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食材使い切りの節約術で作る家庭パスタ。今回の食材テーマはアスパラです。
★アスパラ王国北海道
美味しいアスパラの生産地は北海道に限りませんが、それでもこの季節、スーパーに並ぶのは旬真っ只中の北海道産のアスパラがほぼ100パーセント。全国一のアスパラ生産量を誇る北海道です。道産子としては、お待ちかねの季節の到来です。
毎年4月に入るとアスパラのギフト商戦が始まります。スーパーのチラシにはギフト用アスパラの情報が掲載され、店頭にはご案内のパンフレットも置かれます。
我が家では数年前から、自分たち宛にもギフト用のアスパラを注文するようになりました。北海道にはアスパラの産地がたくさんあるので、お試しで毎年違う産地のアスパラを選んでいます。どこの産地でも美味しいし、実際は味の違いなんてわからないんですけれどね。
人気の産地の露地アスパラは数量限定。収穫量の少ない貴重な極太アスパラはすぐに完売してしまうので、4月の宣伝が始まると同時に申し込むようにしています。入荷するのは5月末から6月にかけてなので、ほぼ2ヶ月、キリンのように首を長くして待つことになります。
今年は札幌近郊の長沼町の農家さんのアスパラを注文しました。予定通り5月末の5月31日に届きました。アスパラは鮮度が命。新鮮なうちに口にしたいところですが、困ったことがひとつ。数日前、ご近所の方から「知り合いの農家さんからたくさん頂いたのでお裾分け」と、これまたたくさんのアスパラを頂いたのです。
固めに茹でて冷凍保存できますが、やはり食感や風味が生のもののようにはいかないので、湿らせた新聞紙で包み、冷蔵庫に立てて保存しながらせっせと使っているところです。パスタを始め、サラダ、おひたし、ソテー、卵とじなど、毎日アスパラが食卓に上ります。あと1回パスタを作ればちょうど使い切ることができそうです。
★アスパラとベーコンのペンネ
◆材料(2人分)
ペンネ(ショートパスタ) 100g
アスパラ 4本
厚切りベーコン(1㎝幅の棒状に切る)50g
エリンギ(大) 1/2本
(長さ半分に切り、それぞれを4〜5等分に手で裂く)
ニンニク(みじん切り) 1/2片
白ワイン 大さじ2
トマトソース 大さじ4
無塩バター 5g
オリーブオイル 適量
粉チーズ 適量
塩 適量
◆アスパラの下準備
①根元の固い部分を切り落とし、下から2㎝くらいをピーラーで剥いておく。ハカマ(ガク)は包丁で取り除く。
②バットなどに塩を加えた水を入れて、アスパラを15〜20分浸しておく。
③鍋やフライパンにお湯を沸かし塩を加え、アスパラを1分茹でる。
④茹で上がったら冷水にとり、ペーパータオルなどで水気を拭き取ってから、4㎝長さの斜め切り(ペンネと同じような長さと形)にする。
◆作り方
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらベーコンを入れ、ベーコンから脂が出てきたらエリンギを入れ、塩少々を振って火を少し強め、エリンギに軽く焼き色が付いたら全体を炒め合わせる。
- アスパラを加えてさっと炒め、白ワインを加えて強火で煮立て、アルコールが飛んだらパスタの茹で汁お玉2杯とトマトソースを加え、煮立ったら弱火で煮る。
- 茹で上がったペンネを加えてソースと混ぜ合わせ、火を止めてバターを加えてざっと混ぜてからお皿に盛り分けて出来上がり。好みで粉チーズを振る。
外観をすっきり仕上げようと、具材をすべてペンネと同じ長さに揃えました。見た目も良く、食べやすくもなりました。
アスパラは中くらいの太さのものだったので下茹でしてから加えました。細いものを使うときは、いつも生のまま加えています。個人的には固めのアスパラが好きです。少し固めの方がアスパラらしい風味が生きて美味しく感じます。
バターを加えてコクを持たせましたが、オリーブオイルでさらっとまとめても美味しいと思います。
トマトソースが作りたてだったので、ひときわ美味しく感じた一皿です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
次回はオイルソースのパスタの予定です。