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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『秋鮭』がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
★秋鮭とホウレン草のレモン風味スパゲッティ
材料(2人分)
スパゲッティ 120g
生秋鮭(切身) 1/2切れ(約70g)
ニンニク(みじん切り) 1片
タマネギ(薄切り) 1/4個(約50g)
マッシュルーム(7〜8㎜幅) 2個
ホウレン草 2株(約60g)
イタリアンパセリ(みじん切り)適量
ケッパー 小さじ1+1/2
白ワイン 大さじ1
レモン汁 小さじ2
バター 5g
オリーブオイル 適量
塩、コショウ 各適量
小麦粉 適量
下準備:
①鮭:皮を取り、あれば骨を抜いてそぎ切りにし、塩コショウを振っておく。焼く前に表面に薄く小麦粉をまぶす。
②ホウレン草:塩少々を加えた熱湯で1分下茹でするか、または薄い塩水にくぐらせてからラップに包んで電子レンジで30秒加熱する。どちらの場合も冷水に取り(電子レンジの場合はラップごと冷水に入れてボウルの中で外すと扱いやすいです。)、水気を絞って3〜4㎝長さに切る。
作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタマネギとイタリアンパセリを入れて炒める。タマネギがしんなりしたらケッパーを加えて炒めながらフライパンの端に寄せ、空いたところにマッシュルームを入れて塩ひとつまみ振って焼く。
*フライパンを火元からずらし、タマネギの部分にはあまり火が当たらないようにして焦げ付きを防いでいます。
- マッシュルームに焼き色がついたら裏返してタマネギの方に加え、空いているところに鮭を入れて焼く。鮭にカリッと薄く焼き色がついたら裏返し、裏面もサッと焼いてから全体を炒め合わせ、白ワインを振って強火で煮立たせる。
- 白ワインのアルコールが飛んだらパスタの茹で汁お玉1杯入れ、煮立ったら火を弱めて煮る。全体を煮詰め、パスタの茹で上がり少し前にレモン汁小さじ1杯入れてサッと煮る。
- 茹で上がったスパゲッティをフライパンのソースに加えて混ぜ合わせ、水分が足りなければ茹で汁を適量加えて濃度を調整する。茹でたホウレン草とバターを加えてざっと混ぜ、塩、コショウで味を整える。火を止めて残りのレモン汁小さじ1とオリーブオイルを少々加えて軽く混ぜ合わせ、お皿に盛り分けて出来上がり。
鮭と相性の良いケッパーとレモンの風味が爽やかな、さっぱりとした味わいながら、タマネギの甘みとバターの風味がコクを加えてくれます。
軽く下茹でしたホウレン草は最後に加えて程よい食感を残しました。ホウレン草を加えることで彩りもよく、カルシウムたっぷり、栄養たっぷりのヘルシーな一皿になったと思います。
ふんわりとした柔らかな食感は生鮭ならではの美味しい要素のひとつ。あまり焼きすぎるとパサついてしまうので、ふっくらとした仕上がりになるように、鮭の焼き時間とパスタを茹でるタイミングにはいつもより少し気を使いました。
今回のスパゲッティの茹で時間は約8分。鮭をフライパンに入れるのと同じタイミングでパスタを茹で始めて、奇跡的に(?)ちょうど良く仕上がりました。ご参考まで。
“たかが” 家庭料理のパスタですが、せっかくなら美味しく作り、美味しく味わいたいもの。その時々にもよりますが、自分の経験として、とりあえずはパスタを茹でる前にソースを先に完成間近にしておくと『焦らず慌てず』パスタを仕上げることができると思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタです。