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こちら北海道は秋も終わりの季節となりました。先週は近隣の山が初冠雪❄️、数日前の最低気温は氷点下でした😵。そんなことから、今回は行く秋を惜しみながらの番外編、“秋のごちそう”パスタの特集です。『栗』をテーマに選びましたが、少々値の張る食材なので前後編の2回のみ、トマトソースとクリームソースのパスタ2種をご紹介させていただきたいと思います。いつもと順番が異なりますが、前編はクリームソースです。
★秋の味覚満載〜栗・芋・かぼちゃのクリームパスタ
材料(少なめ2人分)
フジッリ(ショートパスタ) 100g
茹で栗 5〜6個
さつまいも〈紅あずま〉 40g
かぼちゃ 50g
ニンニク(潰す) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 50g
鶏もも肉 100g
粉チーズ 大さじ2くらい
クリームチーズ 15g(小包装1個)
イタリアンパセリ(粗みじん)2〜3枝
●調味料など
塩、コショウ、小麦粉 各少々(鶏肉下味用)
オリーブオイル 適量
無塩バター 5g
白ワイン 大さじ2
顆粒コンソメ 少々
生クリーム カップ1/2弱
塩、黒コショウ 各適量
下準備
①茹で栗:皮を剥く。
1 ) 栗の下側のザラザラした部分を薄く切り落とす。
2 ) 切り口に包丁の刃元を引っ掛けるようにして、外側の鬼皮を剥がす。*両手がふさがって包丁で剥がすところが撮影できません😥3 ) 鬼皮を剥がしたら、実を崩さないように気をつけて渋皮を剥く。実が大きいものは半分に切っておく。
*こちらも撮影できずじまい😥
②さつまいも:きれいに洗い、皮つきのまま1㎝角のダイス状に切り、水にさらしてアクを取り、水気を切っておく。*以前の写真の使い回しです💧
③かぼちゃ:1㎝角のダイス状に切る。(固いので手を切らないよう気をつけます。)
④鶏もも肉:2㎝角くらいに切り、軽く塩、コショウをしておく。(後で、焼く前に薄く小麦粉をまぶします。)
⑤クリームチーズ:5〜6㎜角くらいに切る。
作り方
- 鍋または深めのフライパンにオリーブオイルを入れて熱し、さつまいもを入れて弱めの中火で炒める。
全体に油が回ったら、火を弱めて蓋をして蒸し焼きにする。
さつまいもの表面の黄色が濃くなってきたら、かぼちゃを加え、
再び蓋をして蒸し焼きにする。
時々蓋を取り、混ぜながら焼く。
*さつまいもとかぼちゃを焼いている間に、鶏もも肉に小麦粉をまぶしてスタンバイ
- さつまいもとかぼちゃの表面に薄く焼き色がついてカリッとしてきたらいったん取り出す。濡れ布巾にフライパンを乗せて少し冷まし、
フライパンにオリーブオイルを足し、バターとニンニクを入れて弱火にかけ、
タマネギを加えて炒める。
タマネギが透き通ってきたらフライパンの端に寄せ、空いたところに鶏もも肉を入れて焼く。
鶏もも肉の表面が白っぽくなってきたらタマネギと炒め合わせる。
鶏もも肉とタマネギが馴染んだら白ワインを加えて強火で煮立てる。別鍋でパスタのフジッリを茹で始める。(袋に表示の標準茹で時間11分を時間通り茹でています。)
- アルコールが飛んで、煮詰まって水分がなくなってきたら、
さつまいもとかぼちゃを戻し入れて鶏肉と炒め合わせ、
パスタの茹で汁お玉2杯ほど加え、
顆粒コンソメも加えて煮る。
水分が半分くらいに煮詰まってきたら、栗(大きめのものは半分に切りました。)と生クリームを加えて煮る。
- 茹で上がったフジッリをフライパンに移し、ソースとよく和える。
味をみて足りなければ塩を加えて調整し、粉チーズを加えて火を止めてザッと混ぜ、
お皿に盛り分け、クリームチーズとイタリアンパセリを散らし、黒コショウを振って出来上がり。
