メン喰い日和

家庭パスタの食材使いきり節約レシピ

おせち料理・お正月食材の残りもので作るパスタ②七草パスタ

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ご訪問ありがとうございます。

 

食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回はお正月食材として『七草』を使ったパスタです。テーマの残りものではありませんが明日(もう“今日”になってしまいました…)は『七草』なので作ってみました。スミマセン。ご了承下さい。

 

 

★七草のクリームパスタ

材料(2人分)

フジッリ(ショートパスタ)   80g

七草セット          1パック

タマネギ(みじん切り)      1/4個(50g)

鶏もも肉(8㎜角に切る)     50g

(塩、コショウ各少々で下味をつける)

日本酒            大さじ2

鶏ガラスープ(顆粒)      小さじ1/2

水               カップ

牛乳              カップ3/4

生クリーム           カップ1/4

ピザ用チーズ          大さじ4

無塩バター             5g

オリーブオイル          適量

黒コショウ            適量

粉チーズ(お好みで)       適量

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七草の下準備

七草セット:

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すずな(かぶ)、すずしろ(大根)は皮を剥き、5㎜厚のイチョウ切り又は半月切りにする。その他の青菜〜せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ〜は、サッと水洗いしてから水気を切り、粗みじん切りにする。仕上げの飾り用に少し除けておく。

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作り方

  1. 鍋にオリーブオイル、バターの半量とタマネギを入れ、弱火にかけてじっくり炒める。

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    タマネギが色づいてきたら、鶏肉、かぶ、大根を入れて炒める。

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  2. *この辺りでパスタを茹で始める。(袋の表示茹で時間12分を10分で茹でています。)鶏肉の色が白っぽくなり、かぶと大根が透き通ってきたら日本酒を加えて煮立たせる。

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    水を加え、

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    鶏ガラスープを入れ、煮立ったら火を弱めて3〜4分煮る。

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  3. かぶや大根が柔らかくなったら牛乳を入れ、沸騰させないように火力に注意しながら温めるように煮る。

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    パスタの茹で上がる2分くらい前に生クリームを加えて軽く煮詰める。

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  4. 茹で上がったフジッリを鍋に移し、ソースを吸わせるように混ぜながら煮る。

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    ソースに少しとろみがついてきたらピザ用チーズを入れ、黒コショウ少々加えて混ぜ合わせる。

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    火を止めて七草の青菜、

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    残りのバターを入れてザッと混ぜ、

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    お皿に盛り分け、飾り用に除けておいた七草を上にのせて出来上がり。

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    *お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。

前回の『うま煮とペンネの和風グラタン』に引き続きクリーム系。今回はさらに濃厚なチーズクリームなので寒い日には特にお薦めパスタです。ソースに押され七草の風味が後退気味なので、仕上げに生の七草(多分“なずな”)をのせました。シャリシャリとした食感と爽やかな青菜の風味が感じられ、濃厚なソースでも飽きずにいただけると思います。

 

七草がゆ』は、お正月の松の内が明ける一月七日の朝に、早春に生える生命力の強い若菜が入った粥を一年の無病息災を願って食べる、というもので、平安時代から行われていた日本の行事食と言われます。あっさりとしたお粥でお正月のご馳走三昧で疲れた胃を休める、といった意味合いもあるようです。

 

そう捉えると今回アレンジして作ってみた『七草パスタ』はちょっとヘビーかもしれませんね。『七草がゆ』は毎年作りますが、胃がそこそこ丈夫で、かつ味覚が鋭敏ではない身としては、あっさりした『七草がゆ』はどうも物足りなくて、いつも何かとアレンジしたくなってしまいます。ちなみに昨年は『七草リゾット』にしました。

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今回のパスタと違ってクリーム系ではなくブイヨンで煮たもので、鶏肉も入っていませんが、粉チーズをたっぷりかけてからいただきました。

 

アレンジするのもまた楽し。忙しくて朝に食べられなければ昼でも夜でも、翌日でも良し。あまりとらわれ過ぎず、自分なりの方法で日本の行事を楽しみたいと思うのです。

 

 

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

次回はちゃんとテーマに沿って、残りもの食材でパスタを作ります。(予定)