』に訂正します。
グリーンピースは「野菜豆」の中の「エンドウ属」に分類され、同じ仲間に『サヤエンドウ』や『スナップエンドウ』があります。が、実はサヤエンドウとグリーンピースは同じもの。
エンドウ豆が未熟な状態を早どりしサヤごと食べる状態のものが『サヤエンドウ』。(その中で小ぶりなものが『絹さや』)
この『サヤエンドウ』よりも生長しつつも、熟す前のまだ柔らかい実の部分を食べる状態のものが『グリーンピース』。
ちなみに『スナップエンドウ』は『グリーンピース』をサヤごと食べられるように品種改良されたもので、1970年代にアメリカから導入されました。
同じものなのに、生長段階によって名前も栄養も味わいも変わるのだから、不思議なものですね。
余談ですが、以前我が家のミニ家庭菜園で『絹さや(サヤエンドウ)』を作り、収穫後しばらくたって採り忘れたものを発見。サヤはパンパンに膨れ、実はカチカチになっていました。もう少し早く気がつけばグリーンピースを収穫できていたかもしれません。残念。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタです。