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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『絹さや』がテーマの第3回はクリームソースのパスタです。
★絹さやと春野菜のフジッリ
材料(2人分)
フジッリ(ショートパスタ) 100g
絹さや(斜め半分に切る) 15枚くらい
ニンニク(潰す) 1/2片
タマネギ(みじん切り) 1/4個(50g)
春ニンジン(4〜5㎜角に切る) 30g
春キャベツ(2〜3㎝角に切る) 1枚(70g)
鶏ひき肉 50g
イタリアンパセリ(粗みじん切り) 1枝
白ワイン 大さじ2
生クリーム 1/2カップ
無塩バター 5g
粉チーズ 大さじ2+適量
オリーブオイル 適量
塩、黒コショウ 各適量
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタマネギを加えて炒め、タマネギが透き通ってきたらニンジンを加えて炒める。
- ニンジンに油がまわったらフライパンの空いたところに鶏ひき肉を入れ、軽く塩、コショウを振って焼き、片面に焼き色がついたら裏返して粗くほぐしながら全体を炒め合わせる。
- 全体が馴染んだら白ワインを加えて強火で煮立たせ、パスタの茹で汁お玉1杯強、イタリアンパセリの半量を加えて火を弱めて煮る。
- ソースが少し煮詰まったらキャベツを加えてザッと混ぜ、蓋をして2〜3分蒸し煮にする。水分が足りなければパスタの茹で汁を適量加える。パスタが茹で上がる2分前くらいに絹さやを加えて混ぜ合わせる。
- 絹さやが全体に混ざったら生クリームを加えて軽く煮詰める。
- 茹で上がったフジッリをフライパンに移し、バターも加えてよく混ぜ合わせる。フジッリがソースによく馴染んだら、味を見て塩、黒コショウで味を整える。火を止めて粉チーズを加えてザッと混ぜてお皿に盛り分け、残りのイタリアンパセリを散らして出来上がり。
*お好みで粉チーズをかけてお召し上がりください。
もう7月。季節は夏に入るのでちょっと時季外れの感もありますが、作った時は春らしい雰囲気のパスタにしたかったので、冷蔵庫にある野菜の中から春キャベツと春ニンジンを選んで合わせました。彩りよく仕上がったと思います。キャベツは内側の葉だったので白っぽくてあまり目立ちませんでしたが、絹さやの緑が映えました。
蒸し煮にしたキャベツとニンジンの甘みと食感が穏やかなので、シャキシャキした絹さやの食感と風味が引き立ちます。
野菜の素朴な甘みと鶏ひき肉の軽い旨味が溶け込み、あっさりしつつもコクのある味わいのクリームソースに仕上がりました。ピリッとした黒コショウが甘さを引き締めて食欲もそそります。
クリームソースと絹さやの相性が良いのは、彩りだけではなく、絹さやの風味も生かされるからなのだと思います。クリームシチューの具材に絹さやがよく使われることに今更ながら納得です。
モチモチ食感のパスタ、フジッリの溝にソースがしっかり絡みます。キャベツと鶏ひき肉のボリュームも有り、食べ応え十分のパスタです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回は和風パスタです。