“秋のごちそう”のおまけ、『きのこの温サラダ』と一緒にいただきました。
*しいたけ、マイタケ、ブナシメジとベーコンをオリーブオイルで炒め、最後にバルサミコ酢、塩とコショウを振って、レタスと一緒に盛り付けただけ💧ですが、箸休めになって良かったです♪
『栗』が主役のパスタのつもりですが、前回テーマで残っていた『さつまいも』と、『かぼちゃ』も加えてハロウィン気分も楽しめそうな(便乗💦?) ホクホクだらけの盛りだくさん〜具沢山の “秋の味覚満載”パスタになりました。
今回は素直に(?)クリームシチューをイメージして鶏肉と合わせてみました。“ごちそう”なので、生クリームも純乳脂肪(乳脂肪分43.0%)の正統派(?)を使用。普段使う植物性ホイップと違い、しっかり煮込むことができるので、いつもよりコクのあるクリームソースに仕上がり、ごちそう感が漂います。
主役の『栗』を筆頭に甘みのある食材ばかりなので、黒コショウをしっかり振ってスパイシーさをプラス。仕上げに散らしたクリームチーズの穏やかな酸味とコクもアクセントになり、ホクホクたちの甘さが出すぎることなく、飽きずに最後までいただけると思います。
コックリとしたクリームソースに溶け込むような素朴な栗の甘みに“秋”を感じながら、たいへん美味しくいただきました。
10月中旬、久しぶりにちょっぴり遠出のドライブをした時に、道路沿いに出ていた近郊の果樹園の直売所で栗を見つけました。小さめの栗で1袋460g(46粒入っていました)税込750円。ちょっと高い気もしましたが、スーパーでは道外産のものしか売っていないので即購入。家族の希望でほとんどが栗ご飯用になるところ、せっかくの機会なのでパスタ用に少々拝借することにしました。
生栗を扱ったのは遥か遠い昔のことで、手順は『記憶にありません』状態。どうするんだっけ😰?そこで、毎年のように栗の甘露煮や渋皮煮を作っている料理上手の友人に教えてもらうことにしました。以下、教えてもらった手順です。写真はありません💧
生栗の扱い方
①水に浸ける:栗を洗い、たっぷりの薄い塩水に1晩以上浸ける。(2晩浸けました。)
*長時間水に浸けるのは皮を柔らかくするためだけでなく、スーパーなどで売っているものではない場合は虫が入っていることもあるので、虫を出すためでもあるそうです。ちなみに虫はいませんでしたが、いくつか虫食いの跡はありました。
②茹でる:塩少々加えたたっぷりの水に栗を入れて中火にかける。煮立ってきたら火を弱めて30分〜1時間茹でる。アクが出てきたら取り除く。
*2晩水につけておいたせいか、アクはほとんど出ませんでした。茹で時間は栗の大きさによるようで、今回は40分ほど茹でてみました。
③保存する:茹であがった栗をザルにあげ、粗熱が取れたら水気を拭いて、保存袋に入れて冷凍または冷蔵。
*すぐに使わないものは冷凍保存、すぐじゃないけど2〜3日中に使うなら冷蔵庫でも可、らしいです。
栗を新鮮な状態で長く保存しておくには生のまま冷凍するとか、方法も色々あるようです。友人曰く「茹でて冷凍保存しておくと使いたいときにすぐに使えて便利」だそうなので、今回購入した栗は、生栗ですぐに使う分(栗ご飯第1弾用)を除けて、すべて茹で栗にしました。
茹でたての栗、もちろん(?)試食しました✌️甘くて美味しいことと言ったら!無限に食べ続けてしまいそうなので、後ろ髪を引かれる思いで小分けにして冷蔵庫&冷凍庫に入れました。
ちなみに今回のパスタで使った栗は茹でた後に冷蔵していたもの。鬼皮は柔らかくなっていて比較的剥きやすかったのですが、渋皮は実にしっかり張り付いていて、取り除くのに一苦労💦まあ手間がかかった分「美味しさもひとしお」ということかもしれませんね😉
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は栗のパスタ後編、トマトソースのパスタの予定です。