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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。パプリカがテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
★パプリカと鶏肉のスパゲッティ
◆材料(2人分)
スパゲッティ 120g
パプリカ(赤・黄) 各1/4個
鶏ササミ 1本
(日本酒:小さじ2 / 塩:少々)
ニンニク(みじん切り) 1/2片
赤唐辛子(種を取り除く) 1本
バジルの葉(粗みじん切り) 5〜6枚
塩、オリーブオイル 各適量
パルミジャーノチーズ(すりおろす)又は粉チーズ 適量
◆下準備
①パプリカ:赤・黄それぞれ縦1/ 4に切ったものを細めの斜め切りにする。
②鶏ササミ:茹で鶏にする。
*鶏ササミは筋を取り除く。小鍋にお湯を沸かし、沸騰したら日本酒小さじ2杯を入れ、火を弱めて鶏ササミを入れて2分茹で、火を止めて2分余熱で火を通して取り出す。粗熱が取れたら手で裂き、塩少々振って下味をつけておく。
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子を入れて弱火にかけ、じっくり加熱する。ニンニクの香りが立ったら赤・黄パプリカを入れ、塩少々振って炒める。
- パプリカがしんなりしてきたらパスタの茹で汁お玉2杯入れ、煮立ったら蓋をして弱めの中火で3〜4分蒸し煮にする。(赤唐辛子は取り除く。)
- パスタの茹で上がり2分前くらいに茹で鶏を入れ、パスタの茹で汁をお玉1/2杯くらい加えて火を強めて煮詰める。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、バジルの半量を加えてソースと混ぜ合わせ、味をみて足りなければ塩少々加えて味を整える。火を止めてオリーブオイル少々を加えてざっとひと混ぜしてからお皿に盛り分け、残りのバジルを散らして出来上がり。
*お好みでパルミジャーノチーズ、又は粉チーズをかけてお召し上がり下さい。
シンプルですが、前回のトマトソースの時と同様に、蒸し煮にしてじっくり火を通したパプリカの甘みと旨味が味わえるパスタです。バジルの爽やかな香りもパプリカの風味を引き立ててくれるようでした。
パプリカだけで勝負するには分量が少ないので、嵩増しを兼ねて鶏ササミを加えました。以前ベーコンを合わせて作ってみましたが、ベーコンの旨味が強すぎてパプリカが負けてしまったので、今回は淡白な鶏ササミを合わせてみました。パプリカの風味を邪魔せず、かつバジルとの相性も良く、上手くまとまってくれたと思います。
★北海道産のパプリカ
普段スーパーマーケットで目にするパプリカは、韓国、ニュージーランド、オランダなどの輸入品がほとんどですが、今の季節には北海道産も店頭に並ぶようになります。輸入品に比べて価格はちょっぴり高め、大きさもちょっぴり小ぶりです。
北海道産で最近よく目にするのは、道東の釧路産のパプリカ。ひとつひとつビニール袋にラッピングされて売られているのを見ると、大事に育てられているのがわかります。
折角なら旬のものを使いたいと思い、いつもより少し安くなっていた釧路産のパプリカを購入。1個税込102円を2個まとめ買い値引きで合計税込199円。まずまずの価格。いつも買う輸入品より一回りほど小さめながら、プリプリとした綺麗なパプリカです。(ラッピングのビニールは撮影前にうっかり処分してしまいました…。)
4回使う予定で買い求めたものなので、1回につき赤と黄色それぞれ1/4個ずつとして実際に切ってみるとちょっと少ない感じでした。合わせる食材に迷いつつ、色々試しています。
そういえば昔初めて見たパプリカは、名前は『ピメント』といって、確か苫小牧産だったことをふと思い出しました。あれ?苫小牧産はどうなったのかなと思い調べてみたところ、苫小牧のお隣の、昨年地震の被害が大きかった厚真町で栽培されていました。是非とも応援しなきゃ。それほど遠い距離ではないので、夏の間に買い求めに厚真町まで行きたいと思います。ちなみに『ピメント』はフランス原産のパプリカのことでした。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタの予定です。