こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
今日はシンプルパスタの第3回、クリームソースです。
★誘惑のクリームソース
乳製品を使ったクリーム系の料理は、老若男女に好まれる人気者、というイメージが私にはあります。
恋人未満のカップルがいたとして、女性が手料理でグラタンやクリームシチューでもテーブルに並べたなら、男性のハートを掴む確率がグンと上がる、なんてことも聞いたことがあるような。
実際に試したことがないので真意のほどは分かりません。
ともあれクリームソースのほんのり甘く、どこかほっとするような味は、人を優しく穏やかな気持ちにさせる効果があるかもしれませんね。
チーズや牛乳、生クリームなどの乳製品を使ったソースは、トマトやオイルソースより濃厚で食べごたえ充分。体を温める効果もあるので、これからの寒い季節にはもってこいのソースでしょう。
★シンプルパスタ③クリームソース
初めてクリームソースのパスタを作った時、~もう何十年も昔のことですが~グラタンを作る時のように、ホワイトソースを作ってパスタと和えました。
悲惨です。ダンゴです。
フォークに絡むスパゲッティのひと巻きの重いこと。
あれを『誘惑の手料理』に試したなら、ハートを掴むなんてこと、話にもなりません。
今は普通にフォークに巻き付くクリームパスタを作ります。
★クリームパスタ 黒コショウ風味
●材料(1人分)
スパゲッティ 60g
ニンニク(叩いて潰す) 1/2片
タマネギ(薄くスライス)1/4個
粗挽き黒コショウ 適量
生クリーム 1/4カップ
白ワイン(辛口) 小さじ1と1/2
パルミジャーノか粉チーズ 大さじ2
バター(普通の有塩) 5g
オリーブオイル 大さじ1
●作り方
- フライパンにオリーブオイル、ニンニク、黒コショウ(10回くらい振るか挽く)を入れて弱火にかける。
- 香りが立ったらタマネギを加え、弱火のままゆっくり炒め、しんなりしてきたら白ワインを加えて軽く煮立て
- スパゲッティの茹で汁お玉1/2杯を加えタマネギがクタクタになるまで煮詰め
- スパゲッティ茹で上がりの1~2分前に生クリームを入れ、煮たってきたら火を止めて、パルミジャーノ又は粉チーズを加えて混ぜ合わせる。
- 茹で上がったスパゲッティとバターを加え、よく混ぜ合わせ、お皿に盛って出来上がり。
*お好みで、追い黒コショウと追いチーズでお召し上がりください。
このパスタは、テレビ朝日の『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』で放映された過去のレシピを参考に、自分好みにアレンジしました。
クリームソースのパスタを作る時、私が難しく思うのは、生クリームやバターを入れるタイミングや煮る時間の長さです。
生クリームは煮すぎると分離して無惨な状態になり、バターは多すぎるとくどくなるし。これまでの失敗は数知れず。
①生クリームは煮すぎない。
②バターは欲張らない。
この2点に注意してクリーム系パスタを作るようにしてから、失敗が減りました。
バターは基本的に無塩バターを使っていますが、今回は有塩のものを使いました。結果、ちょうど良い塩加減になりました。
ご参考になれば幸いです。
今回文頭で、クリーム系の料理は万人に好まれるような表現をしましたが、当然ながら牛乳嫌いの方やアレルギーの方は別としてのことです。
私事ですが、体質改善の試みとして、一時期全ての乳製品を断ちました。牛乳が一番好きな飲み物だったので辛かったです。
現在も牛乳は飲みませんが、料理には頻度をセーブして使っています。ちょっとだけなら…とパスタにはチーズをかけることもありますし、少量ながらバターも使います。
ただし、クリーム系のパスタを作る時に私が使用するクリームは、植物性のホイップクリームにしています。
ご紹介するパスタの材料として生クリームと表現している理由は、生クリームを使うことの方が一般的且つ美味しく仕上がるはずだからです。
どうぞご了承下さい。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
明日はシンプル和風パスタをご紹介する予定です。