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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回はおせち料理で残った『数の子』を使ったパスタです。
★数の子と水菜のスパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
数の子(漬けたもの) 1本
数の子の漬け汁 大さじ4
水菜 1/2株
ニンニク(潰す) 1/2片
オリーブオイル 適量
下準備
①数の子:水気を切り、おろし金で粗く磨りおろす。
②水菜:4〜5㎝長さに切る。飾り用に葉の部分を少し除けておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイル(多め)とニンニクを入れて弱火にかける。ニンニクの香りが立ってきたらスパゲッティを茹で始める。(表示の茹で時間9分を8分で茹でています。)
- ニンニクが色付いたらパスタの茹で汁お玉半分、
数の子の漬け汁を加え、
フライパンを揺すりながらオイルと馴染ませる。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンに移し、
ソースとよく混ぜ合わせる。
- 全体が馴染んだら火を止め、磨り下ろした数の子の半量と水菜を加え混ぜ合わせる。
お皿に盛り分け、残りの数の子と除けておいた水菜の葉を散らして出来上がり。
数の子をパスタに使ったことがなかったのでイメージが湧かず、数年前、某デパートで催された『イタリアンフェア』でパスタを購入した際に頂いた、商品案内パンフレットに掲載されていた『ボッタルガ(からすみ)のパスタ』のレシピを参考に、アレンジして作ってみました。
ちなみにレシピは『「ラ・ベットラ」落合シェフのレシピ』との記載有り。参考レシピは“アーリオオーリオ・ペペロンチーノ”がベースだったので味は違いますが、美味しくならないはずがない=失敗は許されない、と、ちょっと気合が入ります。
数の子はボッタルガほどの塩気はないので、漬け汁をソースに加えました。数の子は自家製で、今年のおせち料理で残った最後の一本。最初の気合いはどこへやら『失敗したらどうしよう』と、ちょっと弱気。おろし金ですりおろす時は『私はなんて“勿体無い”ことをしているんだろう?』と、ちょっと罪悪感。数の子の身が柔らかいので磨りおろす先からバラバラ、ボロボロと崩れて行くのを見て、ちょっとオロオロ…。ここで開き直り。きっと美味しくなるさ♪(北海道弁?)あまり気にせずほどほどのおろし具合(ほぐし具合)で済ませました。
漬け汁は、一番出し(カップ2)に日本酒と薄口しょうゆ(各大さじ3)、みりん(大さじ1+1/2)を加えて煮て、粗熱が取れたところで塩少々加えてそのまま冷ましてから、塩抜きした数の子をつけたものです。見た目よりもしっかりした味です。何か他の料理にも使えそうなので、瓶に移し替えて保存中。何に使おう?
仕上がったパスタは、同じ魚卵の『たらこ』や『明太子』のスパゲッティよりあっさりとした感じです。数の子ならではのプチプチした食感が良く、大変美味しかったです。失敗しなくて良かった〜と、ホッと胸を撫で下ろし。シャキシャキした水菜も良いアクセント。水菜の爽やかな香りもご馳走になりました。食べている途中でごま油を少しかけてみたところ、またそれも美味しかったです。
材料も少なく、簡単で、かつ美味しく出来上がると思います。まだご自宅に残った数の子があったなら、良かったら是非お試しください。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
松の内も過ぎて我が家のおせち料理の残りもゼロになりましたので、おせち料理のリメイクはこれで終了します。お正月気分ともお別れです。
次回はテーマが変わりますが、おせち料理は無くなったもののお正月用に購入した食材が残っているので、残りものを利用しながらパスタをご紹介したいと思っています。