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食材使い切りの節約術で作る家庭料理のパスタ。『ホワイトアスパラ』がテーマの第３回は、クリームソースのパスタです。
★ホワイトアスパラとベーコンのペンネ
材料（２人分）
ペンネ（ショートパスタ） １００g
ホワイトアスパラ（２L） 3本
タマネギ（スライス） ６０g
厚切りベーコン ６０g
ホウレン草 ５０g（１株）
●調味料など
オリーブオイル 少量適量
無塩バター ５g
アスパラの茹で汁 お玉２杯くらい
生クリーム １/４カップ
粉チーズ 大さじ１
黒コショウ 適量
下準備
①ホワイトアスパラ：
＊前回より太めの２Lサイズのアスパラ。
（購入後すぐに全部は使わないため、まとめて茹でておきました。以下の工程は前回と同様です。）
１）下処理：水洗いし、根元の硬い部分を切り落とし、穂先５㎝から下をピーラーなどで剥く。穂先近くはなるべく薄く、根元近くは少し厚めに剥く。切り落とした根元と剥いた皮は取っておく。
＊根元近くは少し厚めに剥きます。
２）下茹で：大きい鍋又は広口のフライパンにお湯を沸かし、沸騰した湯に塩とレモン汁（又は酢）を少々を入れた中にホワイトアスパラを入れて２〜３分茹でる。出汁になるので切り落とした根元とピーラーで剥いた皮も入れる。＊レモン汁や酢を加えると白く綺麗に茹で上がります。
３）茹で上がったら火を止め、そのまま茹で汁の中で少し冷ましてから取り出す。水気を拭き取り、長さ５等分に切る。（茹で汁は出汁にとっておく。）
＊すぐに使わない場合はフリーザーバックに入れて冷凍できます。解凍する際は自然解凍。
②厚切りベーコン：１×２㎝の棒状に切る。
③ホウレン草：きれいに洗ってラップに包み電子レンジで30秒加熱。ラップごと冷水に取り（熱いので）水洗いしてから水気を切り、4〜5㎝長さに切っておく。
作り方
- フライパンにオリーブオイル少量と無塩バターを入れて温め、タマネギを弱火で炒める。
タマネギが透き通ってきたら、別鍋でペンネを茹で始める。（袋の表示茹で時間13分を12分で茹でます。）
- タマネギがしんなりしてきたらフライパンの端に寄せ、空いたところにベーコンを入れて焼く。
ベーコンがこんがりしてきたらタマネギと炒め合わせ、
ホワイトアスパラの茹で汁お玉２杯くらい入れて煮る。
- ペンネが茹で上がる1〜2分前に、フライパンにアスパラを加えて煮る。
- 茹で上がったペンネをフライパンに移し、
ソースを吸わせるようによく混ぜ合わせる。
下茹でしたホウレン草を加えて混ぜ合わせ、
黒コショウ、生クリームを加えて手早く混ぜ合わせる。
粉チーズを加えて火を止めてざっと混ぜ、
お皿に盛り分けて出来上がり。
＊お好みで追いチーズ。
ホワイトアスパラよ、何処へ？
ペンネと色と形が同化して、見た目わかりません。穂先の部分を上に飾って、なんとか存在がわかるようにしました。食べればわかるんですけどね…。
今回使ったホワイトアスパラは太いものだったので分量は3本にしましたが、３本だと穂先も当然3本なわけで、盛り分けると不公平感(?)がありました。ケチらずもう1本入れても良かったかもしれません。
それにしてもホワイトアスパラの甘いことといったら！口に入れる度にその美味しさをしみじみ感じました。グリーンアスパラは太さによってそれぞれ食感や味わいの違いが楽しいのですが、ホワイトアスパラはやはり太いものの方がより美味しいと実感しました。
共演はベーコン。王道の黄金の組み合わせです。美味しくないはずはなく、生クリームでホワイトアスパラのクリーミーさも増し増しに感じます。ちょっと春らしさからは離れるかなと思いつつも彩りに加えたホウレン草も甘く美味しく、今回も自己満足のひと皿。美味しくいただきました。
ホワイトアスパラは下準備にちょっと手間と時間がかかりますが、準備してしまえば後の調理はお手軽です。旬の美味しい季節です。機会があったら、よかったらお試しください。
ホワイトアスパラについて③
ホワイトアスパラの主な栄養と期待される健康効果
グリーンアスパラに比べるとホワイトアスパラは日光に当たらない分、栄養価はちょっとダウン〜半分くらい？。それでも含まれる栄養素は同じなので、簡単ですがご紹介してみます。
①食物繊維：整腸作用→便秘解消
②βカロチン：抗酸化作用・免疫力を高める→老化防止・生活習慣病予防・ガン予防など
③ビタミンC：コラーゲン生成促進→皮膚や粘膜の健康維持、美肌効果
グリーンアスパラほどの栄養価はないながら、瑞々しく柔らかく、優しい味わい、まろやかな甘み、口当たりの良さなどなど、ホワイトアスパラは魅力いっぱいの美味しい野菜。旬の今しか味わえない生のホワイトアスパラ、もう少し楽しみたいと思います。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回は和風パスタです。
