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食材使いきりの節約術で作る家庭パスタ。ホウレン草がテーマの第2回は、オイルソースのパスタです。
★ホウレン草とコーンのスパゲッティ
●材料(2人分)
スパゲッティ 120g
ホウレン草 1/4束(2~3株 約80g)
コーン 50g
薄切りベーコン 1枚半(3㎝幅に切る)
ニンニク(叩いて潰す)1/2片
タマネギ(スライス) 1/2個
白ワイン 大さじ1杯
無塩バター 5g
イタリアンパセリ 1本(みじん切り)
オリーブオイル 適量
●作り方
- ホウレン草は葉と茎を分けて、3~4㎝長さに切り、水に浸けておく。
- フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて弱火にかけ、香りが立ってきたらタマネギとベーコンを入れる。
- タマネギが透き通ってきて、ベーコンから脂が出てきたら、コーンを加えて炒め合わせる。
- 白ワインを入れて火を強めて煮立たせ、パスタの茹で汁をお玉2杯加えて煮る。
- スパゲッティの茹で上がり2~3分前にホウレン草の茎を入れ、茹で上がり少し前に葉を入れて炒め合わせる。
- 茹で上がったスパゲッティと無塩バターを加えてよく混ぜ合わせ、ソースの水分が足りなければ茹で汁を加えて調整し、味をみて必要なら塩を加えて味を整え、お皿に盛り分けイタリアンパセリを振りかけて出来上がり。
*お好みで粉チーズを振ってお召し上がり下さい。
見た目、なんだか夏っぽいパスタ。実は夏に作りました。コーン~トウモロコシは缶詰でいつでも手に入りますが、北海道で露地ものが出回るのは8月頃、旬の甘さは格別です。
お店で『朝採れトウモロコシ!』なんて表示を見た時には、迷わずカゴに入れて連れ帰り、すぐさま茹でて、アツアツをいただきます。
たくさん買った時は、茹でた後に芯から実を外して、小分けにしてラップに包んで冷凍庫で保存。冬場のクリームシチューなどで大活躍します。
ちなみに北海道ではトウモロコシは『とうきび』と呼ぶのが一般的。どうやら方言らしいのですが、この呼び名が方言だとはずっと知りませんでした。
ある時、関東地方出身の人たちとの会話中、どんな話題だったかよく覚えていませんが、私が『とうきび』云々を言っていると、首をかしげて聞いてきたのは“『とうきび』って何?”でした。
こちらもキョトン。“『とうきび』って何?”って何?
相互理解まで、しばし時間がかかりました。
狭いと思っていましたが、日本もそこそこ広い国なのかもしれません。
今週のテーマはホウレン草!『とうきび』ではありません。失礼いたしました。
ホウレン草と『とうきび』は、よく合う食材だと思います。とうきびとホウレン草の甘さが重なって、旨みが倍増する気がします。ベーコンの塩気とバターの風味も野菜の甘さを引き立ててくれるようです。
昨日のクリスマスイブ、ここ北海道は日暮から静かに雪が舞い落ちる、ホワイトクリスマス。なかなかロマンチックな風景でした。
ちらちら降る雪を横目に、私は防寒対策に昔のスキーウェアに身を包み、雪掻きに励んでおりました。ロマンチックとは程遠い日常です。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
次回はクリームソースのパスタをご紹介する予定です。