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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。今回の食材テーマは『シーフードミックス』です。第１回はトマトソースのパスタです。
★シーフードミックスのスパゲッティ・マリナーラソース風
材料（２人分）
スパゲッティ １２０g
シーフードミックス（冷凍） １/２袋（約７０g）
ニンニク（みじん切り） １/２片
タマネギ（ 〃 ） １/４個（約５０g）
アンチョビー（ 〃 ） ２枚
黒オリーブ（ 〃 ） 小さじ１くらい
白ワイン 大さじ２
トマトソース 大さじ５〜６
イタリアンパセリ（乾燥） 小さじ２＋α
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
シーフードミックスの下準備
①１/２袋分のシーフードミックスをボウルに入れ、流水にさらす。
＊流水にさらしている状態がうまく撮れなかったので、ボウルに入ったものを撮影。
②外側の氷が溶けたらボウルから取り出し、ペーパータオルなどで水気を取る。
③エビは背ワタが残っていたら取り除き、４〜５㎜角に刻む。イカも同様の大きさに刻む。
＊シーフードミックスは冷凍のまま使うことができますが、個人的にはエビの背ワタがどうしても気になってしまうので、いつも半解凍の状態でエビの背ワタを取り除いてから調理しています。
上記の下準備は、今回のテーマ『シーフードミックス』のパスタ全てにおいて共通となります。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが出てきたらタマネギを加えて炒める。タマネギがしんなりしてきたら黒オリーブとアンチョビーを入れて炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら、刻んだシーフードミックスを加えてサッと炒め合わせる。白ワインを加えて強火で煮詰め、パスタの茹で汁お玉２杯、トマトソース、イタリアンパセリ小さじ２を加えて弱火で煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンのソースに加えてよく混ぜ合わせ、味をみて塩、コショウで整える。火を止めてオリーブオイル少量を加えてザッと混ぜ、お皿に盛り分け、イタリアンパセリを散らして出来上がり。
『マリナーラ（海の）ソース』とは、ざっくり言うとアンチョビー入りのトマトソースで、魚介類が入った料理にぴったりの磯の香りが漂うソースです。『マリナーラソース“風”』としたのは、レシピによっては赤唐辛子を入れるものなどもあり、さらに今回のパスタでは黒オリーブも加えてアレンジしているため“風”としました。
シーフードを刻んだことで魚介の旨味がより一層ソースに加わった感があります。思い込みかもしれませんが。具材はシーフードミックスのみとシンプルながら、黒オリーブを加えたコクのあるソースで、ご馳走感を味わえるひと皿だと思います。
美味しいです。良かったら試してみてください。
７月に入ったので夏野菜をテーマにと思っていましたが、何故かシーフードミックス。我が家では夏によく使う食材なので、なんとなく選んでしまいました。
冷凍のシーフードミックスは解凍してみると意外と少量。さらには加熱すると予想以上に縮むので、量をケチって使うと見た目が大変寂しくなってしまいます。普段から刻んで使うことが多いのですが、理由は２つ。１つは少ない量で如何に存在感を持たせるか考えたのと、もう１つは、噛む力が低下してきている我が家の高齢者にも食べやすくかつ美味しく味わってもらいたいためです。
刻むとソースと一体化して量の少なさも気にならず、ボリュームのあるソースになるので、個人的にはかえって食べ応えを感じます。シルバー世代にも食べやすい優しい具材に変身です。
シーフードミックスにはアサリなどの貝類が入ったものなど様々な種類がありますが、刻んで使うことを前提に、扱いやすい魚介２種類のみの『えび・いかミックス』を使っています。２人分のパスタ４種類で２袋を使用する計算です。いつもよく購入する『えび・いかミックス』は１袋１６０gで税込３２１円。冷凍の魚介類はちょっと割高だなぁと思いますが、価格が安定しているし、使い勝手が良いので重宝します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタです。
