ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回のテーマは寒い冬にオススメ、心も体も温まる『スープパスタ』です。残っていたお正月用に購入した食材たちを使ったパスタです。
★サバ缶と根菜のスープパスタ
材料(2人分)
ファルファッレ(ショートパスタ)60g
サバ水煮缶(缶汁含む) 1/2缶(約80g)
タマネギ(みじん切り) 50g(約1/4個)
ニンジン 50g
大根 80g
ゴボウ 80g
水菜 1/2株
ニンニク(潰す) 1/2片
日本酒 大さじ2
トマトジュース カップ1+1/2
水 カップ1+1/2
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
下準備
①サバ水煮缶:サバの身をほぐしておく。
②ニンジン・大根:約8㎜角に切る。
③ゴボウ:太い部分は四つ割りに、細い部分は縦半分に切り、それぞれ約8㎜厚に切る。切った端から薄い酢水にさらし、水気を切っておく。
④水菜:4〜5㎝長さに切る。飾り用に葉の部分を少量除けておく。
作り方
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクが色づいてきたらタマネギを入れて炒める。
タマネギが透き通ってきたらニンジン、ゴボウ、大根を入れて中火で炒め合わせる。
- 全体に油がまわって、大根が透き通ってきたら、日本酒を加えて強火で煮詰める。*このあたりでパスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間13分のところを11分で茹でています。)
水分がなくなってきたらトマトジュース、
水を加えて煮る。*トマトジュースの缶をすすいだ水を加えています。
アクが出てきたら取り除き、
火を少し弱めて2〜3分煮る。
- ほぐしたサバの身を缶汁ごと加えて混ぜ合わせ、
2〜3分煮る。
- 硬めにゆであげたファルファッレを鍋に移し、
スープの中で柔らかくなるまで煮る。
- ファルファッレがスープを吸って柔らかくなったら塩とコショウで味を整え、水菜を加えてザッと混ぜて火を止める。
お皿に盛り分け、オリーブオイル少々回しかけ、飾りの水菜を散らして出来上がり。
『スープパスタ』というにはスープがちょっと少なくなってしまい、『煮込みパスタ』といった感じになりましたが、具だくさんの根菜で食べ応えが有ります。ニンジンは甘く、大根は柔らかく口に入れると溶ろけるほど。ゴボウの力強い香りと食感は絶妙です。
煮込んだトマトジュースのコクとサバの旨味があるのでブイヨンなどの出汁いらず。塩とコショウを加えるだけで味が決まりました。旨味たっぷりのスープが根菜にしみて、また、ゴボウの風味がスープに溶けて美味しさ倍増。トマトとサバとゴボウの旨味が溶け合った深みのある美味しさです。
水菜はシャキシャキ食感と香りに加え、鮮やかな緑がトマトの赤に映えて、味わいと彩りを添えてくれました。
ショートパスタのファルファッレは真ん中と両端の部分との厚さが違うので、いつも茹で加減にはちょっと気を使います。普段スープパスタを作る時は、スープにダイレクトにパスタを入れて一緒に煮ることが多いのですが、今回はちょっと厄介なファルファッレ。普通のパスタの時のように、別鍋でファルファッレを茹でてからスープに加えました。後になって気づきましたが、スープパスタでは多少柔らかいパスタでも美味しいので、そんなに気にする必要はありませんでした。せっかく『楽』ができるメニューだったのになあ、と思うとちょっと悔しい気持ちになりました。
今回の出来上がりでは、ファルファッレはほどほどのやわらかさで、スープもほどほど沁みて、自分としては満足のいく仕上がりとなりました。今年も自分に甘いです。
具だくさんなら栄養もたっぷり取れるスープパスタ。お正月明けのちょっと疲れた胃腸をいたわってもくれそう。心も体もホカホカに温めてくれるようで、寒い冬には特にオススメのパスタ。さらには使い途に悩む余り物食材を消化するにも絶好のメニューです。
お正月の余り物食材
毎年お正月明け、我が家の冷蔵庫などで出番を待っている食材は数知れず。お正月用〜主におせち料理用に購入した野菜たちに「早く使え!」と迫られます。普段は余計なものはなるべく買わず、在庫は少なめにと心がけているつもりながら、お正月用となると『足りなかったら困るから』などと、結局在庫を増やす羽目に陥ります。毎年のことなのになぁ。
現在はかなり在庫が減り、すでに消化したものもありますが、主に余っていた食材を挙げると
●根菜類:ニンジン・大根・ゴボウ(煮物・なます用などに購入)
●葉物野菜:白菜(すき焼き用)
●きのこ類:エノキ・シイタケ(すき焼き用)
などでした。
今回のテーマ『スープパスタ』では、上記の野菜を中心に、残りがちな食材で作ったものをご紹介していきます。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回は通常のオイルソースに代わり、ブイヨンベースのパスタです。