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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。トウモロコシがテーマの第4回は、和風パスタです。
★トウモロコシと枝豆のパスタ
◆材料(2人分)
フジッリ 100g
茹でトウモロコシ 50g
枝豆(茹でたもの) 50g
豚ひき肉 80g
ショウガ(みじん切り) 薄切り3枚分
無塩バター 5g
日本酒 大さじ2
みりん 小さじ1
しょうゆ 小さじ1+1/2
オリーブオイル 少量
*写真にある大葉は、気が変わって使いませんでした。
◆作り方
- フライパンにごく少量のオリーブオイルを引き、豚ひき肉を入れて弱めの中火でほぐしながら炒め、火が通ってきたら余分な油を拭き取って、ショウガを加えて炒める。
- トウモロコシと枝豆とバターの半量を加えて炒め合わせ、全体に油が回ったら日本酒、みりん、パスタの茹で汁お玉2杯加え、煮立ったら火を弱めて煮詰める。
- 茹で上がったフジッリをソースに加えて混ぜ合わせ、残りのバターを加え、しょうゆを鍋肌から加えて火を強めてざっと炒める。お皿に盛り分けて出来上がり。
『ほんのりしたバター正油味』にするつもりだったのですが、少量にも関わらずバターの風味が思っていたより強くなりました。青じそをのせる予定でしたが、バターの味とケンカになるような気がしたので止めました。最後に加えた正油も効いていて、意外と『しっかりバター正油味』になりましたが、ショウガの風味が濃厚さをセーブしてくれていると思います。
トウモロコシの甘みがあるので、ソースにはみりんを少々加えた程度にしましたが、もう少し甘みがあっても良かったかもしれません。
ちょうど前日、我が家のミニ家庭菜園で枝豆を収穫し、茹でていたので加えてみました。トウモロコシとの色と食感の取り合わせも良いように思いました。
見た目地味ですが味はしっかりめ。お腹に溜まる(?) 穀物(トウモロコシ)と豆類で、少量ながらも食べ応えのあるパスタです。
★大通公園『とうきびワゴン』
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、札幌の観光名所のひとつ、大通公園では毎年4月から10月にかけて『とうきびワゴン』が登場します。(前にもお話ししましたが『とうきび』とは『トウモロコシ』の北海道の方言です。)焼きとうきび、茹でとうきびの2種類あり、どちらも美味しいのですが、焼きとうきびのしょうゆベースの甘く香ばしいタレの香りに誘われます。香りも風物詩といえそうです。
もう長い間、この焼きとうきびを食べていませんが、子供の頃は大通公園に来るたびに、ねだって買ってもらったものでした。普段は屋外でものを食べることを良しとしない親も、焼きとうきびだけは嫌な顔をせず買ってくれました。大人も子供も、あの焼きとうきびの香りの誘惑には勝てないようです。
大変美味しい焼きとうきびの、あえて欠点を挙げるとすると、どこも汚さずに食べ切ることは難しいという点だと思います。焼きとうきびの焦げた部分や甘いタレが、必ず口の周りについてしまいます。前歯に黒い焦げが付いて、ちょっと間の抜けた笑える顔になることもあります。手もベタつきます。それをわかっていても、みんな買って、食べてしまいます。美味しいんです。
いつでも美味しいとうきびですが、7月下旬あたりからは露地物のとうきびが使われるようなので、さらに美味しく新鮮なとうきびを味わうことができるようです。この時期に札幌にいらっしゃる機会がある方は、是非、大通公園のとうきびワゴンにお立ち寄りの上、旬のとうきびを味わって下さい。
またまたトウキビ話で失礼致しました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回は食材テーマが変わります。
明日は日曜日。皆様どうぞ良い1日をお過ごし下さい。