メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

残りもので作り置き:自家製ツナのパスタ①トマトソース

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今回は残りもの〜食べきれずに冷凍していた“かつおのたたき”をオイル煮にして作った『自家製ツナ』をテーマ食材にしてみました。第1回はトマトソースのパスタです。

 

最初に『自家製ツナ(かつおのたたきのオイル煮)』から始めて、次にパスタをご紹介いたします。

 

 

☆自家製ツナ(かつおのたたきのオイル煮)

材料

かつおのたたき(サクの一部) 170g

塩               少々

●オイル煮の材料

オリーブオイルとサラダ油 各カップ1/2くらい

塩               少々

黒粒胡椒          5、6粒

ニンニク(厚めのスライス)   大1/2片

ローリエの葉          1枚

イタリアンパセリの茎      少々

ローズマリー          1枝

 

下準備

1. オイル煮の準備:小鍋にオイル煮の材料を入れておく。

 

2. かつおのたたき(冷凍していたもの)

①冷蔵庫に移してゆっくり解凍する。

*家の中が寒いので、実際はラップに包んだ状態で室内の涼しい場所に放置していました。

*時間がない場合はポリ袋に入れて水を張ったボウルに入れ、脇から水道水をチョロチョロ流して流水解凍すると良いらしいです。

②解凍したら半分の大きさに切り(厚みがあったので)、軽く塩を振って冷蔵庫で10〜15分ほどおく。

③表面から水分が出るのでキッチンペーパーなどで水気を切る。

 

作り方

  1. オイル煮の材料を入れておいた小鍋に下準備をした『かつおのたたき』を入れて中火にかける。

    *『かつおのたたき』は加熱途中で向きを変えるので、全体がオイルに浸っていなくても大丈夫です。

     

  2. オイルがフツフツ湧いてきたら極弱火に落とし、7〜8分加熱する。途中で2〜3度『かつおのたたき』の向き変え、全体に火が入るようにする。

    かつおの大きさにより加熱時間が変わってくるので上記の時間は目安です。

     

  3. 火を止めて『自家製ツナ』の出来上がり。鍋に入れたまま冷ます。粗熱が取れたら出来上がった『自家製ツナ』を半分に切り(入れる容器に対して大きかったのと、中を確認したかったので切りました。)

    (*ちゃんとツナっぽくなっていました!)

     

    オイル煮のオイルとともに清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。

    *全体がオイルに浸る状態にして冷蔵庫で1週間ほど保存できます。

 

今回作った『自家製ツナ』は、料理研究家の冨田ただすけ氏が運営されている和食レシピサイト「白ごはん.com」の「自家製ツナの作り方(マグロやカツオの刺身で)」と、北海道が誇るフレンチの巨匠、三國清三シェフのYouTubeなどを拝見し、参考にさせていただきました。

 

かつおのたたき”を使ったので炙っている部分は多少苦味がありますが、それほど気になりませんでした。“まぐろ”や、たたきじゃない“かつお”の方が美味しくできるんだろうなぁとも思いますが、“かつおのたたき”でも十分美味しく出来上がりました。(と思います。)

 

 

★自家製ツナのトマトソーススパゲッティ

材料(少なめ1人分)

スパゲッティ          60g

自家製ツナ(大きめにほぐす)40g

ニンニク(みじん切り)      1/2片

ミニトマト(四つ割り)    5〜6個(100g弱) 

ケッパー         小さじ1

イタリアンパセリ(刻む)     少々   

●調味料など

自家製ツナのオイル         適量

トマトジュース(無塩)   カップ1/4

塩、黒こしょう          各適量

*お好みでレモン汁       少々

 

作り方

  1. フライパンに『自家製ツナ』のオイルとニンニクを入れて強火にかける。ニンニクがシュワシュワしてきたら弱火に落としてゆっくり加熱する。ニンニクが薄く色づいてきたらミニトマトを加え、塩少々振って弱火のまま炒める。

    ミニトマトが崩れてきたら、別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間9分を8分で茹でています。)

     

  2. フライパンに大きめにほぐした『自家製ツナ』を加えて軽く塩を振り、ケッパーも加えて弱めの中火でサッと炒め合わせる。

    トマトジュースを加え、

    中火で軽く煮詰め、塩と黒こしょう少々加えてサッと混ぜ合わせて一旦火を止める。(煮すぎるとツナが硬くなってしまうので)

     

  3. (スパゲッティが茹で上がる少し前にフライパンを火にかける。)茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、

    ソースと手早くよく和える。味をみて足りなければ塩コショウで調整する。

    火を止めて『自家製ツナ』のオイル少々加えてザッと混ぜお皿に装い、イタリアンパセリを散らして出来上がり。

    *最後にレモン汁を少々加えると、よりサッパリすると思います。実は入れるつもりで忘れた💦のですが、ケッパーの酸味がそこそこハッキリしていたので、レモン汁なしでもサッパリいただけました。

 

トマトソースがなかったので、今回はミニトマトとトマトジュースを使ってソースにしました。今の時期、トマトとミニトマトは“ハズレ”に当たることが多々あり、久しぶりに買ったミニトマトも残念ながら“今ひとつ”。味気ないトマトやミニトマトもじっくり炒めたり煮詰めたりすると味が凝縮されるので、諦めず(?)に美味しくなってもらうようにしています(笑)。

 

さて、主役の『自家製ツナ』、普段購入するツナ缶はフレーク状のものが多いので、この『自家製ツナ』は久しぶりに「ツナらしいツナ」(?)でした。塊からほぐしたゴロッとした状態なので「魚感」があり、食べ応え十分でした♪

 

仕上がった『自家製ツナ』は少々塩味が足りなかったので炒める際に塩を加えましたが、出来具合によっては必要なさそうです。十分火が通っている状態なので、固くならないよう加熱時間は短めにしたつもりでしたが、出来立ての時よりもちょっぴり固くなったかなぁ…。

 

それでも自分で作った『自家製ツナ』ということで、実際よりも美味しく感じてしまうのだから、この単純さには我ながら(いつもながら)呆れます。「美味し〜い♡」を連発しながらあっという間に完食。たいへん美味しくいただきました。

 

 

 

昨年から続く食料品の価格高騰により、庶民の味方だったツナ缶も、今やすっかり高級食材(?)の仲間入り(私見です)。対して、特売の“かつおのたたき”の残りもので作った『自家製ツナ』はたいへん安上がり(100gあたり税別120円♡)でした。また“かつおのたたき”が安く手に入る時があったら、次はもっとたくさんの量で作ってみたいと思います♪

 

この『自家製ツナ』、昨年末に“年末の忙しい時期にオススメの作り置き”としてご紹介するつもりでいたのですが、記事にするのに間に合いませんでした😢冷蔵庫で1週間ほど日持ちしますし、パスタ以外にも色々活用できるので、忙しい時に「あると便利」な一品だと思います。ツナ缶はいつでもどこでも簡単に手に入りますが、市販より安く、簡単に短時間で作れる自家製も、たまには良いものです。よ。

 

 

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

次回はオイルソースのパスタです。