こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
食材使いきりの節約術で作る家庭パスタ。今回のテーマ食材はタケノコです。
新しい食材テーマに移る前の先週末、何かの大皿パスタをご紹介したかったのですが出来ませんでした。
更には新テーマも一日遅れ。面目次第もありません。反省。
★春はタケノコ
春が旬の野菜といえば、まず第一番にタケノコが思い浮かびます。
昔、福島に住んでいた親戚が、毎年春になると大きなタケノコを送ってくれていたので、春はタケノコとともにやって来るもの、と思っていました。
その親戚が北海道に引っ越してきて、もうタケノコの来訪で季節を感じることが無くなってしまいました。親戚に会いやすくなったのは喜ばしいことながら、ちょっと残念で寂しい気がします。
昨年の春先に、スーパーで水煮パックの国産タケノコが安売りされているのに遭遇。お正月用の売れ残りだったのか賞味期限が間近に迫っているもので、値段は中国産とほぼ同じ。福島産の旬の採れたてタケノコではないけれど、国産だものいいじゃないか!と、なんだか強気になって、思わずたくさん買ってしまいました。ほぼ全て、パスタに使ってみました。普段は勿体なくてなかなか買う気になれない食材を使いきり。贅沢三昧をした気分に浸りつつ、なんとなく罪悪感を持ってしまうのは、貧乏性の為せる業。
さて今年はどこかで安売りしてるかなと、買い物の度にチェックしていたところ、出会いました。『大特価!国産水煮タケノコ』。心の中で欣喜雀躍。昨年写真に撮らなかった調理工程を撮影するチャンス到来。前に作ったものを多少アレンジして、今回新たに作ってみました。
長い前置きでした。
★タケノコのミント風味トマトソーススパゲッティ
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
水煮タケノコ 60g(1/2ホール)
ミントの葉 1パック(5~6枝)
ニンニク(潰す) 1/2片
トマトソース 大さじ5~6杯
塩、コショウ 各適量
オリーブオイル 適量
粉チーズ(お好みで) 適量
●作り方
*下準備:水煮タケノコは熱湯でサッと茹でする。(既に煮てあるのでそのまま使えますが、何となく匂いが気になるので、熱湯に潜らせています。) 水気を切り、穂先はくし形に、根元は5㎜厚に切っておく。ミントの葉は飾り用に少し取っておく。
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタケノコを入れて軽く塩、コショウをして焼く、
- タケノコに軽く焼き色がついたらトマトソース、パスタの茹で汁お玉1杯~加えて煮る。
- 茹で上がったスパゲッティを入れて火を止め、ミントの葉を入れてサッとひと混ぜしてお皿に盛り分け、飾り用に除いておいたミントの葉を載せて出来上がり。
*お好みで粉チーズを振ってお召し上がり下さい。
タケノコの食感はカルチョーフィ、つまりアーティチョークの食感と似ている気がします。はっきりと断言するほど口にしたことはないのですが、初めてアーティチョークを食べた時に『タケノコみたい』と思った記憶があったので、そこでタケノコをアーティチョークに見立てて料理するのも一興と、プチ・チャレンジ。
今回のパスタは、イタリアの料理本にアーティチョークとミントを合わせた野菜料理が載っていたのを見つけ、パスタソースとしても使えると書いてあったので、試してみたものです。
これまでに2度作った事がありましたが、満足できる仕上がりではなかったので、今回3度目の試みで材料と分量及び工程をアレンジして作ってみました。
ミントはすぐに火が通ってしまうので最後に火を止めた状態で加えましたが、火通りが速くてか出来上がりは色は黒ずみ形はしんなり。ですが見た目に反し、味良く香り良く、あら美味しい。ミントはもっとたくさん入れても良いくらいでした。ミントの甘く爽やかな香りが新鮮な美味しさです。
タケノコとミントとトマトソース。もっと美味しくできる分量の割合があるだろうと思いますが、今のレベルとして合格点をつけました。
『自分に優しく』をモットーにしています。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
次回はオイルベースのパスタの予定です。