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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『ひじき』がテーマの第4回は和風ソースのパスタです。
★ひじきとツナのカレー正油スパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
芽ひじき(乾燥) 大さじ1+1/2
(*水で戻して60gくらい)
ニンニク(小 / 潰す) 1/2片
ニンジン 40g
ツナ缶 1缶
小ネギ(小口切り) 1〜2本
●調味料など
オリーブオイル 適量
ごま油 少々
カレー粉 小さじ1
日本酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ1+1
無塩バター 5g
下準備
①芽ひじき:サッと洗い、たくさん水を張ったボウルに20分ほど浸けて戻し、2〜3回水を変えて洗い、ザルにあげて水気を切っておく。
②ニンジン:3〜4㎜角の棒状に切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルと少々のごま油、ニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが色づいてきたらフライパンの空いたところに芽ひじきを入れ、水気を飛ばすように炒める。
芽ひじきの水分が飛んだらニンジンを加えてオイルと炒め合わせ、
ひじきとニンジンに油がまわったたツナを缶汁ごと加える。別鍋でスパゲッティを茹で始める。(袋の表示茹で時間8分を7分で茹でます。)
- 全体が馴染んだらカレー粉を加えて炒め合わせ、
カレーの香りが立って馴染んだら日本酒大さじ2を加えて煮立たせ、
スパゲッティの茹で汁お玉2杯、
分量の半量のしょうゆ小さじ1を加えて煮る。ニンニクは取り除く。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、 ソースを吸わせるように良く混ぜ合わせ、残りのしょうゆ小さじ1を加えて火を強めて混ぜ、水分が足りなければパスタの茹で汁を適宜加え、味をみて必要なら塩少々、黒コショウを加えて味を整え、 仕上げにバターを入れて火を止めてザッと全体を混ぜ合わせる。 お皿に盛り分け、小ネギを散らして出来上がり。 *粉チーズをかけても美味しいです。
前回のクリームソースのパスタで具材を欲張りすぎたので、今回は具材の種類少なめです。ひじき以外はツナとニンジン。ひじきとはもちろん、それぞれも好相性の食材なので、美味しくならないはずはない!と、組み合わせました。ニンジンは前回に引き続いての登場です。一時期高値が続いたニンジンが最近お手頃価格に戻ってきたのが嬉しくて、数日前に大袋で購入。心置きなく使えるのも嬉しくて(今回使ったのはほんの40gですが…)再登場の運びとなりました。(笑)
ソースは『カレー正油味』。和風の甘辛味も考えましたが、それならひじきの煮物をたくさん作ってパスタの具材に流用すれば良いわけで、それはそれで残りものの有効活用にもなりそうだけれど、それじゃあ安易だし…などとグダグダ考えた末、有りがちですが『カレー正油』でまとめることに。失敗の少ない無難な(?)選択ながら、予想よりも美味しくて、大いに満足(自己満足)の仕上がりでした。
ひじきとツナは『海のもの』同士で相性良く、汁ごと加えたツナの旨味でコクのある味わいです。よく炒めたひじきは食感良く、存在感も美味しさもさらにアップするような気がします。ニンジンの甘みと食感と彩りも美味しさアップに大いに役立ってくれました。スパイシーでコクのあるカレー正油味が食欲をそそり、今回も美味しくいただきました。
栄養価の高い『ひじき』ですが、ひじきをはじめ海藻類に含まれる「ヒ素」や「ヨウ素」の過剰摂取が問題視されることもしばしば。特にひじきに含まれる毒性が強い「無機ヒ素」は発ガン性リスクがあると言われます。それじゃあ古くから『ひじき』を食べてきた我々日本人はどうかと考えると…?思うに、たどり着くのは『過ぎたるは猶及ばざるが如し』。どの食材についても言えることで、偏らずに「適量」を心がけ、色々な食材をバランスよく、美味しく食べることが何よりなのだと思います。もちろんアレルギーや持病がある場合は除外して、です。
さて、今回の食材テーマの試みで、我が家で消費する『ひじき』の半年分近くをいっぺんに使ったような気になりました(笑)。栄養もあって美味しいけれど「大好物なの!」とは言われなさそうな食材のひとつ(と個人的には思う)『ひじき』。今回色々試して味わって、ひじきの美味しさを新発見した気がします。これを機に更に色々と挑戦してみたくなりました。まだまだ奥は深そうです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
また真夜中になっちゃった。
『ひじき』は今回で終了し、次回は食材テーマが変わります。
今日(昨日?)から本格的なGWが始まりました。昨年に『来年の今頃は…!』と思い描いていた、夢見ていた、予定していたことが実現した方は、あまりいらっしゃらないのでは、と思います。思うようにいかないことばかりで心が塞いでしまいますが、自分の力でどうにもならないことは考えても悩んでもしょうがない。
本来なら病院もお休みで、サービス業などを除いて多くの人が休暇を楽しむはずのGW。今年は更に余裕もなく、今この時もコロナと戦っている医療従事者の方々を思うと、本当に胸が痛みます。コロナ禍と言われてもう一年です。収束はいつ?
キリがないのでこの辺で。