メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

ジャガイモのパスタ④和風ソース

 

f:id:libertablu:20200314045650j:plain

 

こんばんは。ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。ジャガイモがテーマの第4回は、和風パスタです。

 

 

★ジャガイモとツナの和風スパゲッティ

材料(2人分)

スパゲッティ       120g

ジャガイモ(メークイン) 1個(約100g)

ツナ缶          1/2缶(缶汁含む)

ピーマン         1個

ショウガ(みじん切り)  小さじ1

日本酒          大さじ1

砂糖           小さじ1/2

みりん          小さじ1

しょうゆ         小さじ2+1

オリーブオイル      適量

黒コショウ        適量

f:id:libertablu:20200314050401j:plain

下準備

①ジャガイモ:8㎜角の棒状に切り、数分間水にさらしてから水気を切っておく。

②ピーマン:縦半分に切って種を取り除き、8㎜幅の斜め切りにする。

 

作り方

  1. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ジャガイモを入れて中火で焼く。ジャガイモの表面に軽く焼き色がついたら、ツナを缶汁ごと加え、ショウガも入れて全体を炒め合わせる。

    f:id:libertablu:20200314051406j:plain

    f:id:libertablu:20200314051418j:plain



  2. 全体が馴染んだら、日本酒、砂糖、みりん、しょうゆ小さじ2を入れて炒め、パスタの茹で汁お玉1杯入れて煮る。煮詰まったら茹で汁を適宜に加える。

    f:id:libertablu:20200314051850j:plain

    f:id:libertablu:20200314051902j:plain

    f:id:libertablu:20200314051915j:plain

    f:id:libertablu:20200314051932j:plain

    f:id:libertablu:20200314051952j:plain



  3. スパゲッティが茹で上がる2分前に、フライパンのソースにピーマンを加えて火を通す。

    f:id:libertablu:20200314052137j:plain 

  4. 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。香りづけに残りのしょうゆ小さじ1を鍋肌から回し入れて強火で混ぜ合わせて火を止め、オリーブオイル少量を加えてひと混ぜし、お皿に盛り分け黒コショウを振って出来上がり。

    f:id:libertablu:20200314052904j:plain

    f:id:libertablu:20200314052917j:plain

    f:id:libertablu:20200314052937j:plain

    f:id:libertablu:20200314053130j:plain



何かもう一品欲しいなと思う時の副菜に作る『ツナジャガ』を、パスタにアレンジしてみました。お惣菜感いっぱいのパスタになりました。甘すぎない甘辛の、家庭ならではの、どこかホッとする味わいです。

 

缶汁ごと加えたツナの旨味がジャガイモに絡んで美味しさ倍増。ピーマンの色と香りと食感もアクセントになりました。ジャガイモ〜メークインの滑らかな食感と甘みが引き立ちます。ピーマンが苦手なら、ジャガイモと相性の良いサヤインゲンなどの野菜豆もおすすめです。

 

 

ジャガイモあれこれ

1. ジャガイモの品種

今回のテーマ『ジャガイモ』は、全4回を通して全てメークインを使いました。男爵と並ぶ、昔ながらのお馴染みの品種です。我が家はずっと“男爵派”で、何を作るにも男爵を使っていましたが、大人になってからは料理によって多少使い分けするようになりました。

我が家のジャガイモ使い分け

①男爵:煮物、お味噌汁、コロッケ、サラダなど

男爵はデンプンが多い粉質でホクホク食感が魅力ですね。煮崩れしやすいけれど、煮崩れした煮物も美味しいものです。

メークイン:煮物、カレー、シチュー、炒めものなど

デンプンの少ない粘質でねっとりした食感。煮崩れしにくいので主に煮込み料理に使っています。

*余談:イギリス原産の品種で、5月祭の時に選ばれる女王=5月の女王という意味があるらしく、正しくカタカナ表示にすると“メイクイーン”になりますが、一般的に“メークイン”という表示が多いようなのでそのように書いています。

 

近年ジャガイモは様々な品種が栽培されていて、選ぶ楽しみも増えてきました。北海道で収穫される品種では、『キタアカリ』『とうや』『インカのめざめ』など名前も楽しいものがあります。『キタアカリ』が出てきたときは興味津々で、ポテトサラダに使ってみたときはちょっと感動。黄色がかった色で見た目も華やかになり、甘みも強いような気がして、サラダがより美味しく感じました。単純なタチなので。

まだ試したことのない品種もたくさんあるので、保守的にならず色々冒険してみたいと思います。

 

2.ジャガイモの栄養

ジャガイモの栄養素といえば、私がまず頭に浮かぶのは糖質〜デンプンです。なんとなくあまりヘルシーなイメージはないのですが、ちょっと調べてみると実際は違いました。

①ビタミンC:ジャガイモに含まれるビタミンCはミカンに劣らず豊富なうえ、このビタミンCは熱に強くて加熱しても破壊されないようです。すごいね。

②低カロリー:ジャガイモ1個中のカロリーは同量の白飯の半分、食パンで1/2枚分、豆腐の約半丁分とのこと。食べ応えがあるのでダイエットにも取り入れると効果がありそうです。

 

以上はいつもながら、北海道新聞PR誌の道新ポケットブック、1987年発行『ポテト料理』、1993年発行『やさいの料理』、2010年発行『じゃがいものおかず』などを参考にしてまとめました。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

ジャガイモの『大皿ごちそうパスタ』がないので、ジャガイモテーマは今回で終了します。機会があれば大皿パスタに挑戦し、美味しくできた際はご紹介したいと思います。次回は食材テーマが変わります。

 

 

追記:

新型コロナウイルスの感染がほぼ全世界に広まってしまいました。今年は数年ぶりにヨーロッパへ旅に出たいと思っていましたが、どうやら無理そうです。

 

WHOの随分と遅い『パンデミック』の表明に首を傾げたくなりますが… 皮肉を言いたくなるのをここは堪えます。

  

落ち着かない日常が続いていますが、皆さま、どうぞ体に気をつけて、良い週末をお過ごしください。