こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭パスタ。今回の食材テーマはスナップエンドウです。
★お馴染みの野菜豆〜スナップエンドウ
また豆?と、がっかり、うんざりされてしまうかも…と思いつつ、今回の食材テーマにスナップエンドウを選びました。
年中見かけるスナップエンドウですが、旬は4〜6月。我が家では何か物足りない時にプラスするお助け食材として、季節にかかわらずよく購入しています。普段は脇役に回ってもらいがちな食材なので、この旬の時期くらいは主役にしてあげたくなりました。
スナップエンドウは日本においての歴史は比較的浅いようで、私の幼少期は流通していませんでした。調べてみると、スナップエンドウはアメリカから導入された品種で、日本での販売開始は1970年代後半。あら、結構な昔でした。自分の基準で1970年代は昔でありながらもどこか今と繋がっている気がして、それほど遠くに感じないのですが、『40年前』と捉えると、やっぱり『昔』ですね。
★スナップエンドウのトマトソーススパゲッティ
◆材料(2人分)
スパゲッティ 120g
スナップエンドウ 8本
(筋を取り、飾り用の2本を除いて残りは2〜3等分に切る)
ブロックベーコン(1㎝角に切る)50g
黄パプリカ(1㎝角に切る) 1/4個
ニンニク(みじん切り) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 1/4個
白ワイン 大さじ2
トマトソース 大さじ5〜6
バジルの葉 4〜5枚
塩・コショウ 各適量
オリーブオイル 適量
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタマネギを入れて弱火で炒め、タマネギが透き通ってきたらベーコンと黄パプリカを入れてじっくり火を通す。
- ベーコンと黄パプリカに焼き色がついてきたら全体を炒め合わせ、白ワインを加えて火を強め、アルコールが飛んだらパスタの茹で汁お玉2杯とトマトソースを加え、煮立ったら火を弱めて煮詰める。
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スパゲッティを茹でている鍋に、スパゲッティ茹で上がりの4分前にスナップエンドウを入れて一緒に茹で上げる。
- 茹で上がったスパゲッティとスナップエンドウ(飾り用の2本を除いて)をソースに加えて混ぜ合わせ、味をみて足りなければ塩・コショウで味を整える。火を止めてオリーブオイル少々を加えてざっとひと混ぜしてお皿に盛り分け、飾り用のスナップエンドウのさやを開いて載せ、バジルの葉を飾って出来上がり。
さやが肉厚のスナップエンドウは存在感があるので、少量でも全体にボリュームが出る上、食べ応えもあります。茹で加減にもよりますが、シャキシャキの食感も良く、甘みも強め。他のさや豆類に比べて豆特有の青臭さが少ないので、さや豆があまり得意ではない方にもお薦めしたい食材です。
黄パプリカを入れました。トマトソースの色に隠れ気味ですが、パプリカそのものの甘みだけでなく、ソースにも甘みとコクをプラスしてくれていると思います。
さやを開いたスナップエンドウの形と色がトマトソースに映えて、美味しそうに仕上がってくれました。立派な主役です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタの予定です。