ご訪問ありがとうございます。
食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『タコ』がテーマの第3回は、クリームソースのパスタです。
材料(1人分)
フジッリ(ショートパスタ) 50g
ゆでダコの足(刺身用) 50g
ニンニク(みじん切り) 小さじ1
ショウガ( 〃 ) 小さじ1
タマネギ( 〃 ) 30g
ブロッコリー(小さい小房に分ける)30g
●調味料など
オリーブオイル 適量
無塩バター 5g
カレー粉 小さじ1
白ワイン 大さじ1
薄いブイヨン カップ1/2
生クリーム 大さじ3
塩、黒コショウ 各適量
下準備
タコ:5㎜角くらいの粗みじん切りにする。
作り方
- フライパンにオリーブオイル少量とバター、ニンニクとショウガを入れて弱火にかける。
香りが立ったらタマネギを加えて炒める。
- タマネギがしんなりしたらタコを加えてサッと炒め、
カレー粉を加えて炒め合わせる。
全体が馴染んだら白ワインを加えて煮立たせ、
ブイヨンを加えて煮る。
- 5分ほど煮た時点で、別鍋でパスタのフジッリを茹で始める。(袋の表示茹で時間11分を10分で茹でます。)
途中でソースが煮詰まったらパスタの茹で汁を加える。
- パスタが茹で上がる3分くらい前に、フライパンのソースにブロッコリーを入れ、
茹で汁も少々加えてソースの中で煮る。
ブロッコリーが柔らかくなってきたら潰しながらソースと混ぜ合わせる。
- 茹で上がったフジッリをフライパンに移し、ソースとよく混ぜ合わせる。 生クリームを加えて手早く混ぜ合わせ、 火を止めて塩、黒コショウで味を整える。 お皿に装い、出来上がり。 *いつもながらお好みで粉チーズ。
今回も刻みタコ。時間があったので今回は15分ほど煮てみましたが、期待したほどの柔らかさは感じません。もう少し大きめじゃないと、はっきり違いが出ないのかもしれません。でも以前何度か他の魚介〜エビやイカなどと一緒に刻んで煮込んだ時は、もっと柔らかく仕上がったような気がするんだけどなぁ…。まあ長く煮た分、タコから良い出汁が出たのか、コクがあって美味しく感じました。気のせいかもしれませんが。
今回のように具材のつぶつぶ感があるソースの時は、ショートパスタ、特に今回使ったフジッリがよく合うと思います。深い溝にソースがしっかり絡むので、さらに美味しく感じます。タコとブロッコリーのつぶつぶ感が活きました。フジッリ以外でも、深い窪みがある貝の形のコンキリエなども合いそうです。
初回のトマトソースの時にもフジッリが頭を掠めましたが、その時はスパゲッティの気分だったので使いませんでした。パスタを何種類かストックしておくと選択肢が増えるので、ソースの種類やその時の気分で色々楽しめると思います。私はロングパスタは鉄板のスパゲッティと少し太めで平たいリングイネ(そういえば最近使っていないなぁ)、ショートパスタはこれまた鉄板のペンネと今回使ったフジッリを定番のストックパスタにしています。ごく普通の面子ですが、十分楽しめます。ご参考まで。
夏食材のタコとはいえ、コクのある濃厚ソースはあまり初夏向きではなさそうですが、カレーのスパイシーな風味がちょっぴり夏の方向に引っ張ってくれたかも?とも思います。まあカレーは季節を問わず美味しいんですけどね。タコが主役のシーフードカレー(魚介はタコだけですが)風のパスタ、美味しくいただきました。
タコについて②
タコの栄養と期待される健康効果
高タンパクで低カロリーの『タコ』。健康食材と言われるだけあって、栄養素も色々で期待される健康効果もたくさんあるようです。
①タンパク質: 臓器、血液、筋肉、髪や爪など体の組織を作る
→成長・発達・健康維持、免疫力向上、生活習慣病予防
→皮膚や粘膜の健康維持=美肌や美髪・育毛および発毛効果、
その他成長促進、老化防止、疲労回復など
③ビタミンB 12:脳神経や脳細胞の再生を促す→自律神経失調症や不眠症の改善
赤血球中のヘモグロビン生成補助→貧血予防
④ビタミンE:抗酸化作用(細胞を健全に保つ)→血管の健康維持、老化防止
肝細胞を再生、解毒作用を高める→肝臓病予防
体内の老廃物の除去を助ける→疲労回復や眼病予防
⑥ナイアシン(ビタミンB群の一種):糖質、脂質、タンパク質の代謝・合成を補助
→皮膚や粘膜の健康維持
アルコールを分解→二日酔い防止
などなど。タコも栄養素がぎっしり詰まった優れモノ、のようです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は和風パスタの予定です。